人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

的中は福島記念だけ

2023-11-12 18:40:17 | Weblog

 昨日、嬉しいニュースが飛び込んだ。入門15年以下の東西の若手落語家で争う「NHK新人落語大賞」が行われ、12年目の桂慶治朗(39)が優勝した。予選を勝ち抜いた5人によって競われ、慶治朗は「いらち俥」をアレンジし、爆笑を誘った。優勝の瞬間は涙を潤ませ、大会後の会見で「本当にうれしいの一言です。師匠に入門させていただいて、落語家になれて、今までやってきて本当によかった思います。いろんな方に感謝の気持ちを伝えたいです」と心境を語った。
 この桂慶治朗だが、高校卒業後3年間はフリーターで資金をため、1年間予備校に通って、甲南大学入学。4年で卒業後、不動産業に勤めたが、ある日突然「落語家になろう」と思いつき、2年で退社し、2012年に桂米團治の門をたたいた苦労人。で、なぜ僕にとって嬉しいニュースかというと、この慶治朗君は大学時代の親友の姪のご主人なのである。偶然この放送を観ていたが、俥の乗る客のいらち具合が見事に表現できていて本当に面白く仕上がっていた。50点中49点という高得点がそれを示している証拠。ただ落語の世界は深く厳しい。是非この受賞をきっかけに大看板に羽ばたいてほしい。頑張れ慶治朗!

 ゴルフの話題。国内女子ツアー《伊藤園レディスゴルフトーナメント》最終日。単独首位から出た西郷真央が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、後続に3打差をつける通算16アンダーで逃げ切った。昨季終盤からのショットの不調を乗り越えての今季ツアー初優勝。圧倒的な強さを見せた2022年シーズンの5月《ブリヂストンレディスオープン》以来となる通算6勝目を挙げた。13アンダー2位に木村彩子。12アンダー3位に鈴木愛、エイ・ハナ、吉田優利、蛭田みな美の4人が並んだ。鈴木と同じく2位から出た小祝さくら、ささきしょうこ、森田遥と並ぶ11アンダー7位。アマチュアの中嶋月葉 (岡山・作陽学園高1年)が9アンダー10位となり、ローアマに輝いた。年間女王レースのメルセデスランキング3位・岩井明愛は7アンダー20位、昨年大会優勝者で同ランク1位の山下美夢有は4アンダー33位となった。久しぶりに強い西郷が戻ってきた。このあと、西郷は米国のQTにも挑戦するが、いいきっかけになったのではないか。天晴れ!

 国内男子ツアー《三井住友VISA太平洋マスターズ》最終日。単独首位から出た今平周吾が2バーディ、2ボギー「70」で回り、通算12アンダーで逃げ切った。開幕戦《東建ホームメイトカップ》以来の今季2勝目、通算9勝目を挙げた。1打差2位にプロ4年目で25歳の吉田泰基。通算6アンダー3位で賞金ランキング2位の金谷拓実、市原弘大、杉原大河が続いた。ランク1位の中島啓太は通算2アンダー20位、前年大会覇者の石川遼は通算4アンダー9位。ツアー通算31勝の片山晋呉は通算5アンダー6位で、今季初のトップ10入りを果たした。2021年覇者の谷原秀人は通算1アンダー23位。今季《日本オープン》覇者の岩崎亜久竜は通算7オーバー57位で終えた。こちらも強い今平が帰ってきた。吉田も頑張ったが、とにかくショットの引き出しの差が大きい。パターさえ入れば賞金王時代の強さが戻ってきそう。天晴れ!
 米国女子ツアー《アニカdriven byゲインブリッジatペリカン》3日目。首位と2打差の2位から出た勝みなみは6バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「68」でプレーし、通算12アンダーとした。6打差8位に後退したものの、来季のシード確保と米ツアー初優勝を視野に最終日に臨む。ティショットを左に曲げた出だしの1番でミスが重なりトリプルボギーを喫したが、後半12番から4連続バーディを奪うなど立て直し、何とか上位に食らいついた。首位から出た米ツアー未勝利のエミリー・ペデルセン(デンマーク)がボギーフリーで6バーディを重ね、通算18アンダーとして後続に3打差をつけた。「61」をマークしたエイミー・ヤン(韓国)、「62」で回ったリリア・ヴが通算15アンダー2位で続いた。 渋野日向子西村優菜は62位からスタート。渋野は4バーディ3ボギー、西村は3バーディ2ボギーとそろって「69」で回り、ともに通算2アンダー54位で3日目を終えた。渋野はシード圏内のポイントランク80位以内(現状のまま大会を終えると83位)に向け、最終日は巻き返しが必須となる。シード権獲得のため、みんな頑張れ!
 米国男子ツアー《バターフィールド バミューダ選手権》3日目。2位から出た小平智は3バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算15アンダーに伸ばしたが、首位とは4打差の6位に後退した。小平は現在160位のポイントランキング上昇を懸けて最終日に臨む。アレックス・ノレン(スウェーデン)が4バーディ、ボギーなしの「67」で回り、通算19アンダーとして初日からの首位を維持した。3日間で打ったボギーは初日の1つだけ。41歳は米ツアー初優勝に向け、後続に1打差をつけた。カミロ・ビジュガス(コロンビア)が通算18アンダー2位。ライアン・ムーアとマティアス・シュミット(ドイツ)が17アンダー3位から逆転を期す。50歳のスチュワート・シンクが16アンダー5位、43歳のアダム・スコット(オーストラリア)が小平と並ぶ6位とメジャー覇者のベテランも上位にいる。ムービングサタデーでもう少しスコアを伸ばしたかったなぁ。でも良く踏ん張っている。小平頑張れ!
 欧州男子ツアー《ネッドバンクゴルフチャレンジ》3日目。久常涼は15位から1バーディ3バーディ、1ボギーの「68」をマークし、通算9アンダーとして6位に浮上した。欧州ツアー2勝目に向け、首位と4打差で最終日に臨む。首位タイで出た世界ランキング8位のマックス・ホマ(米国)が「69」で回り、通算13アンダーの単独首位に抜け出した。同じく首位からのマチュー・バボン(フランス)は「70」として、1打差の通算12アンダー2位につけた。ノコライ・ホイゴー、トービヨン・オルセンのデンマーク勢が11アンダー3位で並んだ。相手は強いが、久常の優勝の可能性もある。欧州男子ツアーで1勝でも凄いのに2勝となると相当凄い。そうなれば日本人で松山に次ぐ2番手扱いになるので…。頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。今日の京都11Rで行われた【第48回エリザベス女王杯】は、C・ルメール騎乗の1番人気ブレイディヴェーグ(3歳・宮田敬介厩舎)が上々のスタートから道中は5番手を追走すると、直線で持ち前の末脚で一気に突き抜け優勝。2017年モズカッチャン以来となる3歳馬の勝利で、若きニューヒロインが誕生した。デビュー5戦目でのJRA古馬GI制覇は、昨年の【天皇賞・秋】を制したイクイノックスに並ぶ最少キャリア優勝記録。タイムは2分12秒6。3/4馬身差の2着にはルージュエヴァイユ(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にハーパー(3番人気)が入り、昨年の覇者ジェラルディーナは5着に敗れた。
 勝ったブレイディヴェーグだが、とにかく「強い」のひと言。1番枠、ソフトの馬場をクリアするのだから末恐ろしい。距離に関しては、まだ大丈夫そう。東京の2400mだけでなく、中山の2500mも対応できるのでは…。2着ルージュエヴァイユは良く走っている。枠順が味方した点もあるが、松山の勝ち馬マークで脚が溜まった。3着ハーパーは僕が思っているよりずっと強い馬だった。この馬、今後どこかで大仕事やるかも…ただ同世代に強い馬が多すぎる。5着ジェラルディーナはスタートのミスが…。最後のコーナーも、外を回った分、届かなかった。6着サリエラは位置取りが悪かった。2400mが良いのかも…。
 ブレイディヴェーグは、父ロードカナロア、母インナーアージ(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は5戦3勝。重賞は初勝利。宮田敬介調教師は開業4年目でJRA・GⅠ初勝利、C・ルメールは08年リトルアマポーラ、20年ラッキーライラックに次いで3勝目となった。
 一方、福島11Rで行われた【福島記念】は、田辺裕信騎乗の3番人気ホウオウエミーズ(牝6歳・池上昌和厩舎)が、ダンディズムとのゴール前の激しい競り合いを制して優勝。道中は後方を追走して向こう正面で外からまくるように進出し、直線早めに先頭に立つとそのまま後続の追撃をしぶとく封じ込めた。池上昌和調教師はうれしい重賞初勝利となった。タイムは2分0秒9。ハナ差の2着にダンディズム(12番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にカレンルシェルブル(4番人気)が続いた。
 勝ったホウオウエミーズは陣営の執念が実ったレースだった。少し抜け出すのが早かったように見えたが、最後もうひと脚使えたのは立派。2着ダンディズムは富田の好騎乗。ホウオウエミーズをマークしながら進み、最後は抜けだしたように見えたが、終いは同じ脚色になってしまった。惜しい。僕本命の3着カレンルシェルブルは2着馬と同じような位置にいたが、直線抜け出しが遅れてしまった。ただまだ良くなる余地はありそう。

 ホウオウエミーズは、父ロードカナロア、母エミーズスマイル(母父アグネスタキオン)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。美浦・池上昌和厩舎。馬主は 小笹芳央氏。戦績は29戦6勝。重賞は初勝利となった。

 今日の一口馬。まずはベルシャンソンが福島3R【3歳上1勝クラス・牝】(1700mダート)に出走し結果4着だった。1番人気に推され期待していたが、水沼の中途半端な騎乗が…。その水沼は「口向きに課題がある馬ということはわかっていましたが、無理に控えさせるよりはある程度前目につけて運びたかったので、道中いいポジションを取れたのはよかったです。ただ、動いていくべきところで自分がタイミングを逃していますし、大事なところで中途半端な位置取りになってしまいました。直線でも内に行った分をもっと上手く使うか、人気を背負っている以上もっと自分のポジションを主張していくべきだったと思います。馬の実力通りの走りをさせることができず、申し訳ありませんでした」とのこと。せめて馬券圏内は確保してほしい。まだ水沼を乗せるのだろうか。続いてメリオルヴィータが福島7R【3歳上・1勝クラス】(1200m芝)に出走し12着と惨敗。レースでは、スタートが遅く後方からの競馬。後方3・4番手インで3コーナーへ向かったが、スムーズさを欠くような場面もあり、最後方まで下がってしまった。直線は馬場の外め、ジワジワと脚を伸ばしたが、前も止まらず、数頭を交わす程度にとどまった。正直、1番枠を引いてしまった時点で難しい競馬になりそうだなとは思っていた。それにしてもここまで負けるとは…。ただ田辺も1200mだと思うと話しているので、外枠ならまだ違った展開になるはず。次に期待する。続いてヴェルトラウムが福島9R【福島2歳S】(1200m芝)に出走。スタートは遅れ気味で後方を追走。勝負どころから促していき、直線では外を回って猛然と追い上げるが3着までだった。石橋は「最後は良い脚を使ってくれただけにスタートが悔やまれます。気持ちをコントロールすることができませんでした。ゲート内で体をガタガタさせたり、最後は座るような格好になりました。道中は腹を括って脚を溜め、馬場の外側が良いことは分かっていたので、最後は外めを走らせました。抜群の脚力を披露してくれただけに、本当にスタートだけです。上手く賞金を加算しておくことができず、申し訳ありませんでした」とのこと。前回のことがあったので、ゲート練習をこなしてきたが、馬具を工夫するなど違ったアプロ―チが必要なのかも…。素質があるのはわかったので次回以降で巻き返しを見せてほしい。最後はハリケーンリッジが東京12R【3歳上・1勝クラス】(1800m芝)に出走。中団後方で力むところをなだめながら進めて直線で追うとよく伸びてきたが、最後は脚色が鈍り6着となった。大和田調教師は「続戦したこともあってか、今回ちょっとテンションが高いのと硬さが見られる状態だっただけにどうかな…とは思っていましたが、実際力みが目立つ走りになりましたね…。津村に聞くと“なんとか気持ちを保ってスタートに臨んでくれましたが、レースになるとペースが遅く、かなり力んでしまいました。右モタれ対策でチークピーシズを着けていましたが、今日は左右云々はなくハミにかなり向かってきたので、なくてもいいかもしれません”と言っていました。右モタれに関しては、疲れると余計に出ると思われますが、津村が右に壁を作りながら上手く導いてくれたことも大きかったと思うんです。なくて大丈夫とは言い切れないのが本音ですけれど、道中いかにリラックスできるかが大きなポイントなのは間違いないと思います。うまく行かず申し訳ありません。このあとはについてはレース後の状態をよく見てから判断させてください」とのこと。今日のところは、スローペースによってかなり折り合いに苦労していた。どうも作戦が空回り。力があるだけに悔しい。僕の一口馬だが、“多数出走は勝てない”、“1番人気は4着になる”の場面が多々ある。何とかならないかなぁ。

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