吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

LL(アルミ付)紙容器リサイクル推進研究会の視察勉強会参加後記

2012年10月31日 | Weblog
日本豆乳協会に入ってまもなく、LL紙容器リサイクル推進研究会の仲間に入れていただいた。そろそろ5年ほどになる。なかなか回収現場などの視察勉強会に参加できなかったが、昨日(10/30)その機会に恵まれ参加してきた。足立区入谷にあるT社さんの視察勉強会だ。大変社会貢献の高いシゴトに汗している方々に敬意と感動をおぼえて帰った。

豆乳のアルミ付紙容器のリサイクル回収を始めて丸一年になる。エコやロハス意識の高い多くのお客様消費者の協力参加を得てこの一年で、紙(容器)重量にして4.5トンを回収した。毎月200人ほどの新規参加協力者が加わり(登録)、トータル4000人ほどの総登録会員規模になった。予想以上だ。ただいま月1000人強の方々が300~500kgほどの使用済み豆乳容器の回収に協力してくれている。

一般家庭から出るアルミ付紙容器の年5万トンからすれば僅か10000分の1だが、市販されている豆乳(アルミ付紙)容器全体の0.5%ぐらいにはなる。多謝だ。より一層、参加協力者が増えるよう施策して行こうと思う。

それにしても、文明社会イコールごみ創出社会の感がつよい。ゴミをどのように処理し、どのように活用するかというテーマほど、時代的なそれはなさそうだ。産業廃棄物といわれる企業や事業所排出のごみ42000万トン(これは、家庭ごみの10倍)を別にしても、一般家庭から出るごみは年間5000万トンにもなる。うち70%の3500万トンは、焼却されている(埋め立て処分など500万トン)が、リサイクル資源化されているゴミは、まだ300万トンと10%にならない。

容器包装のゴミは、重量比で家庭用ごみの20%近くが回収資源化されているが、半分はプラスチックで、紙容器(アルミ付を含む)はまだ4分の1ほど(シェア)だ。より回収資源化を高めることが大事だと思う。再生できる資源ごみのリサイクル率を高めることが、資源小国日本の役目だと思う。


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勘違いの横行

2012年10月28日 | Weblog
わたしも含めヒトは、自分の”勘違い”を知らない。自分の知見や力量だけではない。自分の性癖や性格や人格などについては、知っていると思って知らない。企業や経営や世間一般だけではない。政治や政治家グループの中に、特に”勘違い”人が多い。

そのように思って主張したり、立候補する人は自由だが、「われこそは・・」とか「わたし以外では・・」と、「わたし」を勘違いして立つ人が多い。わたし以外に、たくさんの優秀で有能な人々がいる世の中を知らない。狭い世界で暮らしてきた方々だ。品格の”ひ”の字も感じられない。

行動や演出もキタナイが、言葉がキタナイ。ご自分よりエライひとはいないとお思いだから、一国の首相や先輩や同僚をも”呼び捨て”で話す。何かの思惑で”仲間”化しようとするひとには、”さん”づけで話す。ときには、企業や組織や役所などだけにとどまらず、他国まで誹謗する言葉で呼ぶ。

元気や大将イメージの”雄叫び”会見や講演が大衆受けすることも多い。メディアや大衆の人気を得ることも多いからして、リーダー偶像化される。キタナイ怒鳴り声が、わがまま屋の典型だということを忘れる。周りの人や他人の意見をキカナイひとほどリーダーにふさわしくない、ということを忘れる。

つい忘れるリーダー資質だが、「俺が憲法」という方々に国や政治を預けることは願い下げだ。
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散逸するリストラ I T や電機のハイテク技術者人材の活用雇用を!

2012年10月19日 | Weblog
バブル崩壊前までの高度成長を支えたのは、日本の優れたハイテク技術者とエコノミック・アニマルといわれた団塊の世代の人々だ。ただいま50歳前後の人々と60代の人々だ。高度成長経済を牽引したこれらの人々の多くは、汗かくことを専らとする労働者とともに、バブル崩壊やリーマンショックの犠牲になった。

2009年1月の日立(電機)の7000人削減や2011年のリコー(3年で1万人)やTDK(2年で1万1000人)の人員削減が、電機関係リストラのハシリだ。2012年に入ると、1月にNECが(12,13年期中に)1万人の削減を、4月にはソニーが(13年期中に)同じく1万人の削減を発表した。2012年7月には、パナソニック(本社7000人削減/後日縮減)やルネサス(国内外5000人削減)および8月のシャープ(国内外5000人削減)などが発表された。

2000年代初頭よりつづくIT分野の大量コンピューターハイテク技術者の退職や離職につづく、上記エレクトロニクス電機関係ハイテク技術者たちは、どこに散逸したのだろうか。ハイテク開発者や技術商品のデザイナーなどを含むこれらのハイテク技術者の多くは、流通業や新ベンチャーなどに再就職したようだが、一握りのラッキーな人たちだと聞く。多くの人々が、満足できる再就職や雇用を受けていないという。

理系で技術者で、世の中の変化や事情にうといと言われるこれらの人材をどのように活用するかは、ただいまの喫緊の課題だ。ベンチャーに近いわたしの周りにも、かってこのようなITや電機分野でハイテク技術能力を発揮していた技術者やデザイナーが多い。第3次産業の4次産業化(3+1)や第6次産業化(2X3)などに貢献するであろうこれらのハイテク技術者人材の社会的雇用を願う。

理系やエンジニアやハイテク人材をどのように活用するかが、これからの成長問題に欠かすことが出来ないと認識している。
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食べもの小考現学

2012年10月18日 | Weblog
食欲の秋。秋は、おいしい食べものがいっぱい。サンマもいいが、秋ナスや葉もの野菜もおいしい。柿や栗もおいしい。わたしたちは、きょう明日のエネルギーや健康維持のために、食べものを食べる。おいしく食べるために、煮たり焼いたりする。蒸したり、チン(レンジ)したりする。切ったり、混ぜたり、調味したりして、おいしく食べる。

主菜や副菜のような区分だけでなく、食べものは肉類、魚介や穀類、野菜など多くの種類に区分されている。健康や栄養面からの分け方も多い。健康食品や機能食品などの呼び方もあるが、すべての食べものは、健康のための食品だ。栄養食品では飽き足らず、栄養機能食品といったり、特定保健用食品(トクホ)といったり、栄養補助食品などという”クスリ”に近いサプリメントなどもある。医療食は、特定の病気の人々に供される食品だが、介護食や未病食などというものが出てきては、何が何だかわからない。

この”未病食”、あの農水省の第6次産業推進にあたり議論されている概念だ。PPK健康長寿ニーズにこたえる生活習慣病対策に効果するだろうというわけで発議されているらしい。医療食、介護食、未病食と何をどうお考えか知らないが、こと食べものまわりは喧噪だ。健康や長寿やPPKは、多くの人々の願いだが、その願いをターゲットにする企業や企画が満載の世の中だ。

テレビは、コンドロイチンやグルコサミンやヒアルロンサンなどにセサミンなどのCMでにぎわうが、ついこの間の巷の会話は、ウコン、オルニチン、オメガ3やプロポリスだった。ときどきは、CoQ10やαリポ酸が聞こえたと思ったら、最近は(生)プラセンタなどをよく聞く。ことほど左様に、機能や栄養や効用を訴求する栄養補助食品やサプリメントが多い。

発酵とは、どのようなことか。微生物や酵素は、どのようなシロモノか。食品添加物の範囲か外か、わたしは知らない。エキスとは、どのようなものかも知らない。粉末や液体などあるらしいが、プラセンタ・エキスや何々エキスがわからない。月見草エキスや麦芽エキスなどもあれば、肝臓(しじみ、ウコン)エキスなどもある。ときどき聞くエラスチン食品も、どのようなものか知らない。

「ふだんの食事をおいしく」を超える健康法はないように思う。食欲の秋の早朝ブログでした。
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i PS 細胞「森口」報道騒動が教えるもの

2012年10月16日 | Weblog
2012年10月8日(9日)、京都大学 iPS 細胞研究所の山中伸弥教授ガ、ノーベル医学・生理学賞を受賞した。山中教授は、誰もが認める iPS 細胞研究の第一人者で、”いつノーベル賞か?”と鶴首されていた方だ。

iPS 細胞前の多能性幹細胞ES細胞の実用(作成)困難を回避する山中教授のiPS 細胞は、2006年(マウス)、2007年(人間の皮膚細胞)ごろ、その(作成)樹立に成功したもの(発表)だから、ノーベル賞受賞までほぼ6年を経たことになる。よく考えてみれば、”早い”授賞のように思う。

授賞発表の興奮冷めやまぬ3日後の11日読売新聞が、iPS細胞心臓移植の事例があった(新万能細胞)として、いわゆる「森口尚史」報道記事を載せた。有名な科学誌ネイチャーやハーバード大学やマサツセッチュ何とか病院などを記事し、眉唾を大きくした。そして翌12日から13日、その記事の真贋騒動が起こった。限りなくの虚偽報道を認め、読売新聞が記事の虚偽と謝罪を記事した。

本家山中教授iPSノーベル賞報道以上に、森口虚偽事件に”ミーハー”マスコミの報道が過熱した。iPS山中細胞の本質や研究開発の経緯や今後などについての記事報道を越え、森口虚偽についてのアレコレの報道やテレビが高まった。食傷この上ない加熱をマスコミの方々は、どのように思っているのだろうか。

この頃の学者研究者の資質や行状が、すべて森口氏にあらわれているなどは思いたくないが、世の中のリーダーたちを戒めて余りある事件だ。学者研究者以上にエリを正してほしいのは、マスコミ・メディアだ。よく調べての真実報道だけをすればいいわけではない。自分たちの報道がどのような影響を、人々や世の中に与えるかをよくよく思慮してほしい。

森口事件のような報道は、潔く早めにやめる勇気がほしい。視聴率や購読率だけを狙う報道や記事をつつしんでほしい。
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明日10月12日は、豆乳の日。わたしのシゴト日。

2012年10月11日 | Weblog
毎年10月12日は、豆乳の日。「12:トーニュー」のこの日を中心に日本豆乳協会は、毎年”豆乳”広報を活発化する。わたしが、この協会で働くようになって以来だ。加えて、今年は2012年。「20:ニッポン、12:トーニュー」と語呂合わせして、2012日本豆乳年キャンペーン。このところ市場伸長著しい”豆乳”への人々の親しみと関心を、さらに高めようと意欲的だ。 10月12日は豆乳の日

わたくしごとだが、このようなキャンペーンや活動の仕掛けや推進をするのが自分の職務だ。この10月12日(豆乳の日)を前に体調不覚した私は、きょう11日内視鏡カメラ検査だが、昨日10日丸の内国際ビルのABCクッキングスタジオを訪ねた。ビューティ・フードを研究推進している室谷真由美さんに”豆乳”ビューティ・フードのワークショップ・セミナーをお願いしたからだ。こっそり途中退場し、いそぎ地下鉄で帰宅した。

ジャスト19時54分、テレビはBS朝日の週刊記念日(きょうは何の日)「豆乳の日」になっていた。拙速にもかかわらず、なかなかの出来映えだ。その道のプロはさすがと、BS朝日のスタッフの方々に感謝している。

きょう11日から12日13日そして15日あたりは、豆乳のPR広報を活発化する。新聞や業界雑誌などの”豆乳”記事やPR出稿。全国のスパー店頭および渋谷109やタワーレコード前あたりでの広報イベントに加え、全国「やまとの湯」さん10店舗での豆乳風呂イベントなどをしている。

ただいま7:00AM。食事がわりに午前中いっぱいニフレック2ℓ を服用し、午後一番病院入りする。あす昼間は一日、渋谷界隈を回る。
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適用流用、何でもありの政府(復興)予算が示すもの。

2012年10月08日 | Weblog
国や地方の予算と執行ほどいい加減なものはない。役人や官僚の権益だから仕方ないとするには、あまりにも杜撰なこの度の復興予算の使われ方(10/8朝日新聞)だ。19兆円という復興予算(5年)の立て方や名目もわからないで恐縮だが、このたび指摘されたハテナ(監視委員会)とされる2011年度執行補正予算にはあきれる。

2011/311東日本大震災原発事故の復旧復興とはとても関係がない、と思われる予算項目のオンパレードなのだ。あいまいな全国防災対策費(1兆円)など、何とでも理屈づけ肯定される項目だが、本来、国土交通省か防衛省あたりが本予算で考える予算だろうに、火事場にあらわれる。沖縄の国道整備費などにも回されるらしい。

この度の東日本大地震が自覚させたのかもしれないが、この復興予算を適用流用してやってしまおうとする霞が関の合同庁舎の耐震整備(14億円)や東京あたりの税務署の耐震改修(12億円)費など、「いい加減にしてください」と言いたい。復興予算でヤル仕事かといいたい。ゆるい政府や臨時の復興庁のもとで、お役人官僚の”何でもアリ権益”の横暴がでた。

復興予算でやるのだという調査捕鯨(23億円)や青少年交流事業(72億円)が、どれほど火急で復興予算でやらなければならないコトなのか説明してほしい。この予算を提出したり、この予算をOKした方々のアタマの中を開示してほしい。この事態のインタビューを受けた平野復興相は、「来年度から被災地に特化する」などという。ピンボケもはなはだしい。

予算ほど”あいまい”設定され、お役人官僚の”勝手適用や流用”がまかりどおるものはない。復興予算に限らない。税と福祉の一体改革により設定された消費増税が、カタチを道路や建物にしようと、そのころは誰も不思議に思わなくなる。どうしたらいいものか悩む一国民なのだ。
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朝の通勤街路に匂う小さな白いアベリアのこの頃

2012年10月06日 | Weblog
まだ9月は、真正面にまぶしい朝の太陽が特に暑い。残暑が熱暑のことしは、ことのほか通勤の朝の駅までがキツイ。真正面からの日光を避ける駅までの路はない。8月から9月の毎日の午前8時だ。
一週間に1~2日雨や曇りの日がある。朝の太陽や日光のない通勤路に、ほっとする。横からのかすかな匂いを聞く。

ときどき街路低木の刈込みに消える匂いだが、熱い夏から晩秋まで何回かたくさんの小さな花を咲かせる。アベリア、けさ調べてこの花の名前を知った。特別な香り花ではないらしいが、そっと香るやさしい匂いだ。小さな房状に咲く薄いピンクが真っ白に見えるこの花は、たまに薄い黄色にも見える。 アベリアの花

田舎少年のころによく見たスイカズラに似た花の形や葉っぱだが、昔よくみたスイカズラは文字通りの蔓で蔦だ。原野の雑草のこのツル性のスイカズラは、常緑の蔦木で真冬でも濃いみどりの葉を維持する。丈夫だからか、漢字では忍冬と書いてスイカズラと読むらしい(吸葛ともいう)。お世辞にもいい匂いの記憶はない。

この東京あたりに住み、暮らすことになって50年を越えるが、雑草というより公園や街路や新しい住宅などの生垣によくみるようになったアベリア。最近急にたくさんの小さな白や薄いピンクの花を咲かせてきたなと思うと、よく刈込みされる。花はやさしいが、枝の成長が早く暴れるからということなのだろう。2~3週間もすると、枝先に小さな房状の花を咲かせるアベリアのしつこさに”チカラ”をもらったりする。 アベリアの街路脇

連休明けの通勤の街路にまた(10/9)、アベリアの匂いを聞くだろう。感謝。
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家族と親と子の関係を教えるロバート・デ・ニーロの『みんな元気』

2012年10月01日 | Weblog
久しぶりにテレビ映画を見た。2012年9月29日(土)の夜9時、BS朝日のサターデー・シアター『みんな元気』だ。特別することもない週末の夕べだからだ。久しぶりだ。

主演ロバート・デ・ニーロ演じる父親フランクは、自分の鏡だ。当年古希のわたしは、妻とふたり住まい。そろそろ高齢者ふたり住まいという世帯になる。子どもたちはみな成人し、それぞれ独立し自立している。長女家族は、電車で40分ほどの郊外に住み、大学2年の孫と主人の3人家族。長男家族は、4歳の男の子と2歳の女の子とママの4人家族で、ここから一時間ほどのウォーター・フロントに住んでいる。

一番下の次男はまだ一人だが、茨城はつくば市のほうで研究職勤務をしている。文字通り”みんな元気”だ。長女のところの孫は、来年成人式、長男のところの二人の孫は来年揃って七五三だ。ロバート・デ・ニーロにならないよう努め子育てしてきたつもりだが、子どもたちの受けとめはどうだったか確かめてもいない。まだ独り身の次男がきになるが、なるようになるのだろうと思っている。

それにしてもロバート・デ・ニーロの円熟した父親演技はいい。愛妻に先立たれ、4人の子供の家庭を、アメリカは東部のニューヨークから西部のラスベガスまでの4000kmを列車やバスで訪ねるロバート・デ・ニーロもいいが、途中の車窓の景色がいい。アメリカといま時代の親と子の両想いが景色に重なって演出できている。

70(歳)になりまだ現役しているシゴト趣味の自分を反省するに余りある映画だ。テレビの映画もいいものだと、BS朝日さんに感謝している。
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