「Ⅰ」2022(令和4)年「1月」の俳句:
・初夢に 富士も茄子も 現れず ・凍てる朝 眠りを覚ます 震度六
・山茶花の 残花を眺め 一人節 ・初日さす 起きろ起きろと 鳴く鴉
新しい年が明けたのに、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない。世界全体の累計感染者数が、3億→4億人(死者600万人) と増える。相変わらず温暖化
異常気象はつづく。脱炭素だ カーボンニュートラルだと、SDG’s広報。
・絵文字のみ 孫のメールの 年賀状 ・砂利道を 傘寿二人の 初詣
・賀詞交わす マスクと眼鏡 名前出ず ・オミクロン 速い軽いと 冬鴉
正月の私ごとは、年賀状や初詣。傘寿超えの高齢者二人の正月を、子どもや孫が来て 賑わす。コロナや感染症ウイルスを防禦しつつ、外出を控える日々。
・冬木立 落葉で遊ぶ 子犬かな ・山茶花の 残る一花に 四十雀
枯れ落葉や二度咲き山茶花や桜などの帰り花に微笑む小春日。小さな野鳥や子犬などが遊ぶ庭をぼーっと眺めて端居する。