吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

秋北海道は、ナナカマドの赤い実の歓迎

2013年09月29日 | Weblog
関東はわたしの田舎の秋色は、ナナカマドを覆うヤマウルシや山紅葉。ナナカマド(七竈)が、カタイ木炭の原木由来だということを知らなかった。硬く良質な炭といえば備長炭だから、わたしなどにはウバメ樫が有名。田舎への常磐道の両側によく見るネズミモチみたいなウバメ樫(姥目樫)が、最良質な木炭の原木だったのだという再認識をこのサッポロ訪で得た。

市街並木を彩るナナカマドの赤い実は壮観だが、まずはJR札幌駅正面に並ぶ観樹がナナカマドだったのは、この旅の発見だった。梅雨時の真っ白い花や薄緑の実をみたのが猛暑前だったから、真っ赤を飾るこの変化にはおどろく。9月21,22,23日連休の札幌訪だったが、札幌の街も郊外もナナカマドの赤い実一色だった。

2泊だから足を遠くにはできないので、22日札幌周辺のバス・ツアーに参加した。豊平川沿いに走る中山峠までのバスの両サイドにみる街路樹の多くもナナカマド。中山峠をすぎ洞爺湖近くや有珠山および登別温泉周りの山の麓にも、ナナカマドの赤い実がいっぱい。

そろそろ秋たけなわのモミジ。ことしの秋は、ナナカマドのアカにやや心惹かれそうだ。
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『マイライフ徒然草』(2013年10月1日、湘南社)上梓物語

2013年09月26日 | Weblog
わたくしごととしては、満70歳古希の2012年のほうが節目的なのだが、2013年をそうすることにした。卒後56年ぶりでふる里中学の同級会を、この10月8~9日にここ東京ですることになった。

みなさん年金生活者だから、時間はある。自由度もある。5~60人に声をかけたところ、24人も集まることになった。上野は、水月ホテル鴎外荘が10/8(火)の会場なのだが、宴会宿泊後の翌9日(水)、スカイツリー中心のはとバスツアーをすることになっている。首都圏在住の4~5人が幹事役をシェアしているが、71歳をして現役装いの私が汗しなければならないのは当然。

その分、この2013年10月をメモリアルな年にしようとした。自分メモリーな時代小史本をつくることにした。古希への5年『マイライフ徒然草』-2010年前後の世情 の著作に走った。著作というほどのものではなく、この間の自分のブログを抜粋編集するだけ。おおまかなコンテンツを師友谷内田孝さんに相談したところ、さっそく「本」の表紙絵と8枚の章扉絵を描いてくれた。

中身より、表紙絵や章扉絵など装幀が勝った今回の”本”が気に入っている理由なのだが、稚拙ながらここ5~10年の時代世情にすり合わせた自分小史本になった、と喜んでいる。2006年3月以来 この9月24日でトータル835回になるわたくしのブログなのだが、そこからその時代や自分を映す110篇を抜粋編集したが、多分に個人趣味的になったことを許してほしい。

何かの機縁でこの単行本を読むことになった読者のみなさんと、この2010年前後の時代を共有できたら、望外の喜びです。多くの皆さんに感謝します。
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秋分の日”3連休”の札幌訪旅日記

2013年09月24日 | Weblog
2013年9月21日(土)、北の都札幌は少々北の郊外”あいの里”を訪ねた。町(名)のオリジンは 藍(染)らしいが、本日は二男の結婚相手実家への挨拶訪だから、文字通り”愛”の里だ。夕方はわざわざ札幌市街まで出ていただき、ホテル25階の和食屋さんで、二男と彼女を囲み両家両親家族の食事会になった。気さくで素敵な家族との団欒とおいしい和食に100%満足し、おそく就寝した。

翌22日も雲一つない快晴。少々食べ過ぎの朝食を済ませ、さわやかな初秋の札幌市街を大通り公園方面に歩く。10分ほど歩き目的の「さっぽろテレビ塔」に着いた。昨日のわが家公式行事完了のご褒美ということで、二男が札幌→中山峠→洞爺湖→有珠山→登別→支笏湖の観光ツアーをとってくれたので、そのバス・ツアー出発場所さっぽろテレビ塔なのだ。45人乗りの観光バスにその日の乗客8人、6人が中国方面のお客さんで私たち二人が日本人観光客だ。

まずは市街をぬけ中山峠経由で洞爺湖。湖畔にそって走るバスから左手にみる洞爺湖は雄大で幻想的だが、目を右に移すと広大なビート畑の先に連なる山々や羊蹄山が景色する。しばらくすると洞爺湖・昭和新山に着く。ロープウエイで有珠山になるのだが、有珠山から羨望する洞爺湖と昭和新山の景色は最高だ。有珠山や昭和新山の荒々しい火山姿とゆったり景色を見せる洞爺湖のバランスがいい。

洞爺湖をあとに登別温泉峡を経て一路苫小牧から支笏湖に向かう。そろそろ夕方になる支笏湖の幻想的な佇まいもすばらしいが、途中のバス車窓からみた樽前山の逆光景色が何とも言えない。やや肌寒い感じの支笏湖の夕暮れをあとに、バスは帰路に着いた。出発地のさっぽろテレビ塔に着き軽い夕食をとり、ホテルに戻った。翌23日、あいの里公園駅より札幌駅に戻った二男と彼女とのランチをとり、新千歳から成田・羽田に分かれて帰宅したのでした。
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豪雨台風18号連想 、”水”のお話

2013年09月19日 | Weblog
この夏、突風竜巻やゲリラ豪雨に攻められました。異常気象とか言って熱暑猛暑にも攻められました。そして、先週末からこの月・日曜日にかけての台風18号。日本列島を縦断して甚大な被害をもたらした。ついこの間聞いた首都圏の水がめなる貯水ダムの水は満たされたのでしょうか。洪水や大雨被害の報道に重ねて、気になるのでした。

”水”をシゴトの対象にして2~3年だが、これほどシゴト外の”水”に攻められるとは思わなかった。仲良くしたい水ですが、扱いままならぬ”水”のようです。水の惑星といわれるこの地球、実は世界の水不足ほど深刻な対象はなさそうです。一年中雨に見舞われる国も、広大な土地面積の国や大きなたくさんの河川や森林のある国でも、実は人々が利用できる水は、必ずしも充分ではないのが実情。

何故なら、地球上の水の大部分(97.5%)は、海水。2.5%の海水以外の水でさえ人間が利用できる淡水はそのうち、わずか0.01%。この水は、世界全体で55000㎦ 、一人当たり年間水資源量は世界平均8560㎥ 。カナダやニュージーランドなどは、この平均の10倍の水に恵まれていますが、日本は世界平均の約3分の1、サウジアラビアなどは、約100分の1なのです。偏在この上ないのが、実は”水”なのです。

富でも、食料でも、何でも、”偏在”が争いの元になる。なかでも、水は生命の元ですから深刻。水の偏在は、単にその地域の飲み水の不足や家庭や工業での利用水のそれにとどまらず、農作物や家畜の飼育などにも不可欠。そして、日本は世界でも上位の農産物食料品の輸入国。結果として、たくさんの水(バーチャルウォーター)を輸入しているのです。将来にわたり、世界的に水を安定して確保することが、我が国の究極の安全保障になるでしょう。

水資源の開発、海水の利用、おいしく安全な水の確保と これらの輸出や技術供与こそ、わたくしたち技術立国の日本がやらなければならないシゴトなのだと思う。
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台風18号前後日記

2013年09月16日 | Weblog
2013年9月15日(日)の田舎実家行きを中止した。少々ご無沙汰の92歳の母見舞い行きを予定していたのだが、台風18号のため中止した。まだ上陸し、この地あたりに直接きているわけではないが、朝のゲリラ豪風雨のすごさと、帰り16日を心配したからだ。

明日の風雨がウソのようなお天気の14日(土)。この11月七五三のお祝いになる孫二人(5歳男子と3歳女子)を伴って長男家族がきた。七五三のお宮参りやお祝いは10月26日(土)あたりにヤルらしいが、おめかししての七五三早撮り写真集を持ってきたのだ。何時会っても孫はかわいい。

一日中、孫に付き合うと”翌日”のカラダの節々が心配なのだが、結局丸々付き合ってしまった。そして、早朝の風雨が過ぎた15日の昼すぎ、明日は敬老の日だからと都心に買い物にでた次男が、近々結婚する彼女を伴ってきた。わざわざ私たち年寄り向けのプレゼントを持って、オシャベリに来たのだ。

台風18号が大暴れする前のお天気を利用しての15日(日)の我が家。二日レンチャン後の16日(月)だが、外の風音からか結構早めに起床した。数十年に一度とかいう特別大雨情報が発令された京都方面の豪雨被害や突風や竜巻被害を報ずるテレビが執拗だった。ここ東京は成増あたりの戸外も、ときどきの突風音が舞う。

東海地方は豊橋あたりに上陸した台風18号が去るまで、きょうは丸一日自宅休養が得られそうだ。大きな事故や被害がないことを祈る。
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高齢化社会への対応モデルは、世界各国共通のテーマ

2013年09月09日 | Weblog
ただいま(2012年現在)の世界総人口は約70億人。2050年の世界総人口が、93億人ほどと予測されているから、平均年6000万人ほどの人口(自然)増がつづくものと推定されている。日本(12500万人)の半分ほどの人口が、毎年増加していくというのだ。人口減少プロセスに入った自国の傾向からは想像も出来ない。

限られた土地、限られた農耕地の地球人口は、まだ増加傾向中なのだ。いまでも食料や栄養失調と飢餓がつづくアフリカ諸国などを含め、世界の食糧危機は2050年を待たない。日本、イタリア、ドイツなどの人口減少過程に突入している国の高齢者(65歳以上)人口率は、ただいま25~30%。2050年あたりには、40~45%(日本=45%)になるといわれる。

高齢人口社会化がすすむ国は、日本、イタリア、ドイツに限らない。イギリス、スエーデン、アメリカなども、2050年ごろには30%前後の高齢者人口率になるとみられる。ただいま(2010年)の中国やアルゼンチンなどの65歳以上高齢者人口率は5%前後だが、これら2国でさえ、2050年には25~30%になるとみられている。

人間の寿命が長くなることは大変喜ばしいことだが、急激な人口増と高齢化に対応できる社会モデルはまだない。世界平均での65歳以上高齢者人口比率が、ただいま10%だと言ってノンビリ構えるゆとりはない。2050年世界平均で20%、日本やドイツなどは40%を超える高齢者(65歳以上)人口率になるのだ。40%の高齢者と10%の子供ということは、一人が二人分働かなければならない世の中が、世界レベルになるということ。どのように平均生産性を2倍にするかの社会的知恵が問われるのだ。
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2020東京オリンピック、開催決定!

2013年09月08日 | Weblog
2013年9月8日早朝、2020東京オリンピック招致決定の報。万歳!福島原発の汚染水問題などの影響を心配したブエノスアイレスIOC総会(9/7)で、2020オリンピック開催地が東京に決定した。安堵。希望的な朝を迎えた。

ことし3歳のわたしのところの孫は、2020年10歳。5歳の男の子(孫)は12歳になり、小学校を卒業する。ただいま12歳小学校6年生はその年19歳、大学生になっている。スポーツ少年は、その時オリンピック代表選手になっているかも知れない。2013年高校生で国内外で活躍されているスポーツ代表選手は、2020年日本のオリンピック選手団を率いるような選手になっているかもしれない。

経済効果を3兆円という人もいれば100兆円や150兆円という人もいる。3兆円という人は、おそらく東京都などの道路や施設などの建設整備投資額あたりを想定したのかも知れない。これから6~7年施設やインフラの修復整備への公共投資に加え、海外からの観光や投資その他の経済ムーブメント効果を考えると、100兆円はさほど”オーバー”ではないと思う。

1964年の東京オリンピック時整備した公共インフラも約60年、年季がきている。これらの修復改築も重なるこれからの6~7年後は、国の姿も大きく変化しよう。ただいま65歳の団塊の世代の人たちも70代、この年70歳以上の人口は3000万人になる。65歳以上にするると4000万人の超高齢社会になる。これまでの社会施設とは大きく異なるインフラになっていなければなるまい。

古希を過ぎている自分だが、2020東京オリンピックが楽しく観戦できるよう願っている。
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たくさんのゆるキャラ君やゆるキャラちゃんたちに乗せられて

2013年09月07日 | Weblog
ゆるキャラって何? 町おこしやご当地おこしに活躍する着ぐるみのマスコットらしい。ゆるイコールゆるいマスコット・キャラクターと教わるが、何が”ゆるい”のか?着ぐるみやかぶりものが、ゆるいのでもないという。あまり”堅苦しくない”ということのようだ。おカタイ世の中やお役人の世界に仕切られてきた地方行政のなかにあって、適当でゆるいコンセプトや性格(キャラクター)を取り入れて存在するからのようだ。

はじめて、ご当地キャラクターを中心とするゆるキャラ君やゆるキャラちゃんたちにお会いしたのは、ほぼ半年前。2013年3月9日の「やななの卒業式」(志木市市民会館パルシティホール)イベント。約3~40人のゆるキャラ君やゆるキャラさんたちにお会いした。記憶に残っているのは、主人公の「やなな」(岐阜県)さんやご当地志木の「カパル」君や人気の「ふなっしー」君ぐらいで、恐縮している。
わたし(日本豆乳協会)が、親がわりの”ゆる”(?)キャラ・マスコット「ちょうせい豆乳」君が、「やなな」さんの卒業式に参加するというので、一緒させてもらったのだ。

この「ちょうせい豆乳」君、お世辞にもイケメンとは言えない。”ゆる”キャラとしての性格を欠いているのかも知れない。ほとんどのゆるキャラが、やわらかく丸み形着ぐるみタイプであるゆるキャラ世界にあって、四角(長方形の容器型)でカタいタッチのダンボール箱タイプなのだ。なかなか、ゆるいソフト・タッチのなかに入っていけない気おくれがあったのだが、勇気をもって飛び込んだ。2013年1月12日のアキバ大好き祭り冬というゆるキャラ新年会に勝手乱入したのだ。

この呼ばれていないイベント会場への勝手乱入を、多くのゆるキャラ君やゆるキャラさんたちが、仲間歓迎をしてくれたのだ。うれしかった。そして、「ちょうせい豆乳」君満1歳のお誕生会。このゆるキャラ仲間たちが100人近くも集まり、「ちょうせい豆乳」君のお誕生のお祝いパーティをしてくれたのだ。親代わりのわたいが、所用で行けなかったことを詫び、オクレばせながらお礼を申し上げたい。ゆるキャラ万歳!これからも、仲良く楽しくご活躍ください。
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人も色々、国も色々、豊かさや幸せもいろいろ。

2013年09月01日 | Weblog
人々の豊かさも、どこに生まれどこに住んでいる(国)かで、大きくちがう。一日1ドルか2ドルの国民一人当たりの(国民)所得の国もあれば、一日100ドルから130ドルぐらいの国もある。エチオピアやバングラディッシュなどの低所得国家の国民一人当りの年間所得は、400から700ドルだが、ドイツや日本など高所得国家のそれは、40,000ドル前後もある(アメリカは47,000ドル)。

このような格差が、どのようなことを理由にできるのか一概に理解できない。国の人口や国土面積によるのか、工業化や近代化や農業技術などの進歩の差が、その国の所得レベルを規定しているのか、わからない。世界で最も広大な国土面積を有しているロシアですが、人口は14,000万人と日本(12,500万人)と同じ位だ。そして、ロシアの一人当たり国民所得は、約10,000ドルと日本の4分の1ほどだ。

世界には、日本の1市町村ほどの面積もない小さな国(面積)もある。超小国のバチカン市国やモナコを別にしても、ジャマイカ、バハマ、コソボなどのように国土面積が超小さな国もある。このような国の人々もそれなりの暮らしをしている。高所得国家グループに入る日本やドイツやイギリスの国土面積は、インドやアルゼンチンなどの10分の1、アメリカやブラジルの20分の1の国土面積なのだが、一人当たり国民所得は上位だ。

面積や人口、人口密度や農地面積だけでは説明できない国の所得レベルや人々の暮らし。近代化や経済の発展などだけでも説明できそうもない豊かさ。豊かさや幸せをどのように思うかは、人により国によって大分違うようだ。
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