吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

山百合の花ー閑話

2018年07月30日 | Weblog
夏の花と言えば、真っ先にヤマユリ(山百合)。四季自然と花々に恵まれた日本、春から夏に咲く花は多い。日本が原産地だというユリ科ユリ属の大きな白い花の山百合こそ、夏花の代表。日本全国、山地平地耕地原野を問わず、自生している。


山百合の花と言えば、大きく白い筒先五弁の花をイメージするでしょうが、よく見ると真っ白でもない。白とうすい黄色に内に赤い斑点を混ぜた、遠見にはクリーム色っぽい。背の高い茎先のほうにラッパ状に沢山の花をつけ、広く香りを漂わせるが、見ればやはり白い。北向きの斜面地や杉林の麓あたりに咲く。


ただユリといえば、テッポウユリやオニユリなどやニッコウキスゲのようなものまで多種あるが、野山に自生しているものや民家の花壇に植栽されているものなど色々。近年は、野山に自生されているというより、園芸店や民家の庭先などの多く見かける。威厳、壮厳、純潔や甘美など意味巾の広い花言葉を持っていることからも、多くの人々に愛されていることがわかる。
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政治と政治家品質の低下防止策を!!

2018年07月23日 | Weblog
政治の品質が落ちた。政治家の品性が落ちた。政治や政治家への信頼や尊敬心が高まらない。国内に限らない。アメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平やトルコのエルドアンやフィリピンのドウテルテ大統領など、国のリーダーの見本なのか?


政治家も一般の人も、独裁者や権力横暴をするようなリーダーたちを期待したり、尊敬したりはしないだろう。広く国民や人類の幸せを願うリーダーや政治家を期待している。この人々の願いや理想と現実のギャップの大きさを嘆く。


政治家の資質低下の原因の一つが、選挙。選挙の結果が政治家だとすると、その制度や結果を産む選挙民や立候補者の資質だ。選出する政治家の品質や資質だ。期待できる選挙にならないのは、政治家の世襲すなわち2世、3世が大半だから。地盤看板世襲の選挙になっているからだ。


一世代限り一回の2世立候補ぐらいは許すとして、1世とび2世や3世と3世4世や5世の立候補を制限したらいい。選挙立候補は、万人に公平などどうでもいい。現在の国会議員の半数余りが、2世3世4世議員やそのとび2世や縁者議員であることをみるに、これを制約できれば、その分志ある良質な若い議員や女性議員などが増えるだろう。→こういう検討を、いまの2世3世4世議員たちにお願いしたら、どのような反発を受けるだろうか。
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心して暮らそうの閑話

2018年07月20日 | Weblog
無人島で一人暮らす人は別にして、人生自分のみ一人では生きられない。協働し分担して暮らす。力を分担したり、技量や知恵を分担シェアして暮らす。
夫婦や家族や何人かの集落や社会をつくって協力し、シェアして生活する。


二人以上集まると、合意や協調や妥協が要る。丸いものが好きな人もいれば、四角いものが好きな人もいる。右が好きだったり左がすきという人もいる。気が合う人もいれば、気が合わない人もいる。何人か集まれば、ねたみやひがみなども生まれる。


2018年7月16日朝日新聞の「試写室」というコラム欄に『人生の七味唐辛子』が紹介されていた。うらみ(恨み/怨み)、つらみ(辛み)、ねたみ(妬み)、そねみ(嫉み)、いやみ(嫌み/厭味)、ひがみ(僻み)とやっかみ(嫉妬)だ。それぞれ、似たり寄ったりの気分や心情だが、心して暮らそうと思う。


マイナスやネガティブなことより、前向きでポジティブな気持ちを大事にして暮らし、生きることがよいと思う。少し息む(力む)気分で”六む”するのもいいかも知れない。いどむ(挑む)、はげむ(励む)、つとむ(努む)、いそしむ(勤しむ)、おさむ(修む)、きわむ(究む/極む)あたりの気持ちを大事に暮らせばいいと思う。
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2018年7月西日本豪雨災害から2週間のつぶやきブログ

2018年07月19日 | Weblog
2018年7月(7日の七夕天災)の西日本豪雨災害は、200人を越える被災死者を出し、家屋損壊35,000棟を上回る甚大な浸水泥流被害をもたらした。あれから2週間なるも、まだ流木土砂瓦礫泥土の片づけもままならず、つづく酷暑に耐える被災者や被災自治体の皆さんに、お見舞いを申し上げたい。


後期高齢者で、体力金力気力に欠ける小生は、被災復旧へのボランティアにも参加できず、ただ新聞やテレビの報道に茫然とする日々。岐阜や京都などの被災も同じですが、愛媛県宇和島のみかん農家の方々、2014年の被災復旧もまだの安佐北南区の土砂災害、呉市や岡山市真備地区の皆さんなどの被災の甚大さに、遠くにいて脱力感すら覚えます。


現在の地球温暖化や地球気象環境を思えば、また明日の今回同様やこれ以上の自然災害が起こらない保証はないでしょう。国や自治体のハザードマップの訂正更新や避難所の場所や施設の整備、防災や避難基準および警報や指示メールや連絡の仕方などの再整備をお願いします。


ダムや溜池および水源地などの保水力のチェックや強化、森林や河川の保水量や流量キャパや調整力の点検、道路水道エネルギーなどの生活インフラの点検修繕などのチェックをお願いします。被災地のみなさん、猛暑酷暑の中ご無理禁物にして、無理をせず、できるだけボランティアや自治体の方々のお手伝いに任せて、この夏を乗り切ってください。
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「後藤純男美術館」(上富良野)で偉業観賞す。

2018年07月09日 | Weblog
4日(水)も雨。蝦夷梅雨だという。早朝7時ホテルをチェックアアウトし、上富良野フラワーランドで朝食。ラベンダー畑を眺望しながらの朝食だというが、外は雨。雨を避けてということではないが、朝食後すぐに「後藤純男美術館」に行く。日本画というと、大観、観山、玉堂や奥村土牛ぐらいしか知らず、名前ぐらいしか知らなかった後藤純男画伯の”すごさ”に圧倒された。


つい2年ほど前 お亡くなりなった画伯は、どちらかというと千葉や埼玉で育ち学校時代を過ごしたらしいが、お亡くなりになるころの今は、千葉の流山市にお住まいだったようだ。その方が、北海道は上富良野町に「美術館」を建てている。20代は、しばし中学校の教員生活をしつつ、絵画の研鑽と作品づくりに汗していたようだが・・・。


結婚しお子さんを得た30歳30代は、本格的に画家を目指したようで埼玉は松伏町にアトリエを構え、毎年の院展出展への作品作りに汗したようだ。1970~80年代は、文字通りの本格的画家活動らしく、中国(西安大)あたりでの活動が成果したようだ。1971(S46)の「寒冷譜」や1979(S54)の「大和路新雪」などにみられる。


ここ後藤純男美術館に入ってすぐの大広間でみた「吉野山」(1995(H7)や1993(H5)の「庭園の新雪」あたりは、画伯が東京藝大の教授をしていたころの作品だ。日本美術院理事になった2000(H12)年の70歳代から80歳代は、2002(H14)の「桜花浄苑双図」や2011(H23)年の「盛春塔映」などに見られる作品業績を残している。2016(H28)年、東京藝大名誉教授にて永眠。合掌多謝。

〇えぞ梅雨や 後藤純男を 識る館
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富良野・美瑛の花めぐりー PS

2018年07月08日 | Weblog
〇 夏の雨 葉花従え 九蓋草(クガイソウ)



〇 雨上がり 色とりどりの 夏の花



〇 雨の丘 ルピナスの花 色多彩



〇 えぞ梅雨や ラベンダー眺め 朝餉かな



〇 花めぐる 四季彩の丘 夏の雨



〇 青嵐 深山畑の ハスカップ

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蝦夷梅雨の北海道:富良野・美瑛の花旅

2018年07月07日 | Weblog
〇蝦夷梅雨の 旭川なり きらら米 (きらら米:きらら397→ゆめぴりか)


2018年7月3日(火)午後12:50、北海道・旭川空港は、雨。北海道に梅雨期はない、ということで予定した「富良野&美瑛の花々を訪ねるバス旅」だが、今週はずっと雨だという。出発の東京はとっくに梅雨明けだというのに、北海道はいままでにない”蝦夷梅雨”だという。旭川より早速のバスで富良野に向かう。
〇夏の花 色とりどりの 美瑛かな



〇青嵐 ケンとメリーの 一本樹


ふだんなら十勝岳連峰が一望だという富良野丘のホテルを出る。まだ朝の7時。フラワーランド上富良野で、ラベンダー畑を眺望しながらの朝食。朝食後、花人街道から美瑛駅と美瑛の街を観光する。街デザインで統一された三角屋根の商店や低層ビルが特長の街。そして、再びの花人街道を四季彩の丘に向かう。
〇夏の朝 三角屋根の 街散歩

〇蝦夷つゆに 青を取らるる 青い池


〇蝦夷梅雨や ハスカップ実の 青の濃く


美瑛街道は、テレビCFに使われた木々が目玉。古くは、日産スカイラインのコマーシャル(CF)に使われたケンとメリーの一本木。深山峠あたりの丘には、ジャニーズの嵐のテレビFに出た五本の木など。長い長い一本道と丘陵畑の景色や広い田園風景などが、宣伝マンに受けるからかも知れない。
ここ何日かは、えぞ梅雨だという。大雨の霧でいつもなら眺望できるのだというホテルからの十勝岳連峰が見えず、今朝は水しぶき音がすごい白ひげの滝をデジカメ・ショットした。
〇水煙る 白ひげの滝 梅雨台風

〇ルピナスの 赤青黄色 風の庭


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