吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ITやAI社会化アレルギーの年寄りの閑話

2019年07月29日 | Weblog
〇、AIロボットが、夕食の献立を考えてくれ、必要な野菜や食材を買ってくれます。あなたの体調や気分が夕食づくりを拒めば、調理済の食事を買ってくれます。


〇、AIが組み込まれたATMや窓口端末機器を介して出入金や帳票受付発行業務が無人で行われます。

〇、自動運転(AI)車が、口頭で行先や用件を指示すれば、道路を選び交通規制や混雑や道路事情に対処して、安全に目的場所に走行して行ってくれます。

〇、自分自身のキャリアや能力を代替して、私のAIが入学試験や各種アンケートやQ&Aに答えてくれます。

このように「何でもやってくれる」ようなAIが語られています。まるで「人間のやることすべてを、やってくれる」ように言われているAIですが、”人間の知能を超えるイコール人類征服”などにならないか、というような不安も聞かれます。


一方所詮、AI は、人間社会のあらゆるデータや情報を収集し、いわゆるビッグデータ(数値、事象情報、観察事実やシュミレーションデータなど)を照合 論理思考し、最適正解をみつけて、これを提示したり行動に移したりするのですが、人間のする臨機応変や機微まで代替できないという見方もあります。


いくら『A+B+C はいくつ又はどうなる?』という問いに『D』という正解答ができても、AIは「A+B+C」=「D」になった意味や理由は説明できません。それでも「A+B+C=D」は、100%もしくは99%正解なのです。


何についても、すぐ答えや正解をだす方法を求めたり、訓練をすることより、”何か”について その意味やそうなっていることの理由やそのように行動している人の考えや気持や、その人やことに”思いを巡らす”ことが大切になるAIやIT 社会であってほしいと思うのです。 (了)
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梅雨明けぬ土用文月20日の”暦”遊び

2019年07月23日 | Weblog
梅雨明けのメドとされていた半夏生は、だいたい(新暦)7月2日。すでに20日ほど過ぎているというのに、明ける気配もない。梅雨が明けないというのに、きょう7月20日は、土用(入り)。「うなぎ」をいつ食べるかと思うのだが、丑の日は27日(土)。15日(海の日)も、丑の日だったが・・・。


土用という期間は大体18~9日間だが、土用は夏だけにあるわけではない。春、夏、秋、冬それぞれの四季に”土用”がある。四季に関わらず、土用には土木工事はじめ土を動かすようなことに着手しない方がよいとする戒め風習がある。


ただし四季どの土用にも、間日(まび)といって、この障りがないとされる日がある。春は、巳、午、酉の日。夏は、卯、辰、申の日。秋は、未、酉、亥の日。冬は、寅、卯、巳の日。これらが間日。子、丑、戌がどこにも入らず、巳、酉、卯の日が、重複して入っている理由は知らない。



そういえば、7月7日は七夕(たなばた/ 棚機)の日。この七夕も実は,五節句のひとつ。人日(1月7日)、上巳(3月3日雛祭り)、端午(5月5日こどもの日)、七夕(7月7日)と 重陽(9月9日)が五節句。このような暦謂れの習慣は、7月15日の”中元”にもある。1月15日の上元、7月15日の中元、10月15日の下元が年の三元。金品を捧げて贖罪する日の三元。海の日になった7月15日だけが、”お中元”として残ったようだ。ささやかに、続けよう。

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少し”あいまい”がある社会がいい!

2019年07月08日 | Weblog
7月7日(2019)日曜日の「朝日新聞グローブ」の見出しが、大きく『評価なんて ぶっとばせ!』だ。記事内容は、評価社会化とAI社会化。多分に公平や平等社会化のためには、ビッグデータやAIによる評価や科学をもっての、組織や社会づくりを容認した記事概要のように思った。わたしは、好まない。


本能的動物的に争い競争しつつ、物々交換や同価値交換を求め平等や公平を探求してきた人類。不平等や格差にならないようにするには、公平で誰にも納得される評価が必要と、科学や評価方法を探究してきた。科学の進歩や技術革新が人間社会の主題になった。そして、AI社会化に向かっている。


人ひとりひとりの特質や好みが違う。科学や医療をもってしても”人の健康とは何か””健康の約束”も出来ない人類。万人の個人固有データやビッグデータをもってしても、人々のひとりひとりの好みや望みおよび健康などを約束できない。最終解のない”最適”を求め続ける愚をやめ、次善やあいまいの残る社会でいいと思う。


一人ひとりの好みや希望や求める価値が違うのだから、少々の不平等や不公平が残っても、お互いが少々の”あいまい”を受け入れようではないか。100%誰もの公平や健全は、ないのだから・・・。

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七夕と豪雨襲来の重なり

2019年07月07日 | Weblog
2019年7月7日のきょうは、七夕(新暦)。むかしの七夕(しちせき)なら、節供のひとつ。秋の五穀豊作を願って神に献上する衣を織る棚機が、七夕をタナバタと言うようになったと聞く。この時分の星空の天の川に隔てられた織姫と彦星が、年に一度のデート解禁日になるのだという。笹の節供からか今は、笹竹に願い短冊を結び飾りして七夕祭りをする。


少々メルヘンぽくなった七夕祭り(7月7日)だが、このころの日本は毎年ながらの大豪雨シーズン。少し昔は、七夕豪雨(静岡市台風8号豪雨/1974)などという言葉もあった。おおよそ7月から9月は、この国の豪雨台風シーズン。二百十日や二百二十日あたりまで、気の休まらない農家の方々。七夕に祈るのは、台風が日本や吾が地方に上陸しないこと。


この(2019)6月30日から7月3,4,5日の鹿児島、宮崎や熊本などの南九州豪雨は、昨年(2018)の広島、岡山の西日本豪雨災害や一昨年(2017)の福岡、大分あたりの北九州豪雨災害に重複する。ともに復旧もいまだなのに、重ねての被災。毎年のように起こる7月7日前後の豪雨災害は、主に低気圧の動きと(梅雨)前線のイタズラらしいが、これにつづく8月から9月の台風上陸による豪雨暴風災害に対する防災にも苦労する。


2015年の鬼怒川堤防決壊災害の関東東北豪雨災害は、9月7日~11日辺りだった。二百十日とか二百二十日とは、よく云ったもの。自然災害への防災や避難などに留意することは勿論だが、豪雨や台風がこの国を避けてくれるよう、七夕に祈る。
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年に1~2回位しか会わない友人からの喜寿祝花束に感謝

2019年07月03日 | Weblog
ここ4~5年の友人。しかも、年に1~2回ぐらいしか会わない。無精と不義理に過ぎている友人との会食。わざわざ、私の勤務場所に最も近い料理店を予約してくれたのも彼。まわりの友人と3人で、彼の待つ和食店に行く。”久し振り”ということで、気軽にお邪魔してビックリ&サプライズ。


大きなトルコキキョウとガーベラの花束を受けた。わたしの喜寿祝いだという。最近よくみるトルコキキョウ。花言葉は希望や優美といわれているが、元々は”感謝”。大きな花のガーベラも、感謝やありがとうだ。トルコキキョウ、トルコ産やキキョウ科でもない。原産地のアメリカ テキサスあたりでは、一重で桔梗に似ていたために(トルコ)キキョウになったらしいが、交配での品種改良による只今の半八重や八重の花々は、リンドウ科らしい。


花言葉同じ感謝のガーベラも、人気。いただいたガーベラは黄色の大輪花。赤やピンクなどもよく見るが、切り花としては”黄色”がいい。感謝、感謝を重ねての大きな花束に、恐縮し感謝している。よくベトナムやハワイやアメリカなどに、シゴトを兼ねての旅行が多いTSさんだが、昨日(7/1)もハワイ帰り翌々日と聞く。ありがとうございました。
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