吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

平成ロスジェネ世代に託す令和の日本

2019年05月27日 | Weblog
わたしの子ども世代は、団塊の世代やロストジェネレーションと呼ばれる。きょう(5/26)の朝日新聞が、「ロスジェネは いま」を特集した(上)。子ども3人は、36歳(孫1才)、46歳(孫小学3&6年)、50歳(孫26才)。


20世紀終わりの5年から平成初めの5年の10年、このロスジェネ世代はいわゆる就職氷河期に、働く社会に出た。就職有利の大学を出ても就職はままならず、正社員の求人や採用はおろか、派遣や契約社員としての就業がやっと。就職氷河期世代をしてロストジェネレーション(2007年1月朝日新聞記)と呼ばれた。


ただいま(2019年)30代半ばから40代のあなた方、団塊ジュニアと呼ばれたり、ロストジェネレーションと呼ばれたりしながら、日本の平成の30年を支えて来られた。あなた方の先輩たち世代がつくったバブル崩壊や景気後退という経済社会にあって、少子高齢化に国の施策が向く時代にあって、不安定な雇用状況にもめげず国を支え、耐えて来られました。


まだまだ平成を引きずった政治や社会にありますが、この5月スタートした新しい世代・時代としての令和の日本。いま30代半ばから40代50歳前後の方々の時代が、”令和”。届かなかった国策や社会に、ただ嘆き甘んじる年代にならず、2000万人とも3000万人ともいわれる”塊”世代としての圧力で、社会を変え、新しい令和の日本を作ってください。


年金や福祉などの国策改善への発言、不安定な非正規雇用の改善や雇用の維持安定への施策提言、生活セーフティや労働環境改善への取り組みなど、あなた方の提案発言機会が確保されるよう願っています。

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ブバルディアの白い小花から ”月見草”の小話を

2019年05月22日 | Weblog
今朝の食卓の真ん中に、何輪もの筒状の白い小花をつけて咲く一輪挿しのブバルディアがあった。めったに見ない小花だが、可愛いい。うすいピンクや紫の花もあるらしいが、濃い緑葉に真っ白く筒状に固まって咲く小花は、実に愛らしい。花言葉は、親交や交流だという。


白い花といえば木花でも草花でも、先ずは 真っ白な花が好きな自分。白い木花の筆頭は、コブシ(辛夷)や白木蓮。半化粧やヤマボウシもいいが、三椏の白や淡い緑葉に控えめに白い花をつける夏椿も、やさしくていい。



木花とは違って、白く咲く小さな草花も多い。スズラン(鈴蘭)や雪割草などの白い花もいいが、背を低くして咲く二輪草や銀盃草の白花の可愛さは、格別。赤、黄、紫、ピンクなどの花々が一般的なクリスマスローズやサクラソウ(桜草)などにも”真っ白い”花があるが、白秋などの白い薔薇の花も含め、真っ白な花はいい。


話が逸れるが、里山の麓や田舎の田畑の土手などに広く黄色に咲く”月見草”(待宵草)をご存じの方も多いと思うが、この花 実は待宵草。本当の月見草は、夕刻から明け方に咲く透き通るような白い花。夏の夜、月のしずくを吸って涼やかに一晩だけ月の光を透かすように真っ白く咲くのが月見草。明け方には薄いピンク色になって花を萎ませる。花言葉は、ほのかな恋。

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平成の終わり令和喜寿記念本『平成三十年間の抄録』の上梓

2019年05月14日 | Weblog
平成の終わりを記憶にとどめるために、自分の喜寿(令和元年5月14日)を記念に『平成三十年間の抄録』(湘南社)を上梓しました。


ダサイ本のタイトルは、拙速でつけてしまいましたが、内容は平成終わりの年”平成30年”の私や世の中や自然の四季の記憶です。


平成という時代を、この年現役引退を表明された”イチロー”大リーグ選手に重ねました。バブルが弾けての30年は、人それぞれの印象でしょうが私の時代印象は”踊り場”でした。


令和という新しい時代が、平和と安寧をベースにした誰にも”やさしい”時代になるよう祈念して、この小本を上梓します。(令和元年5月14日)
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連休中日(5/2&3)は、3人の子供ファミリー会招待の一泊観光旅

2019年05月05日 | Weblog
令和元年(2019)5月3日放送の「おらが県(自慢)絶景」47都道府県ランキングなるテレビ番組(テレビ朝日)をみてビックリ。都道府県魅力度ランキング万年(最下位)47位の茨城県が、まずは「花」の絶景ランキングで全国第1位、「神社」のある絶景ランキングで全国第3位と騒がれていた(くりぃむしちゅー/上田晋也MC)。



テレビ番組放送の前日(5/2)と当日(5/3)、わたくしはその第1位と第3位の地に観光(1泊ドライブ)していた。1位にランキングされた国営ひたち海浜公園では、いま真っ盛りのネモフィラ(みはらしの丘)とこれでもかと多彩な色を賑わすチューリップ(松林)を観賞観光していた。3位にランキングされた大洗磯前神社は、荒波の打ち寄せる荒磯岩場に第一の鳥居を持ち、第二鳥居の石段を昇って参内する神社。



国営ひたち海浜公園ほど四季それぞれの花々が観賞できる広大な公園はない。春はネモフィラ、チューリップ、水仙などを、夏はひまわりやダリア百日草などの多彩な夏の花に緑のコキアを、秋は評判の真っ赤なコキアと色多彩なコスモスなどを咲かす。冬にもアイスチューリップや水仙その他の寒い冬に咲く花々を見せてくれる。みはらしの丘は、ネモフィラ(春)やコキア(秋)などが演出的に満開してきれいだが、松や落葉樹林などの中に咲く花々も見逃せない。



つぎの日(5/3)の観光の目玉は、アクワ・ワールド大洗水族館や海鮮市場など、子どもたちや孫たちの期待する施設だが、まずは5/2日宿泊のホテル鷗松亭にチェックイン。自分たち夫婦2人と3人のこどもファミリー10人の総勢12人。この連休やっと予約できた4家族4部屋で、宴会や食事は総勢12人と面倒のかかる客にも拘らず、宿の食事やスタッフの応接は5つ星。翌朝は、歩いて5分のアクアワールド大洗水族館や海鮮&地産品市場などを観光して、午後6時ごろ4家族それぞれ東京方面に帰宅。多謝。



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青い花々と藍色の閑話

2019年05月01日 | Weblog
童謡「チューリップ」で唄われているようにチューリップや春夏の花々の色の代表は、赤・白・黄色。赤と白を合わせればピンクに、赤と黄色を合わせればオレンジなどにもなる。黒、緑、青や紫などは、あまり聞かないが、奈良平安の昔の人々は、紫や藍色の花々を好んだようだ。現代の日本人も、青や藍色の花を探求している人は多い。




なかでも、藍の絞りやジーンズなどは、多くの人々に馴染まれている。自然色ということなのだろうか。化学染料などでの染色ではなく、自然の草木汁で染める代表としての藍染めが好まれる。青でも空色でも、紫でもない、(ブルー)ジーンズやジャパン・ブルーなどと好まれている藍(色)は、「青は藍より出て、藍より青し」と言われる。ことわざ「出藍の誉」だ。


赤、ピンク、オレンジ、黄色やこれらの混合色など多彩な薔薇でさえ、青や黒の色のバラが探究されている。ユリやカーネーションなども同じ。求められて止まない”青や藍色”の花だが、藍染めの藍は、その色だけで求められているわけでもない。藍色の布は、肌につけた感触が何ともいえずウケているのだという。その匂いが”蛇などに嫌われている”という藍だが、肌荒れや皮膚病に効き、防虫殺菌効果もあるらしい。


青い花といえば、いまネモフィラが真っ盛りだが、ヤマアジサイやエゾムラサキやアヤメなどが”いい青”を演出している。ブルーローズ(アプローズ)やムーンダスト(カーネーション)などもいいが、農道脇のオオイヌノフグリやムスカリや勿忘草などにも目が行く。青や藍色や薄い青紫などの春夏花も多い。気持ちが落ち着く。やすらぐ。 (令和元年5月1日の朝)
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