吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ハナシ半分を基準にする!

2011年10月29日 | Weblog
ヒトや世の中を信じていないわけではないが、話半分が自分の受けとめ。そうしているほうがラクだからだ。希望や期待をハナシの半分ぐらいにしておくと、成果が倍に感じられてうれしい。

政府の政策計画や言うことも”半分”がいい。何にしても、大体半分だ。このたびの東日本大震災で失われた日本の国土は約500km2 だといわれていたが、実はその倍だとわかった。500km2 には、フクシマが抜けていたのだ。

福島第一原子力発電所の完全”廃炉”まで30年と聞くと、福島原発半径20km 地域あたりは30年後ぐらいにならないと”安心して”住めないということになる。失われた土地に勘定するのが妥当だ。πX半径2÷2は、
[3x20X20]÷2=600km2 だから、約500km2 は約1000km2 と思わなければならない。

長くて10年か15年ぐらいと想像していた”廃炉”が30年では倍だが、これが半分ではハナシにならない。政府のハナシは、放射線の除染でも、がれきの撤去でも、地域の放射線(セシウム)量でも、その飛散地域の広がりでも、すべて”実際”の半分だ。

もっとも、ハナシ半分どころか、実現ゼロも多い。何兆円あるともいわれた政府埋蔵金、事業仕訳け実施で浮いてくるといわれた財源や国家公務員数の削減や国会議員数の削減による財政改革など、みんなゼロだ。目玉の子供手当などが消えて、それでなくても政治格差になく現役アラフォーが気の毒この上ない。

せめて、ハナシ半分を達成できる世の中や自分たちを実現したい。
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”香り”の言葉遊びーそして、バラの香り。

2011年10月15日 | Weblog



バラの香りを研究し、そのステキな香りを人々に紹介して行こうとする研究所の設立発表会に参加した。何も考えずに使っている言葉「バラの香り」。その”香り”とは、どのように説明されるものなのだろうか。

ふつう、”香り”というと、「よい香り」や「よい匂い」や「バラの香り」のような言葉にふれる。ユリやラベンダーや金木犀の香りなどのようにややはっきりした香りもあれば、多くの果物やバラのようにかすかな香りのものもある。どちらかというと、わたくしたち日本人は、”かすかに”とか”ほのかに”と形容される香りを「いい香り」と感じているようだ。

香りとは、ニオイや臭いとも匂いとも違うようだ。臭いというとツーンとした強いニオイがイメージされる(SmellやOdor)が、匂いはやや”香り”に近い感じだ。どちらかというと、ほのかに・かすかに香るものが、匂いなのかもしれない。香りの”かすかに”を求めて微分していくと香りのオリジン閾値にたどり着くのかも知れない。

近年、アロマセラピーがはやりだが、このアロマ(Aroma)はやや花やバラの香りとはイメージが違う。食べものやコーヒーなどの香り立つ香気に近い。花やバラの香りは、フレグランス(芳香)というイメージがつよい。もっとも、この花やバラの香りを香水にしたようなものは、パヒューム(Perfume)またはパルファムだが、香水の香気成分のようなものはセント(Scent)だ。

何かを通して感ずる香りは、Per(・・を通して)fume(煙、蒸気、空気や風のようなもの)で、花や花弁を通しての香りという点ではパヒュームだが、花の香り(芳香)はやはり、フレグランス イメージがつよい。

バラの香りは、主にバラの花弁の表面から香り立っていると聞く。花弁に含まれる香気成分の組成や量が、香りのタイプというか香りの違いを生じさせているという。探究に終わりはなさそうだが、探究しつづけたい”バラの香り”だ。しばし、お付き合いください。

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”バラの香り”を探究し、紹介するシゴトに就いて。

2011年10月13日 | Weblog
 2011年10月7日(金)、蓬田バラの香り研究所という会社の発表会に参加した。”思い”に賛同する仲間と起業したラボラトリービジネス(研究事業)企業だ。バラの香りについての研究(探究)を専らとする会社だ。

 尊敬する友人・蓬田勝之さんの”バラの香り”に魅せられて5年余を経た。10年ぐらい前からのお付き合いだが、何事にも控え目で謙虚なところが好感な友人だ。その彼が『薔薇のパルファム』(求龍堂、2005年4月)という本を発刊されたことが、わたしがバラの香りに魅せられたキッカケだ。

 2005年3月大手化粧品会社を定年退職された彼だが、入社以来ずっと研究畑にあって40年香り一筋だったと聞く。バラの香りにフォーカスした後半の20余年だというから、そのキャリアが想像できる。バラ園の散策やテニスなどで悠々自適の彼を、まだ年金受給年にならない2009年、ただいまのリターン&リステージへのお誘いをした。

2010年3月(株)蓬田バラの香り研究所設立と同時に取締役研究所長にご就任いただき、このたびの研究所発表会を迎えたのだ。バラの香りがこよなく好きだというステキな女史を社長に、わたくしも参加しての会社のスタートになった。バラの香りビジネスというまだ不確かな事業だが、美しいバラの香りの普及に夢を託した。

 こだわりは、バラの香り。蓬田勝之さんが探究し特性分類したモダーン・ローズ7つの香りとポピュラーなブルガリアンローズ1つの”8つの香り”が、この新しい研究所会社のビジネス・インフラだ。8つの香りそれぞれ、どなたにも官能識別できる美しくステキな高質な香りのライフスタイル化や文化化に汗したい。

 折りしも除染やデトックス(解毒)が社会的なテーマになる時代。バラの香り成分が持つまだ探究されていない効果成分の検証にも努力し、これからのストレス社会に貢献できたらこの上ない喜びだと思っている。神経医学や脳科学などは遠い世界だが、交感神経や自律神経の働きと香り臭覚との関係などを探究していきたい。

 まずは、メタボやストレスへのダイエットあたりを探究することからスタートしようと思う。止まれ、人々に楽しく気分よく暮らしてもらうことこそ、バラの香りの第一の願いなのだ。(了)

 
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憶えやすい10月10日は、体育の日。

2011年10月10日 | Weblog
ことしも、晴れだ。毎年10月10日は、晴天の記憶だ。ついこの間までの蒸し暑さや大雨の台風がウソのようだ。文字どおりの秋晴れの今日10月10日は、体育の日という祝日だが、わたしたち夫婦の記念日でもある。

同じ職場の隣同士のデスクのわたしたちが結婚して44年になる。3人の子供たちは、それぞれ独立した。長女のところは、孫がもう大学に行っている。アラフォーの長男のところは、3歳の男の子と1歳の女の子の孫がかわいい。アラサーの二男は、まだ独身だが職場近くに住んでいる。

とくべつメモリアルなことはないが、10月10日だけが記憶されて過ぎた40年余だ。いつも好天でさわやかな青天の”秋たけなわ”が、記念してくれている。ことしも変わらない。

昨日は、ひとり住まいの二男と3人の夕食だったが、きょうは少し増えてにぎやかな食事になりそうだ。静かな二人暮らしもいいが、時々のにぎやかな会話食事があってのことかもしれない。体育の日だというのに、運動らしいことを何もしていないこの頃を変えたいと思う。

来年の10月10日の日誌ブログを楽しみにするしかない。
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『菅・官・患!被災日本2011年の世情小史』(湘南社)上梓のご報告。

2011年10月08日 | Weblog


2011『吉澤兄一のブログ』が単行本になります。11月上旬に発売されます。何かメモリーしておかなければならない2011年だったからだ。日々、何気なくブログしていた世情と自分小史だが、2011年は特別だと思ったからだ。

”被災”という2文字が説明する2011日本。日本だけではない。世界中で自然や地球の怒りに被災した2011年。この半世紀の私たち人類社会の便利文明の発展はその分、地球や自然を壊してきたのかも知れない。自然や人智が及ばない何かへの畏敬を忘れて過ぎてきたことへの”怒り”というか、罰なのかも知れない。

よくよく突き詰めると、わたくしたちは科学技術の進展や政治に間違ったのかも知れない。便利で暮らしやすい生活が、発展する科学や技術と民主主義化する政治によって”限り”なくもたらされるという妄想にとらわれて過ごして来たのかも知れない。

厚顔で上梓する本のタイトルは、『菅・官・患!被災日本2011年の世情小史』(湘南社)。311東日本大震災津波と福島第一原子力発電所事故ばかりが突出した2011年だが、この間の国のかじ取り役の菅首相菅政権と不作為を大きくさらした官僚役人たちに被災した日本だともいえる。地球や自然だけが、大きく災害をもたらしたのでもなかった。

ほぼこの一年のブログ収録本だが、9月半ばまでの2011年になったことをお許し願いたい。ご希望の向きは著者までメールその他でどうぞ。mkg910@extra.ocn.ne.jp (送料込1500円)。
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悲しい時はブログして忘れるースティーブジョブス氏のご逝去。

2011年10月06日 | Weblog
 かけ離れた天才は遠い存在だが、ミスター・スティーブジョブスのご逝去は悲しい。パソコンやITハイテクの世界も遠くにあるが、アップル社を創業されたその世界では、カリスマのような方だということは知っていた。

 折りしも昨日は専らiPhone4s の発売テレビを見聞きしていた。その直後の悲報だった。iPhone 4も、iPad も、スマホも利用できていない自分だが、このような世界を描き、その世界への導きを推進されたカリスマ力には、敬服している。

 ビルゲイツさんと並ぶ偉大なIT世界の申し子なのでしょうが、まだ56歳だという。あまりにもお若い。あと10年、20年元気でおられたら、何か想像も出来ないようなそんな世界を描いてくれたのではないかと、残念でならない。

 ただいまのITやインターネット社会は、とにかく"便利”を追求されているようだが、少々の”不便”をあえて設計して欲しい。少々の暮らしにくさが、これからの人類社会に希望をもたらしてくれそうだと思っている。

 デジタルやハイテクについていけない私たちのこれからに、希望や夢を抱かせて欲しいと、スティーブジョブスさんのご逝去にあたり、願う。
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