マンションの耐震偽装の問題を、姉歯氏一人の公文書偽造で決着させれば”世直し”は出来ない。建設会社も最低だが、それ以上に”このような(偽装)申請が認可される”役所や役所がつくった検査機関の”いい加減さ”とその法律や責任官庁が、最も責められる。
堀江(ライブドア)や村上というベンチャー・ファンドの”法の網くぐり探求”が生んだ虚構の巨額利得と、マネーの番人・日銀の福井総裁や三井住友銀行の業務停止処分など、ノンバンク・アイフルなども含め金融機関のスキャンダルで幕開けした2006年、終わりもまた、日興コーディアルの大粉飾決算による社会背信になってしまった。
このような不正会計や粉飾(決算)は、意図的だから始末が悪い。カネボウ、ペイントハウス、TTC,やNECにつづく日興コーディアルだが、これらの企業と併せて責められるべきは、中央青山監査法人のような大手監査法人だ。このような偽装、不正、隠蔽が、企業や社会を頭越したわけでもあるまいに、地方自治体の債務超過の”目くらまし”ばやりだ。破綻した夕張市だけを責めても解決しない。
それにしても、地方自治体の”談合汚職”はすごい。県知事という地方トップのスキャンダルも業者企業と選挙や行政の癒着がオリジンだ。岐阜県、福島県、和歌山県、奈良県そして宮崎県や福井県などにつづいて、「お前もか」と、東京都の石原知事のキナクサさ。自治体の入札談合を「ある程度は、仕方ない」としている人々は、手抜きや品質不安を心配した市民向きの顔をして、”癒着”を構造化するようだ。悪弊づくりだ。
たび重なるNHK職員の不正やマスコミ(TV、新聞)社員の不祥事が隠れてしまうように、”幼い命”や”いじめ自殺”問題。親と子の関係が変わってきているのか、教師と生徒のそれも変わっているのか解らないが、よき時代の”よい関係”の崩壊に心を痛める。
安倍内閣の側近的”目玉”だった本間(前)政府税調会長の”せこい”不正や佐田(前)行革担当相の知らないふりした”稚拙な”不正など、社会や世の中のリーダー(?)たちの”チルドレン性”にあきれる。社会的各部門の”債務超過”問題を構造的に改革しよう(?)としてスタートした2006年、終わってみればやはり、”不正超過”問題のモラル的改革が先だと自覚してか、教育基本法改正の法案が可決されて師走は、28日の今日で、わたしの仕事おさめです。
堀江(ライブドア)や村上というベンチャー・ファンドの”法の網くぐり探求”が生んだ虚構の巨額利得と、マネーの番人・日銀の福井総裁や三井住友銀行の業務停止処分など、ノンバンク・アイフルなども含め金融機関のスキャンダルで幕開けした2006年、終わりもまた、日興コーディアルの大粉飾決算による社会背信になってしまった。
このような不正会計や粉飾(決算)は、意図的だから始末が悪い。カネボウ、ペイントハウス、TTC,やNECにつづく日興コーディアルだが、これらの企業と併せて責められるべきは、中央青山監査法人のような大手監査法人だ。このような偽装、不正、隠蔽が、企業や社会を頭越したわけでもあるまいに、地方自治体の債務超過の”目くらまし”ばやりだ。破綻した夕張市だけを責めても解決しない。
それにしても、地方自治体の”談合汚職”はすごい。県知事という地方トップのスキャンダルも業者企業と選挙や行政の癒着がオリジンだ。岐阜県、福島県、和歌山県、奈良県そして宮崎県や福井県などにつづいて、「お前もか」と、東京都の石原知事のキナクサさ。自治体の入札談合を「ある程度は、仕方ない」としている人々は、手抜きや品質不安を心配した市民向きの顔をして、”癒着”を構造化するようだ。悪弊づくりだ。
たび重なるNHK職員の不正やマスコミ(TV、新聞)社員の不祥事が隠れてしまうように、”幼い命”や”いじめ自殺”問題。親と子の関係が変わってきているのか、教師と生徒のそれも変わっているのか解らないが、よき時代の”よい関係”の崩壊に心を痛める。
安倍内閣の側近的”目玉”だった本間(前)政府税調会長の”せこい”不正や佐田(前)行革担当相の知らないふりした”稚拙な”不正など、社会や世の中のリーダー(?)たちの”チルドレン性”にあきれる。社会的各部門の”債務超過”問題を構造的に改革しよう(?)としてスタートした2006年、終わってみればやはり、”不正超過”問題のモラル的改革が先だと自覚してか、教育基本法改正の法案が可決されて師走は、28日の今日で、わたしの仕事おさめです。