吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

薫風 初夏「みどりの日」に寄せる小話

2022年04月29日 | Weblog

おもに少年期青年期の20代から40代を”昭和”で過ごした私は、4月29日(いま昭和の日)を「みどりの日」(いま5月4日)と思っていた。みどりの日の4月29日から始まる5月の第一週間を ゴールデンウイークと呼び、初夏の季節を満喫したり”五月病”を癒したりしていた。

その(昔)みどりの日を少し前にした(2022年)4月25日、緑なる木々や草花と薫風を感じたいと、ここ板橋区立赤塚植物園に出向いた。文字どおりの初夏らしい時節の”みどり”の散策になった(4/26ブログ記)。昔 天長節/天皇誕生日からの「みどりの日」で過ぎて20年、4月29日が2007年より再びの「昭和の日」になり、みどりの日が5月4日になった。

「自然に親しんで 自然の恵みに感謝する日」なる”みどりの日”が、憲法記念日(5/3)とこどもの日(5/5)の間に入って確かな三連休になり、ゴールデンウイークの核になった。(新)憲法を記念する日と端午の節句なる”こどもの日”に挟まれた「みどりの日」。5月3-4-5日の前後を入れたゴールデンウイークが、”みどり”の自然を感受する行楽週になるようだ。

幾分 新型コロナウイルス感染拡大も収まってきたように思える昨今、政府や各自治体なども感染防止ガイドラインを緩め、ウイズコロナや経済活性化を向いているように映る。しかして このゴールデンウイーク、多くの人々のマスクしての緑の自然地を回遊する姿が浮かぶ。"みどり”多いGWをお過ごしください!(4/29記)

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ここ東京都は板橋区立赤塚植物園の散策記で ”園”のご紹介。

2022年04月26日 | Weblog

きょうは 4/17からの春土用の中日。”夏も近づく八十八夜”(5/2)まで一週間。明日は少し天気が崩れるらしいが、きょう(4/25)は快晴。春の散歩日和ということで、衝動的な散歩。4~5年ぶりにここ板橋区立は 赤塚植物園に向かう。園内の歩く散策距離を考え脚力保存と決め、路線バスに乗る。わずか6~7分の赤塚8丁目(松月院近く)で下車。

交差点から坂道を5~6分下ると、東京大仏入口。まずは、浄土宗赤塚山 乗蓮寺参拝から東京大仏に参拝。大仏景色をデジカメ・ショット。すぐ横道を入ると、そこが赤塚植物園。正面入り口から入園。入ってすぐ左、3つの丸い花壇前に長ベンチが3つ。まずは腰を下ろす。真正面の”池”を眺める。

池を覆うように大きく濃い広葉樹葉を広げるコナラやシラカシ。その日蔭を選ぶようにカタクリやニリンソウやハンゲショウやリュウキンカ。ニリンソウの真っ白い花絨毯は過ぎたが、このニリンソウは ”板橋区の花”なのだという。少し左側の香りの道方向に歩けば、武蔵野の木などの下床は、ニリンソウになる。

大きなケヤキやホオノキやモミジなどを後回しにすると、メグスリノキやハンカチの木などと 山桜や大島桜や里桜などソメイヨシノ以外の色々なサクラの木に出会う。広葉樹や針葉樹などの大きな木の下床には、たくさんの野草や薬草などに加え、万葉などに詠まれた花々や草木などが見られる。少し大都会の喧騒を遠くにできるのが、植物園。

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新型コロナ感染者(累計)数が、この一年で14倍に増加(死者数は3倍)!!

2022年04月22日 | Weblog

この一年('21年4/20→'22年4/20)の日本の新型コロナウイルス感染拡大が著しい。ウイルス(株)がオミクロンに換わったとかBA.2に換わったなど云うが、要は感染者数が異常に急増 しているのだ。世界のこの(2022年)4月20日の累計感染者数は、5億600万人(同死者数620万人)は一年前(2021)の4/20のそれら(感染者数1億4,000万人死者300万人)に対して、感染者数で3.6倍死者数で2.1倍。日本のそれ(4/20)は、感染者数14倍(750万人/54万人)死者数3倍(2.9万人/1.0万人)と、世界平均を大きく超える。

この状況を、2021年4/20から同年12/29までの8ヵ月(245日)①と 2022年1/1から同年4/20までの4ヵ月(110日)②に区分して、世界の感染拡大と日本のそれを比べてみると。世界のそれは、①の感染者増1億4,200万人(+101%)、死者増241万人(+80%)なのに対し、日本は ①119万人(+220%)、死者増8,700人(+90%)と 差異は余りなかった。

これに対し、2022年に入ってのこの4ヵ月弱(’21年12/29から2022年4/20までの110日)②の世界(平均)と日本の感染拡大状況を比べてみると、世界の②の感染者増2.2億人(+79%)、死者増78万人(+14%)なのに対し、日本は②感染者増577万人(+334%)、死者増1.1万人(+61%)だから、この間の日本の感染者拡大は 世界平均の 感染者増4.2倍、同死者増4.3倍なのだ。

世界の国々は、国の大きさや人口数なども違うし、新型コロナウイルスの感染発見や感染キャリアも異なるので数字だけでの所見は危険だが、例えば一年前の人口10万人あたり感染者('21年4/20)は 日本は430人(同死者8人)だったが、世界平均は人口10万人当り感染者1,830人(同死者39人)と大きな違いがあったが、2022年4/20 には、世界の人口10万人当り感染者6,560人(同死者80人)に対し 日本は感染者5,899人(死者23人)になっている。

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令和四年4月-季節の風景とウクライナ春愁の12句

2022年04月19日 | Weblog

 令和四年1~3月の俳句については 3月31日、その間の詠句(約100句)より18句を私撰し、①自然と風景②生活とマイライフ③世の中と世情 に分けて当ブログに掲載した。ここでは その続きとして、令和四年 4月の私撰句を12句掲載する。

1)令和四年 4月の天気と風景ー①

 ・霖や明日も雨の四月四日  ・春雷に天気痛かな偏頭痛  ・キジバトや春の羽傘卵抱く

  2022年4月になっても ウクライナに”春”が来ない。ロシアの侵攻戦争犯罪が つづいている。わが国の新型コロナウイルスの感染は収まらず、異常な寒暖差と”雨天”がつづく。文字通りの春霖だ。

  庭先の垣根前の山茶花の一つの木。中程の枝にキジバトが番で巣づくりを始めて一週間。まだ貧弱な巣に メスが巣ごもりを始めて4~5日になる。産卵が済んでいるのか?だが、抱卵期になっていると思われる。オスは日々 巣づくりに汗し小枝を運んででいる。時々虫餌も運ぶ(?)。霖(ながあめ)がつづく。

2)令和四年 4月の天気と風景ー②

  ・春土用言い訳にして汗かかず  ・カムカムと人寄せドラマ木の芽時  ・腰曲げて唐鍬肩に穀雨かな

  "土用”は、春夏秋冬それぞれ「土いじり」ダメと 十八日間ある。しかし、”間日”と言って 土いじりや土起しなどが許される日が、各期4日ほどある。今年の春土用の間日は  巳の日、丑の日、酉の日など。

  ”夏も近づく八十八夜”(5/2)ごろまでの春土用の時期は、往く春を惜しむ。山々や木々の緑が、青い空に映える。その時季に”穀雨”(4/20)。間日を選んで 田畑に種蒔きしたり 苗を植えたりして、穀物の成長を願う。

3)令和四年 4月の ウクライナ春愁

 ・破れ毛布被る母子の道遠し   ・氷点下避難の母子の無言かな  ・春愁や今日も戦のウクライナ            ・戦火避け避難の街の春寒し  ・菜の花の見上げる空やウクライナ   ・黄と青を描く江戸川土手菜花

   2022年4月の”春”は 春らしくない。欧米各国も同じだが、わが国の新型コロナウイルスの感染は 収まらない。感染防禦や自宅自粛の難儀に加え、ロシアの西方ウクライナの戦禍の酷さが "春愁”に加わる。

  ロシアの侵攻戦火で、ウクライナの街々は 焼野原。罪のない母子市民が 地下壕への避難や戦火の難を逃れて隣国へ避難する。今日も明日も破れ毛布を被り、街から街への道路を歩く人々の悲惨さに、”怒り”がこみ上げる。

 

 

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知友 谷内田孝氏「歌思帳の日々」と一人「朝めし自慢」の紹介

2022年04月17日 | Weblog

わたくしが ”現代日本の(レオナルド)ダ・ヴィンチと尊敬してやまない谷内田 孝氏。企画書や構想図に限らず、街の開発図や環境デザインおよび高層ビルや建物内オフィスのレイアウト・デザインまで、毛筆や赤鉛筆(ファーバーカステルNo.219)で描く。新商品のデザインや精密機器などの提案デザインも 毛筆描きだ。

モナリザや最後の晩餐などで知られるレオナルド ダ・ヴィンチだが、ウィトルウィウスの人体図やノートでわかるように、彼の天才領域は 絵画、彫刻、建築、土木や解剖学から音楽にまでおよぶ。そのダ・ヴィンチの鏡文字の左手ペン書きのタッチと、谷内田さんのデザイン図や墨彩画の毛筆タッチが 重なる。

その谷内田 孝氏が 雑誌「サライ 5月号」(小学館/2022年4月10日発行)に紹介されていた。何となく そのような”朝めし”取材があったよ、などの話は聞いていたのだが・・。五年ほど前 奥様を亡くされて以来、ずっとひとり暮らしをされていた彼。この十余年の日々を『谷内田 孝 七十六年の杣道-「生きる」』という本(湘南社)を上梓している。

奥様のご逝去(2017年12月)以来 約五年の一人暮らし「朝めし自慢」記事のサライ五月号では、今の暮らしが 一年の三分の二が 岐阜は正眼寺僧堂や正眼短期大学(一年生)での”朝めし”である抄録が抜けたようだ。ご自愛専一に、自由自在にお過ごしを!

 

 

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ハト(鳩)/ キジバト番(つがい)の共働の日々に寄せる話

2022年04月13日 | Weblog

七十年前、私が戦後田舎の山村の小学生だった頃のハト(鳩)は ”キジバト”だった。その頃のわたしは 山鳩(ヤマバト)と呼んでいた。明け方の深い里山辺りから、毎朝のように「デデッポッポー」と 繰り返し繰り返し鳴く。

自宅から一時間もかけて自転車通学した市街の高等学校を卒業し 上京、都内に下宿し大学に通う日々になって、公園や街路などで”ハト”を見かけるようになった。田舎の山鳩(キジバト)と ハト(鳩)が違った。姿スタイルのかっこいい都会的なそのハトは、”ドバト”(カワラバト)と呼ばれていた。

鳴き声も「デデッポッポー」ではなく 「クックグック」と異なっていた。ハトにもいろんな種類があるらしいと 知った。ドバト(カワラバト)、キジバトやカラスバト以外にもキンバト、アオバト、ベニバトやシラコバトなど、主なものの(種類)でも7種もあるらしい。

ところが最近 毎朝「デデッポッポー」の鳴き声を聞く。驚くことにわが家ベランダの真ん前の山茶花(木)によく、そのキジバトが番で来ていたのだ。しかも この一週間、その真ん中のサザンカの木枝に”巣づくり”を始めた。ツガイ(番)で かわるがわる枯小枝などを運ぶようになった。

そして この1~2日、一方のハトばかりが小枝などを運び、片方のハトは”まだ十分ではない”小さな巣に座して働かないのだ。オスとメス、昼夜の役割を分担しているようだ。産卵や抱卵期(間)が どのくらいか知らないが、2~3週間後が楽しみだ。

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TVドラマ「カムカムエブリバディ」(NHK)と”桃”の閑話

2022年04月11日 | Weblog

唐突だが、日本の桃(果実)の生産量ランキングは 山梨県(31%)、福島県(23%)、長野県(10%)と 1-2-3位県計で65%で、4-5位の山形県と長野県までを入れると約80%を占める。全国47都道府県、沖縄県を除く46都道府県、どこの県でもモモ(桃)の生産がある。以下 わが国に広く植栽普及する桃から 「カムカムエブリバディ」桃の話。

そのカムカムエブリバディ「桃太郎伝説での完結話」で終った翌日(4/9)の女子プロゴルフ(富士フィルム・スタジオアリス女子オープン)第2日までの成績表でビックリ。1位鈴木愛につづく2位大里桃子、3位岸部桃子、同3位上田桃子と、”桃子”が3人もつづいた。女子プロゴルファーに”桃子”が多いのは知っていたが、驚愕! (4/10ファイナル:優勝上田、6位大里&岸部)。

そして前日最終回の「カムカム・・・」NHKドラマ。このドラマには欠かせないルイ・アームストロングの「On the Sunny Side of the Street」やトミー北沢とトランペッター錠一郎と「るい」(深津絵里)との出会い話などを忘れさせるような”桃太郎伝説“話でのエンディングになった。

「黍之丞」での”きびだんご”から「るい」出生のキジ(雉真繊維)や後々の「ひなた」の弟「桃太郎」と 祖母安子のおいジョージ(桃太郎高校野球部監督)の野球で甲子園の『桃太郎は、剣(犬)とジョージ(文ちゃん→猿)を連れて、キジ(雉真繊維)のユニフォームで甲子園(鬼が島)に行った』と(岡山の”桃太郎伝説で)完結させている。

ことほどさように、この春(令和4年)は 3月のひな祭(桃の節供)から梅花、桃花、桜花、李花なる季節(春)の木花「桜梅桃李」それぞれの花に加え、ハナモモや山桃から白桃、黄桃、ネクタリンやピーチなどのフルーツ桃などと ”桃太郎”で過ぎた。

 

 

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感染拡大状況が収まらない日本と中国(上海)のコロナ感染トレース

2022年04月06日 | Weblog

2022年4月4日現在の日本のコロナ感染者数は 累計674万1,800人同死者2万8,350人、(4/4)一日の発生状況は 感染者3万160人(死者45人)。ちなみに、中国(上海を含む全国)のコロナ感染者(累計)は 143万890人(死者1万2,800人)、(4/4)一日感染者5,110人(死者110人)と、まだ日本(全国)を大きく下回っている。

もっとも  この中国、二ヵ月前の2022年2月初旬は (2/7)一日の感染者250人同死者ゼロ人との発表で、累計にしても感染者数12万人前後同死者4,850人だったのだが、一ヵ月後の3月7日には一日(3/7)の感染者3万人同死者230人となり、累計感染者数を58万3,000人同死者数6,640人に急増させている。

この時期の中国の感染拡大はおそろしく、3/7から3/8の感染者増加は、一日で2万5,500人同死者280人と日本のそれらに匹敵(日本:5万4,000人同死者245人)し、累計感染者数60万8,470人同死者6,920人に拡大している。2022年3月31日には、一日の感染者8万5,600人同死者135人と急増させ、累計感染者を約138万人同死者1万2,340人にしている。

あまり増加や拡大を何倍などと言っても意味ないかもしれないが、中国のこの一ヵ月弱(3/8~4/4)の感染者増は 累計値で2.35倍、同死者のそれは1.85倍(同日本は、1.23倍&1.12倍)。それぞれの一日当りをみると3/8に対する4/4は 感染者で中国が80%減、死者が50%減で、日本が感染者45%減、死者60%減ぐらいだ。

 

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令和四(2022)年 オクレ新年会の椿山荘-日誌

2022年04月03日 | Weblog

文字どおりのコロナ禍で、今年の(四人会)新年会が 令和四年の4月1日(金)まで延びた。オクレ新年会だ。毎年一月は 成人の日を過ぎた辺りで していた”仲間うち”の新年会。コロナ感染第5波が収まる迄と待ったのが、第6波やその延長の期限(3/21)を過ぎた4月1日にしたのだ。

この5月傘寿になる自分を除く”仲間”の三人は、七十歳と六十歳前後二人で 私が最年長。週日はシゴト勤務の終業を考え、夕方5時集合6時会席にしての椿山荘は「みゆき」さんの予約。無職で”何もすることがない”自分は、約束の一時間も前に 椿山荘は正面玄関は ロビーホールにいた。

自分一人、椿山荘は満開さくら少し過ぎの庭園を散歩。ソメイヨシノは少々若い葉桜が混じっていたが、満開1~2日過ぎのソメイヨシノの数本やソメイヨシノとは違う紅や白の桜花が見られた。15分か30分の間隔で ホテル目玉演出の雲海イベント。この日は風が強く雲海煙が、ただの流れる煙になっていた。

庭園回遊後、ホテルロビーのカフェで冷たいカフェオーレ。しばらくすると 三人がバラバラに到着。夕刻午後6時会席。久しぶりの4人(新年)会は、ビールの乾杯でスタート。コースの食事が進まず、コロナやウクライナの話ばかりが弾む。途中からの日本酒を伏せて午後9時少し前、椿山荘「みゆき」さんを後に帰路した。

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