ついこの2月の金融緩和10兆円につづいて、日銀は5兆円の金融緩和を発表した。10兆円での結果は実感ずみだが、このたび5兆円規模の金融緩和を発表した。政治生命をかけるという社会保障と税の一体改革のための消費税増税に向けての景気刺激になれるのか不思議な日銀だ。
専門でもないので、この度の緩和策がどの程度のどのようなシロものなのか推量もできない。バブル崩壊での反省あってか、ずっとゼロ金利や引締め基調できた日銀がいままでを反省したのだろうか、それとも路線を変えたのだろうか。消費税増税につながらないまでも、44兆円と言われている国債を発行しやすくしたことだけは確かなようだ。
20~24兆円ほどは利払いになるのだというから、ただいまの私たちが使える歳出額は、20兆円ほどになる。累積国債850兆円か900兆円か正確には知らないが、また40兆円強が加算される。毎年、孫子へのツケとしての国の借金を増やしつづけているのだ。与党も野党も、与党の中の主流派も反主流派も、国の借金だけは減らせそうもない。約40兆円の国債から利払いを差し引いた20兆円を60兆円ほどの税収に加えて90兆円弱の歳出予算を組むことを惰性にしている。
むかしの人々は、100働き(生産付加価値)60の所得をふつうにした。差し引かれた40のうち30は税(年貢)で、10は社会に残った(実質成長)。その人々はもらった60のうち半分の30で暮らした(生活費)。残り30を貯金(推譲)した。この貯金30のうち15は、自分のための貯金(自譲)で、15が世の中や他人のための貯金(他譲)だ。小田原藩などの財政改革を成功させた二宮尊徳翁がシゴトしていた時代のことだ。
我慢や節約だけを良しとするわけではないが、将来の孫子への負債(借金)を積み増ししながら放漫して暮らす政治は止めにしてほしい。2012年の10兆円、5兆円の金融緩和策の行方をしっかり見ていき(検証)たいと思う。
いまも昭和が懐かしい昭和育ち人の昭和の日の朝ブログでした。
専門でもないので、この度の緩和策がどの程度のどのようなシロものなのか推量もできない。バブル崩壊での反省あってか、ずっとゼロ金利や引締め基調できた日銀がいままでを反省したのだろうか、それとも路線を変えたのだろうか。消費税増税につながらないまでも、44兆円と言われている国債を発行しやすくしたことだけは確かなようだ。
20~24兆円ほどは利払いになるのだというから、ただいまの私たちが使える歳出額は、20兆円ほどになる。累積国債850兆円か900兆円か正確には知らないが、また40兆円強が加算される。毎年、孫子へのツケとしての国の借金を増やしつづけているのだ。与党も野党も、与党の中の主流派も反主流派も、国の借金だけは減らせそうもない。約40兆円の国債から利払いを差し引いた20兆円を60兆円ほどの税収に加えて90兆円弱の歳出予算を組むことを惰性にしている。
むかしの人々は、100働き(生産付加価値)60の所得をふつうにした。差し引かれた40のうち30は税(年貢)で、10は社会に残った(実質成長)。その人々はもらった60のうち半分の30で暮らした(生活費)。残り30を貯金(推譲)した。この貯金30のうち15は、自分のための貯金(自譲)で、15が世の中や他人のための貯金(他譲)だ。小田原藩などの財政改革を成功させた二宮尊徳翁がシゴトしていた時代のことだ。
我慢や節約だけを良しとするわけではないが、将来の孫子への負債(借金)を積み増ししながら放漫して暮らす政治は止めにしてほしい。2012年の10兆円、5兆円の金融緩和策の行方をしっかり見ていき(検証)たいと思う。
いまも昭和が懐かしい昭和育ち人の昭和の日の朝ブログでした。