吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

新型コロナウイルス感染者('20年10月30日)日本で10万人、世界全体で4500万人!!

2020年10月31日 | Weblog
直近10月30日、世界全体の新型コロナウイルス感染者は4,500万人(死者118万人)。相対的に低く収まっている日本は、感染者10万人同死者1,770人。WHOがパンデミック宣言を発出した2020年3月11日の世界全体の感染者は12万人、死者4,300人だったことを考えれば、この間の爆発的感染拡大に驚愕する。


パンデミック宣言一か月後4月11日の世界の感染者170万人、死者10万人に比べても、7か月(200日)後の10月30日の感染者4,500万人は26倍、死者118万人は12倍となる。同年4月11日の日本全体の感染者は13,600人、死者375人。10月29日の感染者10万人、死者1,770人は、それぞれ約7倍、5倍になる。


日本全体の感染者10万人は、人口10万人当りにすると80人、死者1,770人は人口10万人当り1.4人になる。世界全体の同時期人口10万人当り感染者580人、死者15人と比べると日本は、感染者で14%、死者9%でほぼ10分の1と善戦している。ちなみに、東京都の感染者3万人、死者450人は人口10万人当りにすると、感染者230人、死者3.4人となる。


世界全体の主な国の感染者を人口10万人当りにしてみると、感染者(人口10万人当り) 2,000人を超えている国は、アメリカ2,740人(死者70人)、ブラジル2,600人(死者75人)、ペルー2,750人(死者105人)、アルゼンチン2,540人(死者67人)、スペイン2,480人(死者77人)で、南米(メキシコをここにいれて)5か国平均が2,040人(死者74人)となり、(英国を含めた)ヨーロッパ5か国平均は、同1,390人(死者51人)となる。


世界全体の感染者4,500万人(死者118万人)の約半分は、アメリカ900万人(死者23万人)、インド800万人(死者12万人)、ブラジル550万人(死者16万人)の三か国(計2,250万人死者51万人)で占めている。ちなみに、この三か国合計の人口19億人は、世界全体(77億人)の25%であるからして、この三か国は、ヨーロッパ、ロシア、アジアや南米その他の国々平均感染者率の2倍のレベルにあると言える。

ただいまの感染が第二波だなど言う人も多いが、いつまで続くのか、第3波はいつどのように来るのか、どのように感染拡大するのか、早く収束か終息を見たいと思う。願う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメの嘆きと願い

2020年10月30日 | Weblog
田畑農地率の高い中山間地育ちの私は、小さい頃からスズメと一緒に育った。その田舎を後に都会で暮らすようになった18歳以来、毎年のようにスズメとの出会いが減った。アスファルトやコンクリートの都会だから、スズメに嫌われたのかと思いつつ毎年田舎へ帰郷している私には、田舎の田畑や野山や里の家あたりでも結構スズメを見かけなくなっているように感じた。


ときどき田舎の野山や農地で昔見かけたスズメ似のムクドリなのだが、最近はどちらかというと都会の市街や郊外の駅周囲でよく見る。駅前の欅や樟の木などに、うるさく渡りくる群れを見る。全国的にみればスズメもムクドリも、このところ同じように個体数が減少しているのだという。どちらかというと、近隣の人々に嫌われているムクドリだが、集団ねぐらにする駅前緑の木々の枝先に群れて騒ぐ鳴き声や散らかす糞害へのクレームに責められている。


ここ市街や都会郊外だけでなく農地シェアの高いローカル地などにおいても年々個体数が減っているというスズメは、どうされているのだろうか。農家や農地耕作が減って田畑のこぼれ穀類や草木の種や虫などの生餌が減って、どう生きるかご苦労されているのではないか。そのために移ってみた都会も、マンションや住宅・建物のコンクリート鉄筋化や道路の舗装化などで、食べる餌だけでなく巣作り場などがなくなって嘆いているのではないか。


小さな野鳥や小さな虫や蝶も、野山で暮らす動物たちや山や野に育つ草花も、みんな私たち人間とこの地球環境を共有し分け合って生きているのに、共生できなくしているのは誰のせいだろうか。言葉だけの生物多様性保全などと言って無為の傍観者になって欲しくないと、スズメの小さな願いです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SDGsが、新製品新事業新技術開発の着想源になりそう!

2020年10月19日 | Weblog
SDGs とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略。世界(地球社会)に住む多様な人々との共働で”誰一人置き去りにしない”開発を、2020年代(2030年までに)の達成目標にしようと、17分野のゴール(目標)と169の具体的なターゲットを設けたもの。その17分野、次図のとおり。


国連サミットが採択発出した2020年から2030年までの開発共働目標ではあるが、国連加盟国の各国々策行動目標に限らず、あらゆる自治体などを含む公的機関や民間企業などの開発行動に影響する分野目標やターゲットになる。産業や技術開発分野および公的機関や企業における産業、事業、製品サービス分野の開発や技術開発に携わる人々にも参考になる17目標や169ターゲットになるだろう。

スタッフの開発分野や機会探索を補う目的で、17分野を大まかに5つに括ってまとめてみると、つぎのようになる。


Ⅰ、2030年までに飢餓ゼロと貧困撲滅を・・・
〇ゴール目標分野「1,貧困をなくそう」「2,飢餓をゼロに」「3,すべての人に健康と福祉を」を括ってまとめると、つぎのとおり。
●1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困をなくし、あらゆる次元の貧困を撲滅する。
●飢餓ゼロにする。 ●食料(栄養)安定の確保と持続可能な農業を推進する。
●農業生産性(技術)の向上と食料市場へのアクセスを容易にする。
●妊産婦や新生児の死亡率の低減および汚染や有害物質の減少を強化する。

Ⅱ、すべての国や人々に平等と公平を・・・
〇目標分野「4,質の高い教育を」「5,ジェンダー平等の実現」「10,人や国の不平等をなくそう」「16,平和と公平をすべての人に」、概要つぎのとおり。
●無償かつ公正な質の高い初等、中等教育と教育におけるジェンダー格差をなくす。
●あらゆる場所における女性および女児差別の撤廃を。
●2030年までの低所得国の大巾所得成長率の向上とあらゆる人種、民族や経済的地位に関係ない筋力強化と不平等是正を推進。
●すべての人々の出生登録と法的身分証明を。●子供や弱者への暴力や虐待、搾取などを撲滅する。


Ⅲ、すべての人に安全で衛生的な生活を・・・
〇「6,安全な水とトイレを」「7,エネルギーをみんなに、そしてグリーンに」「11,住み続けられるまちづくりを」をまとめると、つぎのとおり。
●2030年までに、すべての人々に衛生的な安全で安価な飲料水と下水施設とトイレを。
●水利用、水資源確保と良水保全のための山地等生態系の回復と保護を。
●安価で信頼できるエネルギー・サービスへのアクセス確保と再生可能エネルギー割合の向上。
●すべての人々に、持続的、包摂的、生産的な雇用と働きがいの開発を。

Ⅳ、地球環境の豊かさ保全を・・・
〇目標分野「13,気候変動の具体的施策を」「14,海の豊かさを守ろう」「15,陸の豊かさを守ろう」を概ねまとめて、つぎのとおり。
●すべての国々おける気候災害や自然災害へのレジリエンス(強靭性)を強化する。
●気候変動対策を国別に政策計画する。
●2025年までに、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、海洋酸性化の影響を最小限化する。
●水産資源を科学的に管理する。 ●陸上生態系の保護回復と利用および森林の持続可能な管理ならびに砂漠への対処、土地劣化阻止および生物多様性損失の阻止を計る。


Ⅴ、働きがいと生きがいの開発を・・・
〇目標分野「8,働きがいも経済成長も」「9,産業と技術革新の基盤をつくろう」「12,つくる責任・つかう責任」をまとめて、つぎのとおり。
●すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長と完全雇用を推進する。
●2030年までに、若者や障害者を含む男女すべての人に、生産的な雇用および働きがいのある人間的仕事と、同一労働同一賃金を達成する。
●強靭なインフラ整備と包摂的で持続可能な産業化と技術革新を拡大する(含、安価で普遍的な情報通信技術やインターネット・アクセスを含む)。
●2030年までに天然資源の持続可能な管理と利用を達成。小売、消費レベルにおける食品ロスを減少させ、廃棄物を削減させる。
●人の健康や環境への悪影響を最小化させるための化学物質や廃棄物の放出を削減する。

以上、読者のみなさんの参考になれば幸甚です。SDGs の浸透と開発貢献を願う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和の流行(歌)をリードした筒美京平氏が逝去した。

2020年10月14日 | Weblog
「大衆の半歩先」を作曲し続けた昭和ポップス歌謡曲の大御所・筒美京平氏が、2020(令和2)年10月7日お亡くなりになった(昭和15年(1940)生れの80歳)。昭和50年代の日本レコード大賞やシングル・レコード・ミリオンセラーを連続作出している。


ミリオン(100万枚)セラー曲の最初は、1969年レコード大賞作曲賞の「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)。2年後の尾崎紀世彦「また逢う日まで」と昭和55年(1979)ジュディオングの「魅せられて」は、ともに日本レコード大賞受賞の超流行歌謡曲だ。「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)や「ギンギンギラにさりげなく」(近藤真彦)なども含め、筒美氏の昭和ポップスはつねに「大衆の半歩先」を掴んで、大衆に受けた。


大衆の半歩先どころか流行や時代の半歩先を詠めず、時代や人々の好みや希望の半歩先も読めず、昭和50年から平成にかけて過ぎた私には、驚きの”半歩先”掌握の筒美師の曲である。当時から尊敬している本田宗一郎(ホンダ創業者)氏の「市場調査無用論」の風に抗って、マーケティングリサーチ一途に過ごした私でした。筒美師に”大衆の半歩先”の読み方を教わりたかった”その頃”でした。


そういう私だが、市場調査無用論には組していない。まずは、社会や市場の事実や実情を正しく知って、その不足や不便および望みや願いを分析し、”こうあれば、いいかも”を推論し、創造力を働かせる手順でもよいのではないかと今も思っている。筒美京平氏のご逝去を悼み、彼の業績と示唆に感謝する次第を綴りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の”人気”女優さんの特徴、いくつか。

2020年10月12日 | Weblog
応援したくなるタレントさんや女優さんとか、好みの女優さんの特長は人それぞれでしょうが、加齢した私にも何となくの特徴があるようだ。昔は、よく飲み物のコマーシャルに出てくる井川遥さんや新垣結衣さんが好みだったように思うが、最近は大分変ってきた。大分若い女優さんや女性タレントさんに、目が行く。

TVコマーシャルといえば、最近よく見るCM女優は、芦田愛菜さん。バラエティ番組やTVドラマなどでもよく見かけるが、何といってもTVコマーシャルが多い。近年だと、年10本前後のCMに出ているのではあるまいか。16歳にして年1億から2億ぐらいの収入になっているのではないだろうか。あの素直そうな賢そうな顔立ちや雰囲気が好感を呼ぶのかも知れない。

この愛菜ちゃんより少し年上の森七菜さんや清原果耶さんが、特にいい。お二人2001年2年の生まれだというが、5か月位の違いだから、ほぼ同年齢と言ってもいい。二人ともNHK朝ドラや連ドラ育ちのような気がするが、2~3年前の「透明なゆりかご」の清原果耶さんは、衝撃的によかった。演技も素晴らしく良かったが、あの澄んだ瞳に魅せられた。

また、このところのNHKドラマ「エール」に出ていて人気の森七菜さんの演技や目もすてきだ。将来性高そうな七菜さん、果耶さんから目が離せない。「エール」のあとの2021年春から放映されるであろうNHK朝ドラ「おかえりモネ」のヒロインを演ずる清原果耶さん、ガンガレ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「始末」が大事! すべてに 後始末、片付け、責任をとることが大切。

2020年10月09日 | Weblog
「始末」の意味は、文字どおり”始めと終わり”のことだが、始末するということはイコール”責任をとる”ということ。江戸時代の(船場)商人(あきんど)の心得として言われた「始末・才覚・算用」(井原西鶴「日本永代蔵」)の”始末”のこと。


自分や自分たちの技能や才能と信用性などを考え、商う商品などの販売先や仕入先などを評価し、人の真似や思い付きでなく商売を構想し計画を立てて”始め”、見込み違いや上手く行かなかったりした場合の修正や撤退のことまでを”計画”に入れよということだが、中止や撤退にあたっては後始末(責任をとる)を大切にしろ、と言っている。


また、始末・算用・才覚の「算用」とは、ただ「販売額ー仕入額=利益額」としての算盤が合うことをもっての採算計画でなく、いま流のマーケティング・プランをたてること。「才覚」とは、利益や採算の大小やこれを大きくする思案も含め、世間や人々のニーズや動向に照合したアイディアや技術などを考え、これを商売にすることと言っている。


前段が長くなって恐縮だが、言いたいことは、すべてに「始末すること」が大事ということ。始末・算用・才覚の始末より、もっともっと簡単で難しい始末を言っている。生活や何かにつけての”後始末や片付けや責任をとる”ということ。やりっ放しやほったらかしや整理整頓せずの乱雑で済ますのではなく、後々のことまで考えての片づけや後始末をして、暮らそうと言っている。


ただ同然だからと言って、荒れた林や山の一部を買って”キャンプ生活”や”緑の暮らし”をするという方、限界村の田畑を2反歩程度買って”小さな農家暮らし”をしたいという方、子どもがいなかったり就学前なので田舎の空家を買って”自然暮らし”をしたい方や、政府の方針や時勢に沿って都会から離れて”地方暮らし”をしたいと思う方々。みなさんは”その後”をどうするおつもりですか?10年位その暮らしをして、ご自分や時世が変わり”その暮らし”を止めるとき、あなたはどう後始末しますか?


まさか、ごみや廃棄物ほったらかしはしないでしょうが、あなたの”その暮らし”の後はどのようになりますか?ご主人不在の生活放棄地にするのですか?ずっと過ごし、お子様の世代にまで継承できますか?→とにかく、後々の後始末にまで思いと責任をもって、そういう暮らしをお考えください。リモートワークやテレワークでシゴトできる時代だからと言って、そのような暮らしから遠く暮らしている方々の土地や暮らしを”壊す”ことだけはしないと、20年後の自分家族の暮らしを考慮して考えてください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする