吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2/20上梓、発売されました。

2020年02月26日 | Weblog
『令和元年の四季と世の中ー私撰六十句と季節のエッセイ』(湘南社)


本の体裁


よろしくです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳(年)を重ねるごとに変った己の関心事-(14年の自己ブログ分析)

2020年02月16日 | Weblog
わたしが人差指入力でブログ(goo blog)発信を始めたのは、2006年3月11日。この3月の10日で、丸14年5,110日余りになる。この間発信したブログは、このブログも含め1,305回篇。3.9日に(A4-2頁ほどを)一篇回の発信になるので、一か月平均約8回篇、平均週2回篇発信し続けてきたことになる。


われながら”よく続けたもの”だと思っている。1,305回の発信稿をすべて読み返す力はないが、毎回A4-2頁ほどに「自分の関心事」「自分が触れたこと」「自分が感じたこと」や「自分が思ったこと」などを”まとめ”ブログ記事にして発信することが、この間の私の宿題になっていた。日々の自分や非日常および見たことや触れた自然や草花などをデジカメに撮ることも私のシゴトになった。


2006年3月の私のブログ主題を振り返ると、いかに自分の関心が狭い分野に偏っていたかがわかる。スタート時3-4-5月3か月に発信したブログは、26篇回。そのうち21篇約8割が、社会評論とマーケティングや流行観察のような話。自分のデイリーライフや四季自然などに触れたり見たりした日誌的な記事は、26篇中わずか5篇で2割に満たない。


7年後の3-4-5月(2013)をみると、社会評論的な記事はこの間発信の21篇中11篇回、四季や草花やデイリーライフなどの記事は10篇回と、ほぼ半々になっている。これが最近の2019年3-4-5月になると、トータル17篇発信中社会評論的な記事は4篇で約25%、後者が13篇の約75%と逆転している。年代(加齢)のせいか、現役をリタイアしたせいか、それとも自分のスタンスが変わったせいなのか、わたしは知らない。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野村克也元ID野球人監督の「月見草」閑話

2020年02月12日 | Weblog
2020年2月11日、ID野球人・野村克也元監督ご逝去の悲報。1960年代”巨人、大鵬、卵焼き”の世の中にあって王、長嶋、ジャイアンツの時代。同じ時代にあって、テスト生からパリーグは南海ホークスに入り、正捕手からプレーイング監督まで務め、8年連続ホームラン王(1961~1968)に、三冠王(1965)まで加えた名プロ野球人。現役引退後は、ヤクルト監督から阪神、楽天などの監督を、1970年代からの四半世紀つとめ、日本一を含め数々の優勝を成し遂げた。


野村元監督がよくつぶやき自らを鼓舞していた言葉の「王、長嶋はヒマワリ。俺は人目につかない所でひっそり咲く月見草」は、あまりにも有名。夏の太陽に似合うヒマワリは、見た目のとおり派手で元気の象徴だが、月見草には誤解が多い。あの文豪の太宰治でさえ、「富士山には、月見草がよく似合う」などと言っている。昼間、黄色くキレイな花を咲かせる待宵草(マツヨイグサ)を月見草と言っている。昼咲く月見草(ヒルザキツキミソウ)は、黄色ではなくうすいピンクの花びらなのだ。


夏のプロ野球は、ほとんどがナイターだ。夏の昼花の王者はヒマワリだが、夜咲く花の典型はうすく透き通る白い花びらで咲く月見草だ。実は野村さん、この”月見草をよく知っていたのか”定かではない。昼咲くヒマワリや待宵草にも色々な種類があるが、月見草(ツキミグサ)にも色々ある。夜透き通る白い花で咲くのが、普通にいう月見草だ。ナイターで静かにつぶやいて人を育てる野村克也監督にぴったりの花だ。ご冥福を祈る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮名や略字があっても難しい日本語閑話

2020年02月10日 | Weblog
亜も亞も「あ」。「ア」や「あ」でも亜。「あ」と読む漢字には、唖や吾や阿など色々ある。少し難しい漢字を見ると、炉でも爐でも「ろ」。「ロ」でもいいが、ロは「くち」とも読める。「こう」とも読む。音読みや訓読みなどがあるから、「木」は「き」や「もく」や「ぼく」などと読む。意味も変わる。


一文字では「木」でも、2つ並べて書くと「林」(はやしやりん)になり、林の上に木を乗せて3つの重ね文字にすると「森」(もりやしん)になる。同じ文字を並べたり重ねたりした漢字は、いろいろある。鹿(しか)を森のように3つ重ねると、麤(そ)になる。鹿が3頭も集まると”騒ぎ”になるのか「そ」(麤)になる。麤(そ/略字は麁)とは、「あらいとか粗雑」のこと。「キメがあらい」などと使う。


麤は、最も画数の多い33画の文字だが、もう一つ33画の漢字がある。龗(れい)だ。竜神や水の神のことを、龗というらしい。30画の鸞(らん)や29画の鬱(うつ/略字は欝)などもあり、日本語を難しくしているが、日本語の難しいのは漢字のややこしさだけではない。約束ごとの多い”送り仮名”などの方が、ややこしいかも知れない。


「活用語尾を送る」のが原則の”送り仮名”らしいが、「生まれるでも生れる」でもいいらしいし「積もるでも積る」でもいいという。語幹が「し」で終わる形容詞は、「し」から送り「惜しいや珍しい」という。「か、やか、らか」を含む形容動詞は、「静か/穏やか/柔らか」などと、それらの音節から送る。ことほど左様に、約束や読み方や略字や文字の種類などが多い日本語。これらに外来語やSNS(スラング)語が加わるこの頃、日本語は超便利で超難しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『令和元年の四季と世の中-私撰六十句と季節のエッセイ』の上梓

2020年02月06日 | Weblog
令和2年2月20日『令和元年の四季と世の中』(湘南社)を上梓します。平成・令和改元の一年(平成30年12月~令和元年11月)の四季の移ろいや季節の生活風景などをまとめ単行本にしました。平成最後の冬、令和に繋ぐ春、令和元年の夏、令和元年の秋と、冬、春、夏、秋の四季の俳句(各季15句)と季節のエッセイでまとめました。


表紙や四季(章)の中扉絵は、師友の谷内田孝画伯に画いていただきました。四季の俳句は、冬、春、夏、秋各15句の計60句を、この間の私の句帳(PCファイル)より私撰しました。これらの俳句と四季それぞれの季節の自然や生活風景などをエッセイにして、掲載しました。

わが国においてはよく、時代や世の中の変化を元号や”改元”で感じたりまとめたりされます。わたくしも平成・令和の改元の一年に ”時代の印象”を照準させて記録記憶本にさせていただきました。平成30年12月から令和元年11月までを、令和元年12月に拙速で書き下し入稿しましたので、内容の粗雑をお許しください。

令和2年2月20日(木)の発売は、アマゾンや限られた書店になると思います。ご購読ご希望の方は、気軽に筆者までご一報ください。個別にお送りいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする