吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

奇岩や奇景の絶景より四季変わる自然の景色や草花の方が好きだ。

2019年12月29日 | Weblog
テレビや雑誌などの特集で「世界の絶景」や「世界の遺産」などをよく見る。簡単に行ったり見たりできない険しい山や奇岩地や秘境などが多い。知らない国や地域に行くことや行くことが出来ない世界の絶景や建造物遺産などが多い。


あまり海外旅行や観光旅行などするゆとりもなく、ただトシだけ喰ってすぎて今(77歳)になった私には、驚きや発見が得られて嬉しいのだが。小さな国にあって、狭く生きてきた自分は、どちらかというと自然や身近なことの四季の移ろいなどを感ずる自然の景色や景観の方がなじむ。


見たこともない奇岩・奇景や秘境にビックリ驚いたり上気したりすることより、どこにでもありそうな自然や美しい景色や草花などに触れることの方が、ホッと落ち着く心地が得られて好きだ。秘境性や神秘性などより、自然性や近親性の方が落ち着く。美しいとも思う。


トルコのカッパドキアの奇岩と岩窟群の景色や、中国は武陵源の奇岩の林立や黄龍の岩肌をみせる棚田景色などやコロンビアやアメリカのテーブルマウンテンなどのような奇岩と岩窟群などの絶景より、四季移ろう日本の自然風景や山や野原の草花のほうが、何故か”美しい”と思う。こんなこの頃の気持ちをご甘受ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この一年の四季自然、風の俳句ー(私撰12句の自然)

2019年12月23日 | Weblog
平成31年1~3月: 冬から春にかけての私の俳句は、月に1~2度帰る田舎(実家)周りの自然の風景が多い。限界村といわれる中山間地で、観光になる山や牧場もない。
〇水涸るる小川の蛙声嗄るる 〇限界村枯大木の寒鴉 〇里山や椨の根元の二輪草


平成31年4月/令和元年5~6月: 何かと忙しい4月のあとの令和。新しい時代を迎えての5月と6月は、近郊への日帰りバス旅。茨城のひたち海浜公園や栃木・群馬など。
〇梅畑老夫のあとの雉一羽 〇田植田の水の匂ひに酔ふ蝶々〇浅沙咲く藜を摘む湖畔荘


令和元年7~9月: 2019年は、大型台風の年。台風15号19号と、千葉房総や関東が襲撃されたが、災害は全国に拡がる。小さな虫たちや自然四季の被害も大きい。
〇暴風雨葉裏に縋る子蟷螂 〇しずけさを破る一蝉雨後の朝 〇牧柵にかかる猪引板の音


令和元年10~12月: 地球温暖化のせいか自然の四季が狂った日本。山もみじが晩秋までずれ込む。冬の蝶たちには、少々都合よかったのかも知れない。12月になっても、枯木山野のあちこちにアカタテハやシジミ蝶がみられた。
〇トゲトゲの枯栴檀にしじみ蝶〇末枯れて益々赤き櫨紅葉〇楢林落葉に紛るるアカタテハ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の上野公園は、ミイラ展(国立科学博物館)観賞の記

2019年12月19日 | Weblog
冬の師走というのに、今日は特別の高気温だという。17~8℃なる暖かさの上野公園。黄葉もみじの残りを期待していたが、落葉を過ぎ枯木に枯れ枝。ところどころの黄葉真っ盛りの大銀杏が、心を癒してくれる。駅を出て間もなく、国立科学博物館ミイラ展に入る。


大した期待もなく、入館。中に入ると想像以上に混雑。老若男女、やや中高年の方々が多いようだが、小さなお子さんも散見される。まずは、インカやアンデスのミイラ展示室。引き続いて、エジプト・ミイラやヨーロッパのそれ。オセアニアや中国などのミイラ展から,日本のいわゆる即身仏ミイラ展を観賞。


ミイラそのものへの興味やミイラについての知識もない自分が、何がどうのという資格はないが、ミイラといったらやはりアンデスやインカのそれだと思う。高地だからか、気候のせいか、時代や文化のせいか知らないが、エジプトやヨーロッパのミイラは、別の世界のような気がする。もちろん、日本の即身仏も同様。


ミイラ展をあと、公園内を散策。春の桜花や紅葉真っ盛りの公園と違い、見るものの色気もない。ただ、自然の四季の移ろいや巨木や枯れ木の姿を観賞するのも大変気持ちが休まっていい。自然や四季を鑑賞する機会が得られ、貴重な一日になりました。枯木、枯枝や裸木に感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしのブログ(goo)寄稿発信”5,020日”史抄録

2019年12月02日 | Weblog
13年と9ヵ月前の2006年3月、わたしのブログ(吉澤兄一のブログ)寄稿発信がスタートした。通算5,020日で1,291のWeblogは、3.9日に1ブログを寄稿発信してきたことになる。スタート時(2006年)週200人(ip)月2,000pv(閲覧頁)ぐらいに過ぎたブログが、5年後あたりには平均2~3倍ほどに増えた。


10年を過ぎたころから現在まで、年々の閲覧読者は、週平均7~800人(uu)1ヵ月平均の総閲覧数7,000pv(頁)ぐらいに安定している。13年前、総ユーザー100~150万人の当gooブログも、いま(2019年11月現在)では倍の300万人ほどに拡大している。このような中で、わたしのブログ(平均週800uu,月7,000pv)閲覧者ランキングは、1万位から1.5万位にある。ありがたい限りだ。


景気低迷や格差社会化にあって、希望や近い将来が見通しし難い世の中でスタートした私のブログは、のれんや伝統などに触れる反面、BoBos族、ポピュリッチやアンビバレンス(両面価値的)な時代的テーマでの記事になっていた。近年は、私自身が現役を離れたこともあってか、「四季の自然や花々や旅」「社会や世の中事情」「シゴトや仲間との会合」や「家族も含めた私ごと」などのテーマをそれぞれ四分の一ぐらいづつになっている。


6~7年前より始めた俳句をブログに入れ込むようになったこともあって、記事の多くが野の草花や自然や四季の移ろいなど、俳句の詠材を求めての旅などにシフトしている。このブログが長続きしている理由のようにも思う。あと3年ぐらいは、この頃の主題のままこのブログを続けたいと思っている。よろしくです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする