吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ごみ(廃棄物)の捨て方(焼却他)考現学

2020年05月09日 | Weblog
日々人は暮らし、日々何かを捨てる。要らなくなって、使用できなくなって捨てる。モノを廃棄する。世界中で、地球上で”ごみ”が増える。3R(リデュース、リユース、リサイクル)と言って、ごみを減らし、繰り返し使ったり、資源化したりする運動(環境省)もしている。


”ごみ”は、大きく分けると(1)家庭排出ごみと(2)産業廃棄物に分けられる。(1)家庭排出ごみは、①資源化ごみ②可燃ごみ③不燃ごみと④粗大ごみに分けられ、②生ごみや衣類紙類、③ガラス・金属ごみおよび①ビン・缶などの資源ごみと、④家具家財損壊物や家電PCなどの粗大ごみ(含、ペット死体)などになる。


一方、産業廃棄物ごみの多くは、いわゆる民間の産業廃棄物収集や処分業者が回収し、焼却や処理処分をしている。ビル建築や解体で出るコンクリートくずや建材くずや瓦礫くずなどおよびゴムや金属・ガラスくずや鉱さいや煤塵などに加え、汚泥、動物死体、廃油や廃化学物質などがある。


これらの生活や事業活動ごみに加え、近年クローズアップされている大きな地球ごみは、さきの福島原子力発電所事故廃炉で浮上した原発廃棄物である。9年経ってまだ廃棄処理が進んでいない。高レベル(ガラス固化体)放射性廃棄物と低レベル(地層処分性)放射性廃棄物の始末処方や施設場所すら定まっていない。


加えて、2020日本の悩みは、新型コロナウイルス残渣のごみ廃棄物処理。私たち人間の遺体やその移送や火葬焼却などと、業者や関係者の遺体接触やウイルス防衛の問題だ。生ごみや衣類可燃ごみやその他不燃ごみなどにも、ウイルス接触のリスクが残っているかも知れない。ほかの産業廃棄物や事業ごみにも、どこに潜んでいるかも知れない新型コロナウイルスなのだ。
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