わが島国日本は、国土(面積)が狭い。列島(本州)には、東西を分ける山脈が走り、北海道や九州などには、島の中央に高地や山地が広がる。山脈や山や峠高地を源にして発する河川は、短く急な落差になる。標高3,000や2,000メートルの高山や1,000や1,500メートルの高地や山地に源流をもつ”急流”で、大雨豪雨の氾濫災害が起こる。
この度の令和2年7月豪雨の最初(7/4~6日)は、熊本の球磨川(含、川辺川)流域。九州(中央)山地の水上越(標高1,500m)を源流に、途中人吉盆地で川辺川を合流し、球磨、八代市を通って八代海に入る。つづく7/8~9日の岐阜・長野豪雨の飛騨川は、岐阜と長野を分ける飛騨山脈は御嶽山(標高3,000m)を源流に、下呂、白川、美濃加茂を通って木曽川に合流する。そして、7月28日の山形県最上川中流域での氾濫災害。奥羽山脈は蔵王の南方福島県境の(西)吾妻山(標高2,000m)を源流にし、米沢や寒河江、新庄の庄内平野を流れ多くの支流を合流して、日本海にそそぐ。
日本の三大急流と言えば上記、最上川、球磨川と南アルプス(鋸岳)を源流に、長野、山梨、静岡から駿河湾に入る富士川。今回の令和2年7月豪雨は、富士川域静岡東海への災害も発生しているが、この考稿では富士川以上に注目された飛騨川域の岐阜・長野豪雨をとり上げた。これらの三大急流は、河川の長さや流域面積としてみれば、信濃川(1位)、利根川(2位)、石狩川(3位)あたりの次にあげられる河川だが、”急流”ということでの大雨豪雨氾濫災害発生因として、まとめた。
従来の防災ダム発想を超える新しく革新的な急流河川の氾濫防災システムの、急ぎの開発と国の執行を願う。
この度の令和2年7月豪雨の最初(7/4~6日)は、熊本の球磨川(含、川辺川)流域。九州(中央)山地の水上越(標高1,500m)を源流に、途中人吉盆地で川辺川を合流し、球磨、八代市を通って八代海に入る。つづく7/8~9日の岐阜・長野豪雨の飛騨川は、岐阜と長野を分ける飛騨山脈は御嶽山(標高3,000m)を源流に、下呂、白川、美濃加茂を通って木曽川に合流する。そして、7月28日の山形県最上川中流域での氾濫災害。奥羽山脈は蔵王の南方福島県境の(西)吾妻山(標高2,000m)を源流にし、米沢や寒河江、新庄の庄内平野を流れ多くの支流を合流して、日本海にそそぐ。
日本の三大急流と言えば上記、最上川、球磨川と南アルプス(鋸岳)を源流に、長野、山梨、静岡から駿河湾に入る富士川。今回の令和2年7月豪雨は、富士川域静岡東海への災害も発生しているが、この考稿では富士川以上に注目された飛騨川域の岐阜・長野豪雨をとり上げた。これらの三大急流は、河川の長さや流域面積としてみれば、信濃川(1位)、利根川(2位)、石狩川(3位)あたりの次にあげられる河川だが、”急流”ということでの大雨豪雨氾濫災害発生因として、まとめた。
従来の防災ダム発想を超える新しく革新的な急流河川の氾濫防災システムの、急ぎの開発と国の執行を願う。