いつしか少子化問題担当大臣が生まれた。就学以上の子どもの教育を担当する文部科学省や子どもの保育や病気(小児科)などを担当する厚生労働省では、減り続ける子どもの数や出生率に対する政策や将来展望ができなくなったからだ。
数や率および何歳で結婚するか、子どもを何人生むかなどに政策や施策が入り込む余地は
限られる。どのようなインセンティブやサポートをすれば、子どもが増えるのか確かなことはない。新しい民主党政府は、子ども手当て(26000円)を1人13000円支給することを決めた。高齢化や福祉の充実などで、それでも足りない財政事情を知ってした政策だ。
何とか”成果”につながってほしいと思うが、不安だ。現在のような景気経済や人々の所得状況で支給する”子ども”手当てが、子どものために、子どもを育てることに、どのように作用し寄与するかがハテナだからだ。日常の生活費もギリギリの家庭や無収入の人々が、本当に子どものために13000円や26000円を使うだろうか。
そこそこあるものは、子ども手当てを預貯金に回し、無いものは子育てには使わず生活費やその他に回すだろう。お金ではなく、子育て施設の充実や子育てできる環境づくりこそ重要ではないかと思ったりする。子どもに対するオトナや社会や地域のあり方なども問われているように思う。
それにしても、このところ急増した子どもを使ったテレビ広告は、何としたしたことだろう。お菓子やおもちゃなどならいざ知らず、クルマや住宅および年金や保険など、子どもの世界には関係ない分野にまで、子ども主役のコマーシャルだ。広告CFに出ている本人への影響も不安だが、これらのテレビ広告を見ている子どもがどのような影響をうけるのか、無責任なオトナたちだ。
子どもたちに対する1000兆円という国の借金(債務)は、見える政治の責任だが、見えないところでオトナがしている無責任を失くすことも大事なことだと思う。
数や率および何歳で結婚するか、子どもを何人生むかなどに政策や施策が入り込む余地は
限られる。どのようなインセンティブやサポートをすれば、子どもが増えるのか確かなことはない。新しい民主党政府は、子ども手当て(26000円)を1人13000円支給することを決めた。高齢化や福祉の充実などで、それでも足りない財政事情を知ってした政策だ。
何とか”成果”につながってほしいと思うが、不安だ。現在のような景気経済や人々の所得状況で支給する”子ども”手当てが、子どものために、子どもを育てることに、どのように作用し寄与するかがハテナだからだ。日常の生活費もギリギリの家庭や無収入の人々が、本当に子どものために13000円や26000円を使うだろうか。
そこそこあるものは、子ども手当てを預貯金に回し、無いものは子育てには使わず生活費やその他に回すだろう。お金ではなく、子育て施設の充実や子育てできる環境づくりこそ重要ではないかと思ったりする。子どもに対するオトナや社会や地域のあり方なども問われているように思う。
それにしても、このところ急増した子どもを使ったテレビ広告は、何としたしたことだろう。お菓子やおもちゃなどならいざ知らず、クルマや住宅および年金や保険など、子どもの世界には関係ない分野にまで、子ども主役のコマーシャルだ。広告CFに出ている本人への影響も不安だが、これらのテレビ広告を見ている子どもがどのような影響をうけるのか、無責任なオトナたちだ。
子どもたちに対する1000兆円という国の借金(債務)は、見える政治の責任だが、見えないところでオトナがしている無責任を失くすことも大事なことだと思う。