おいしいを独り占めすることは罪だ。いつも自分なりの”おいしい”を求めて食べ歩くのだが、いわゆるグルメ通ではないわたしは、大抵ヒトに教わる。連れて行ってもらう。
よく案内役をかってくれるKさんと行く浅草の伊賀牛の水炊きも、それはおいしいのですが、ちょっとした裏町で出会う”おいしさ”はまた格別だ。ついこの間、よくゴチになるYさんにご案内いただいた駒込は「ふで春」での”おいしい”は絶品だった。
『夏芋の豆乳仕立て』というお椀だ。わたしの田舎あたりで夏芋というと里芋なのだが、ここの夏芋はジャガイモらしい。3月ごろ播種して7月あたりに収穫するジャガイモの"夏芋”に対し、7~8月播種11月収穫のそれを”秋芋”というのだそうだが、その夏芋ベースのお椀なのだ。
いわゆる豆乳仕立てに惹かれたのはシゴト柄だが、その仕立てというか豆乳あんのような柔らかい舌ざわりが夏芋のしっかりしたトロリ感と一緒になってなんともいえない味だ。このトロリ感はおそらくやさしいシズルで入っているじゅんさいが出しているのかも知れないが、冷たいあしらいを際立たせるマスコットのせいかも知れない。
初めての”おいしさ”にびっくりしてよくレシピを尋ねることを忘れてしまった。この『夏芋の豆乳仕立ての冷お椀』以外のお料理もすべて甲乙付けがたいオイシサだが、あまり足を向けることがない下町や裏通りに、このような”おいしい”が隠れているのだと実感した。
ふだんは、このような個人的なデイリーライフをブログすることはしないのだが、先日の「ふで春」さんは記録しておきたいと思い勝手した。Yさん、本当にゴチそうさまでした。
よく案内役をかってくれるKさんと行く浅草の伊賀牛の水炊きも、それはおいしいのですが、ちょっとした裏町で出会う”おいしさ”はまた格別だ。ついこの間、よくゴチになるYさんにご案内いただいた駒込は「ふで春」での”おいしい”は絶品だった。
『夏芋の豆乳仕立て』というお椀だ。わたしの田舎あたりで夏芋というと里芋なのだが、ここの夏芋はジャガイモらしい。3月ごろ播種して7月あたりに収穫するジャガイモの"夏芋”に対し、7~8月播種11月収穫のそれを”秋芋”というのだそうだが、その夏芋ベースのお椀なのだ。
いわゆる豆乳仕立てに惹かれたのはシゴト柄だが、その仕立てというか豆乳あんのような柔らかい舌ざわりが夏芋のしっかりしたトロリ感と一緒になってなんともいえない味だ。このトロリ感はおそらくやさしいシズルで入っているじゅんさいが出しているのかも知れないが、冷たいあしらいを際立たせるマスコットのせいかも知れない。
初めての”おいしさ”にびっくりしてよくレシピを尋ねることを忘れてしまった。この『夏芋の豆乳仕立ての冷お椀』以外のお料理もすべて甲乙付けがたいオイシサだが、あまり足を向けることがない下町や裏通りに、このような”おいしい”が隠れているのだと実感した。
ふだんは、このような個人的なデイリーライフをブログすることはしないのだが、先日の「ふで春」さんは記録しておきたいと思い勝手した。Yさん、本当にゴチそうさまでした。
これは美味しそうだなあ。