吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

時代に乗れない75歳のわたし

2017年06月26日 | Weblog
クレジットやカードは、ほとんど使わない。いつも、買い物は現金。通信販売は利用しない。何かの口座振替や引き落としは利用しない。NHKやNTTや電気ガスなどの料金も、ずっと現金振り込みだ。買うモノや対象の品質や手触りを触って確かめて、店で買う。

いま、世の中はインターネット社会。VRというバーチャル・リアリティの世界。見えない監視管理社会。出来る限り監視を避け、自分自由に暮らそうとして、自分情報や自分買い物を晒さないようにする。世の中の管理者やクラウドに自分を預けないようにしている。世の中は、おおむね仮想人工現実社会。相対して、買い物したり契約したりしない。見えない空間で、相手やモノを確かめず買う。

社会のシステムや仮想空間を信じて暮らせという。保守的なわたしには、それが出来ない。他人を信頼していないのではない。相対する人の問題ではなく、社会というか”見えない”システムや確かめることが出来ない雲(クラウド)が不安なのかも知れない。いつ頃から、このようにになったのか知らない。

自分の五感+六感だけが頼りとも言えない。自信の持てない自分の味覚や嗅覚もあるが、聞いて(聴覚)、見て(視覚)、触れて(触覚)確かめて、買ったりすることで安心する。失敗しても納得する。他人やモノを攻めなくてすむ。しかし、世の中がこのような自分を 受け入れてくれなくなっている。※11年前の2006年3月の1号からはじめてこのブログ、No.1111号、イレブンイレブンの記念号になる。多謝。
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アマゾンのホール・フーズ・マーケット買収雑考

2017年06月18日 | Weblog
2017(H27)年6月17日(土)の早朝、わたしには大きいニュース・イン。米ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが、あのナチュラル・フレッシュ・フーズのチェーン・スーパー マーケットのホール・フーズ・マーケットを買収することになったという。

買収額約1.5 兆円(137億ドル)にもオドロキだが、近年食品販売にまで取扱い分野を広げているとはいえ、あのネット商取引大手のアマゾンが、ナチュラルやフレッシュをコンセプトにする店舗(スーパー)販売大手のホール・フーズを買収するのだ。近年のアメリカにおけるオーガニックやNon-GMOに対する社会動向を睨んでのことだろうか。

日本のスーパーマーケット事業者や一般の旅行客でさえ参考にするホール・フーズの店舗づくりや品揃え。全米やカナダその他に300店舗近くを展開する大手チェーン・フーズ・スーパー マーケット。アマゾンは、あまり思惑どおりに進んでいない食料品流通販売テコ入れだけが目的ではあるまい。ホール・フーズ マーケットの”ナチュラル&フレッシュ”コンセプトを取り入れようとするからであろう。

依然社会傾向にある日本のナチュラル、オーガニック、フレッシュ、非遺伝子組み換えや添加物ナシなどだが、実はこの傾向最近は米国やカナダあたりでつよい。ベジタリアンやサステナビリティなどと悠長に構えているわけにはいかないのかも知れない(添付写真上は、筆者訪米の2010年3月のホール・フーズ マーケットLA)。
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後期高齢者突入記念(S33年中学卒)クラス会・鵜の岬の記

2017年06月09日 | Weblog
わたしの月2回の田舎行は、大抵JR常磐線。上野10:00AM発の「ひたち」号で水戸11:05、水郡線で常陸太田着11:50頃がルーチン。きょうは ほぼオフにしていただき午前10:40事務所(地下鉄メトロ麹町)を出て、11:15JR東京駅は八重洲南口の高速バス乗り場。

久しくご無沙汰のときわ路バスの旅。午前11:40発日立・鵜の岬行に乗車。すぐ前の窓側の席には、何年かぶりに同窓生のヨシ江さん。5~6人の乗客で出発したJR高速バスだが、終点の鵜の岬国民宿舎前で降りたのは、ヨシ江さんと私の二人。15:00会の受付、フロントでのチェック・イン。総勢26人の参加者だが、2クラス80人足らずの同級生のジャスト3分の1になる。

まずは、ホテル(宿舎)8階の大浴場。小学中学時代の悪戯や学校でのアレコレなどのオシャベリが、浴場内にこだまする。羨望がすばらしい浴室からは、目の前の緑陰を透かしてアメリカまでの太平洋が広がる。風呂上りの汗ばむ肌にゆかた姿で18:00、用意された海の幸山の幸満載の夕食の席。くじ引きで決まられた番号の席だが、目の前は恩師一人参加の85歳の先生。

ワイワイ&ガヤガヤ。おいしい肴や料理に大分お酒がまわった頃終宴。割り振られて4~5人が単位の就寝部屋だが、オシャベリ小宴会が始まる。12時を回って就寝、翌朝5時起床。朝ぶろの後、やや霞がかった青い海と濃い緑の薫りの林の間を散策。結構くたびれて、ホテルのバイキング朝食。鵜の岬を後にして、日立かみね公園頂上の吉田正音楽記念館からJR日立駅へ。勝田で「ときわ76号」に乗継ぎ、帰京。

8日は昼食夕食抜き、明日(きょう)9日は朝食抜きと下剤服用で午後2時、大腸の内視鏡検査手術の予定。何とも忙しい3日間です。
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ただいま、豆乳の『本』作成中!

2017年06月01日 | Weblog
日本豆乳協会に勤務(事務局長)して10年。高齢(75歳)になったこともありこの6月30日、退職する。いわゆるイソフラボン・ショックで、ブーム成長しかけた豆乳(類)の市場が大きく低落した2007年から2008年、協会の小職について10年近くになった。お蔭様で2009年より回復軌道に乗った日本の豆乳(類)市場はこの7~8年、毎年史上最高の実績(生産出荷量)をあげている。

当時(2008)国民一人当たり年間1.3ℓ ぐらいしかなかった豆乳(類)の消費量が、昨年(2016)は、2.5ℓ になっている。飲用牛乳の年間総生産量400万㎘に対して4%(16万㎘)だった豆乳(類)が、8年後の2016年は9%(31万㎘)になっている。(飲用)牛乳も豆乳も同じたんぱく質飲料だが、動物性のそれに対して豆乳は植物性のたんぱく質飲料。”植物性”が時代受けをしているのかも知れない。

このような兆しが強くなった2013年、私どもの日本豆乳協会は「豆乳マイスター」制度をつくり、年一回(12月)の豆乳資格検定試験を実施するようになった。いやしくもこの年(2013)、和食(日本食)がユネスコ無形文化遺産に登録された。この日本食に欠かせない植物性食材が、お米と大豆。みそ汁の味噌や煮物やお刺身に欠かせない醤油に豆腐や納豆など、すべて大豆食品。

そして、飲むだけで植物性たんぱく質が摂れる豆乳。この豆乳、近年は飲むだけでなく豆乳鍋や豆乳スイーツ、豆乳シチュー、豆乳グラタンなどとして家庭に浸透し、街のカフェではソイラテや豆乳スムジーがメニューになっています。このような市場や消費の情況や豆乳および原料大豆の栄養などについての解説に、毎年実施されている豆乳資格検定の模擬問題集を付けた『本』を作成しているこの頃です。A5サイズ約100頁(厚さ8mm)の薄い本です。
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