吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

いまを辛抱(節約)し、孫子へのツケ(借金)残しを止めよう!

2017年11月28日 | Weblog
国の財政(歳入)が厳しいから「もう少し税収を増やしたい」「消費税をアップしたい」ということで、現在8%の消費税を10%にしたいという。すでに増税時期は決まっていて2019年10月より2%アップで消費税10%になる。現在(8%で)消費税収約20兆円だが、2%増税すると約5兆円の消費税増収になる。

いっとき、消費税増税分(5兆円)は、あまりにも巨大化した国の借金(約1000兆円)を増やさないようにするための返済にあてる(元利償還額5兆円)ことにしたようだが、この増収分5兆円のうちの2兆円を「幼児教育無償化」や「人づくり革命(高等教育無償化)」や全世代型社会保障化(待機児童ゼロ化/介護人材育成)などに使うという。

約50兆円の歳入(税収)で国の予算(一般会計)の総額約100兆円の歳出を組むのがわが国だから、毎年約50兆円の借金(国債)を国民全体でしている。いままでの国の借金総額は累計約1000兆円。国民一人当り850万円の借金を負っていることになる。GDP(国民総生産)比240%(1000兆円)は単純にいうと、あの破綻国家ギリシャ(GDP比160%)より大きいが、わが国の国債の60%強は国内(銀行他)の購入なので、純債務(残高)はGDP比130%ほどで、あまり心配することはないという。

しかるに、先進欧米諸国の債務残高は、概ねGDP比90%~110%ぐらい。教育無償化という主訴などは 聞こえはいいが、孫子世代に いま世代の借金や贅沢のツケを残していいはずがない。待機児童数や不足保育園数を32万人だ56万人だと喧騒し、”これをゼロにする”など耳障りを考えてマスコミすることは、避けてほしい。そう願う孫子を持つ、後期高齢者でした。
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小春日に誘われ、小石川後楽園と六義園の回遊散策

2017年11月26日 | Weblog
この二・三日、陽射しがいい。小春日和というのだろうか、少し暖かい。2017年11月25日(土)も、朝から快晴。雲もなく、文字通りの青天。特段家でごろごろする理由もなく、どこか都内の名勝公園に紅葉狩りしようと、地下鉄の駅に向かう。

メトロ成増駅から飛び乗ったのは、副都心線。池袋での乗り換えがしやすいのは丸の内線。地下鉄丸の内線で、まずは後楽園で下車。東京ドーム球場を右廻りするように小石川後楽園に向かう。水戸徳川家江戸屋敷跡の築山泉水庭園。大泉水池の周遊の丘や深林に、季節柄の赤黄の紅葉が楽しめる。

2時間近くを回遊、後楽して小石川後楽園を後にす。少々早めのランチを駅近くのレストランでとり、メトロは南北線で駒込に向かう。つぎの名勝庭園は、六義園。五代将軍徳川綱吉のころの川越藩の柳沢吉保築園の大名庭園。回遊式の築山泉水園だが、小石川後楽園より少し小さい。大泉水池周りの回遊道やいくつかある茶屋や築山峠は、いま紅葉が見ごろ。

染井門から入り染井門を出た六義園だが、もう足が痛い。JR駒込駅から山の手線で池袋に向かう。本日の名勝庭園めぐりは、2つで終わり。足の疲れ痛みが心地よい。
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晩秋の茨城県北は常陸太田市の一景

2017年11月25日 | Weblog
2017年11月24日(金)は、前日の双子低気圧の雨荒れ模様とは打って変わった好天。天髙い青空には、この季節の好天特長のソフトな綿雲。利根川あたりより望む関東平野先の稜線には、筑波山がその綿雲群の間を分ける。広い平野は草紅葉が枯れ、ずっと土色。PM2.5がゼロなる澄んだ空気に深呼吸する。

紅葉も終わった偕楽園と千波湖の間の水戸を経由して、水郡線で常陸太田駅に着く。ロータリーで待つ妹夫婦のクルマに入り、市内に。まずは腹ごしらえということで、ランチ・レストランに入る。月に一度のジョイントだけに、話題は少ない。田舎の実家の様子や妹家の孫たちのハナシに談笑し、クルマで西山荘のほうに向かう。

また、一ヵ月ぶりの母の見舞いの介護園。西山の丘より眺める旧街の中心鯨ヶ丘の晩秋は、いまが絶景。大きな銀杏やその他の黄紅葉が、景色の真ん中をつくる。おそらく、自分が通った母校の校庭の大樹群だ。丘と丘に挟まれた街の景色にも、緑や黄色の木々がアクセントになっている。

むかし常陸の国県北のこの地は、季節が少し遅くまわる。夏に入るのも冬になるのも少し遅れる。まわりの紅葉が終わったこの紅葉がくる。周りが枯れ木になった頃、落葉がはじまる。いま、ここ鯨ヶ丘や西山の丘は、秋たけなわの景色だ。
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水天宮

2017年11月20日 | Weblog
19日(日)の戌の日を翌日にした2017年11月18日(土)は、酉の日。お宮参りにはいい日だというので、前倒しの水天宮になった。次男家の安産祈願ということで、水天宮にて安産祈祷となった。午前11時人形町は今半本店前にて、次男夫婦、お嫁さんのご両親と我が家の夫婦6人の待ち合わせ。少し早い昼食会をした。

おいしいすき焼きのランチをいただき、6人そろって水天宮まで歩く。午後2時近く、あまり待つことなく祈願祈祷所なる神殿に入った。大分前の神宮とは趣が大きく違うのは、最近神殿が再新築されたからであろう。約30分ほどのご祈祷をいただき、水天宮を出る。久しぶりにお会いした札幌からのご両親ともオシャベリがしたいと、人形町駅近くのカフェに入る。

特別かしこまった話題があるわけでもなく、他愛もないオシャベリを一時間ほどして、3家族それぞれに分かれた。水天宮より永田町経由有楽町線で帰宅。パラパラの雨はあったようだが、お天気もまぁまぁで、よい戌の日前倒し祈祷ができたと安堵している。
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昭和、平成の後の年号は、何になるのだろうか。

2017年11月16日 | Weblog
わたしは、昭和生まれの昭和・平成育ち。平和な75年に感謝している。平和の”和”を願った昭和を47年、平和の”平”を願った平成の28年を過ごして今になる。しかるに、終戦後70余年のここ日本の平和の間も、世界に目を向ければ”平和”とはほど遠い。止むことのないISのテロや地域国間や民族間の紛争やこのところの北朝鮮のミサイル発射や核実験など、平和維持を脅かしている。

地球世界のこの四半世紀のテーマは、サステナビリティ(持続可能性)。地球環境の持続可能性の探究が主訴だが、人類やすべての生きものやその環境や平和の持続的可能性や持続性を指向探究する(日常)行動のすすめだ。
しかし世界の現実をみれば、このテーマを否定するような情況の多いさに目を見張る。地球温暖化低減へのパリ協定の離脱や野放しの宇宙開発や人工衛星などによる地球汚染などが横行している。

ひるがえって、わたしの日常や関心事に好影響を与えてくれている生命誌研究館。ここの活動や発信情報を広報し皆さんと共有したい。生命誌館の季刊誌「生命誌」の2017年のテーマが”和”、和まる(のどまる)なのだ。和む(なごむ)、和える(あえる)、和らぐ(やわらぐ)に、和まる(のどまる)をコンセプトにする年を提示している。穏やかで、長閑(のどか)な、落ち着いた年や世界を願ったのであろう。

この「生命誌」の発信するテーマは、毎年その年に見合う。2013年ひらく、2014年うつる、2015年つむぐ、2016年ゆらぐ、で今年2017年の「のどまる」になる。すべてが、この21世紀のその年その年の日本人や世界の人々のテーマになっている。ゆったり落ち着いた、静かで穏やかな世の中や生き方をめざして(研究)活動したい、平和を願った日々の活動をしようと訴求している。共感し、共有させていただきたい。
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晩秋の石神井公園散策記

2017年11月12日 | Weblog
夕方から強風で冷たくなるというが、昼前あたりは極めて好天。空は青く高い。11/11の午前11時、石神井公園行のバスに乗る。約40余年ほど前居住していた石神井公園付近は、どのように変っているだろうか?高々バスで30分の所と近いのに、その大変身に驚く。

駅周辺だけではない。公園池あたりへの商店街や住宅街も、大きく変わっていた。しゃれた住宅や高層マンションが多くなった。歩いて5分少しの公園池入口ボート乗り場。ここだけが昔のまま。周りの景色もほぼ昔のまま。10割紅葉には少々早いようだが、少し緑を交えた池周りの木々や低木の紅葉がキレイだ。

しばらく散策。ボートや小鴨たちの池を見ながら歩くこと15分。中ほどに、珍しい大木のメタセコイア。デジカメす。少し緑を薄め赤茶した枝葉が またいい。赤茶を濃くした枝葉に、松ぼっくりならぬセコイアぼっくりの実を沢山付けた大木もある。大木の下に目をやる。そこには小さく真っ赤な実をたわわにつけたピラカンサスが、池にわが身を映していた。

小さなめがね橋を渡り、北側の散歩道に出る。住宅街の左右を見ながら、ずっと昔子供たちがお世話になった幼稚園に足を運ぶ。懐かしい路地から、再びの商店街。少し遅めの昼食を日本蕎麦屋さんで摂り、帰りは池袋に向かった。デパート地下食品売り場での家内の買い物に付き合い、帰宅した。晩秋、晴天の散策でした。
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青天を得て孫の七五三詣で。

2017年11月04日 | Weblog
ふつうは旧暦だが、いまは新暦11月15日に七五三詣でをする。旧暦での行事を新暦にしたのだからということで、15日にこだわらず11月(旧暦10月)にすることをよしとしている。七+五+三=15だから15日にしたとか、いや収穫の秋に感謝する11月(旧暦10月)の満月の15日を当てたなど諸説ある七五三だが、11月の吉日に氏神様に詣でるのが慣習になっている。

きょう11月3日は、文化の日(祝日)で大安。我が家の(只今)一番下の孫娘の七五三。江東区は塩浜に居住する長男家の7歳になる孫娘は、富岡八幡宮に詣でる。核家族で暮らす長男家ではあるが、この日は孫娘のおじいちゃん、おばぁちゃんを含め、総勢7人での参詣になった。12:30祈祷受付、約30分ぐらいの祈祷を神妙に受けた後、少し離れたホテル21階のレストランで祝膳になった。

男の子(5歳)たちは、揃って袴着や背広姿。帯解きの儀といわれる7歳の女の子は、みなさん振袖着物姿。髪置きの儀と言われる3歳は、女の子も男の子も3歳児なりの晴れ着だ。もともと収穫や成長に感謝する11月に重ねた子供の健やかな成長に感謝しご加護を祈る儀式なのだが、家族や子どものライフステージの確かめを共有するところに意義があるのだろう。

一日中振袖着物姿にカラダを締められ窮屈を耐える孫娘と、行事への付き合いで堅苦しい行儀に堪える10歳の孫には、大変きつい行儀習いの一日になった。大人でも何かと堅苦しい祈り詣でや激しく動きまわる孫たちへの付き合いにヘトヘトになって帰宅した祝日休みの一日でした。
コメント (2)
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