地球環境の持続的可能性を高める作業は、21世紀人類社会最大の課題だ。そして、その地球を救う最大のテーマは地球温暖化を止めることだ。京都議定書以来、日本をはじめ多くの国が地球環境の保全と温暖化ガスの削減に取り組んだが、その成果は上がっていない。
人類は勝手だ。温暖化ガスの原因は地球(資源)燃料の”燃焼”だ。あらゆる発電や動力、そして自動車などは、石炭、石油、ガスおよびガソリンなどの燃焼で動く。この化石燃料やガスなどの地球資源の燃焼消費の際、排出されるものが二酸化炭素(CO2)を主とする温暖化ガスだ。地球資源を燃やし、地球環境を破壊しながら、地球資源を食して暮らすのが人間なのだ。
日本など先進(文明)国の人々の20世紀は、快適便利生活の飽くなき追及だ。ほとんどの家々には、動くたびにガソリン燃焼により二酸化炭素をばら撒くマイカーがあり、快適な室内温度を保つエアコンがある。1戸に1台の自動車やエアコンが、いつの間にか1戸に2台、3台の自動車やエアコンになった。平均家族人数の減少に逆比例して、買い替えるたびに大型化した冷蔵庫や洗濯機およびテレビなど。なぜ、家族人数が5人、4人、3人と少なくなっているのに、小型化せず大型化するのか不思議だ。止められないのは、人々の快適便利生活指向なのか、欲求なのか。それとも企業や経済界の陰謀なのか、何ともいえない。人類の勝手、文明や便利を知った人々の勝手なのかもしれない。
すでに、1990年に対し6%削減するとした2008-2012年の日本の温暖化ガス削減目標の達成は絶望的だ。その日本の安倍首相は、21世紀半ばの温暖化ガス削減目標を1990年比50%削減なる「美しい星50」を提唱した。総務省や環境省などの政府や地方自治体役所は、一般家庭の温暖化ガス排出削減のための”エコ生活”PRを活発化させ、多大な予算を割いている。何が先で、何が後か、逆のような気もする。
一方で、クルマやエアコンあるいは大型冷蔵庫や液晶カラーテレビなどをどんどん造り、拡販する活動を、景気や経済の活性化のためと推進したり、自動車産業や運輸・建設産業のためと高速道路などの建設を推し進め、石油、ガソリン、エネルギーの消費性向を高め、温暖化ガスの排出性向を高めているのだ。他方で、二酸化炭素を排出しないエネルギー・エンジンの開発を推進している。なんとも、チグハグな光景の人間社会だと思う。
人類は勝手だ。温暖化ガスの原因は地球(資源)燃料の”燃焼”だ。あらゆる発電や動力、そして自動車などは、石炭、石油、ガスおよびガソリンなどの燃焼で動く。この化石燃料やガスなどの地球資源の燃焼消費の際、排出されるものが二酸化炭素(CO2)を主とする温暖化ガスだ。地球資源を燃やし、地球環境を破壊しながら、地球資源を食して暮らすのが人間なのだ。
日本など先進(文明)国の人々の20世紀は、快適便利生活の飽くなき追及だ。ほとんどの家々には、動くたびにガソリン燃焼により二酸化炭素をばら撒くマイカーがあり、快適な室内温度を保つエアコンがある。1戸に1台の自動車やエアコンが、いつの間にか1戸に2台、3台の自動車やエアコンになった。平均家族人数の減少に逆比例して、買い替えるたびに大型化した冷蔵庫や洗濯機およびテレビなど。なぜ、家族人数が5人、4人、3人と少なくなっているのに、小型化せず大型化するのか不思議だ。止められないのは、人々の快適便利生活指向なのか、欲求なのか。それとも企業や経済界の陰謀なのか、何ともいえない。人類の勝手、文明や便利を知った人々の勝手なのかもしれない。
すでに、1990年に対し6%削減するとした2008-2012年の日本の温暖化ガス削減目標の達成は絶望的だ。その日本の安倍首相は、21世紀半ばの温暖化ガス削減目標を1990年比50%削減なる「美しい星50」を提唱した。総務省や環境省などの政府や地方自治体役所は、一般家庭の温暖化ガス排出削減のための”エコ生活”PRを活発化させ、多大な予算を割いている。何が先で、何が後か、逆のような気もする。
一方で、クルマやエアコンあるいは大型冷蔵庫や液晶カラーテレビなどをどんどん造り、拡販する活動を、景気や経済の活性化のためと推進したり、自動車産業や運輸・建設産業のためと高速道路などの建設を推し進め、石油、ガソリン、エネルギーの消費性向を高め、温暖化ガスの排出性向を高めているのだ。他方で、二酸化炭素を排出しないエネルギー・エンジンの開発を推進している。なんとも、チグハグな光景の人間社会だと思う。