吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

第169回芥川賞 受賞作 市川沙央氏の『ハンチバック』ー一気読み(2023年)7月27日 の記

2023年07月31日 | Weblog
2023(令和5)年 7月は、大雨豪雨 梅雨あとの摂氏35℃超えが つづく7月27日。36℃-37℃真っ最中、近くの文教堂書店に出向いた。買いそびれ注文していた標題 市川沙央女史の『ハンチバック』(文芸春秋 刊)を 買い求めるためだ。

『ハンチバック』というタイトルと著者 市川沙央女史 に魅かれた。6月末/7月初め売り出し(初版)を 買い逸れての7月26日の入荷連絡(重版本)だったので、猛暑の中の本屋往きになった。

アマゾンの発売紹介記事『本を読むたび(私の)背骨は 曲がり肺を潰し喉の孔を穿ち、歩いては頭をぶつけ 私の身体は 生きるために壊れてきた』に圧倒された。「ハンチバック」なる せむし猫背症の井沢釈華は 著者市川沙央なのでしょうが、親が遺したというグループホーム生活を赤裸々に書き下した著作「本」。

重度障害者の”生きざまと世の中”の空気感の違いを、鋭い言葉で送り出す中に”ユーモアや皮肉”を挟んで描いた文学的短編小説。ノンポリでふだんの日々を世相遠く過ごしてきた傘寿過ぎの私には 衝撃的な作品でした。

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” 嘘、フェイク、詐欺、騙し” の世の中に 気を付けて生きよう!

2023年07月28日 | Weblog
世の中、世界中”情報社会” 。インターネットコミュニティ社会は SNS(ソーシャル ネットワーキング サービス) 社会。ゆるい繋がりで 情報交流が楽しめるツイッター(Twitter) などのオープン型アプリもあれば、個人間やグループ内での会話が楽しめるライン(Line) などのチャット型アプリもある。

また、映えスポットや趣味やグルメ情報などの投稿交流が楽しめるインスタグラム(Instagram) やユーチューブ(You Tube) や 新入りアプリの(Threads)スレッドなど各種のSNS アプリやその使い方などの情報アプリも多い。ネット ショピングや食事レストランや場所探しのSNSアプリも多い。

SNS 情報社会の”情報” は、正しく有意義な情報ばかりではない。誤情報や嘘情報や(意図的な)フェイク情報も多い。ましてや SNS投稿者自身が自分発信の情報の正誤を 判っていないものも 少なくない。世の中は ”情報リテラシー”などと言って 問題を避ける。

片や DxやITの社会は、急激に革新発展。デジタル化ではないDx(デジタル トランスフォーメーション) だとか言ってヒマも与えず、生成AIやチャットGPTなどでの”効率”社会指向にまっしぐら。

一方、アート的な世界では 「だまし絵」ばやり。18世紀ごろのフランスやドイツなどのトロンブルュ(目の錯覚) 絵や ダリやエッシャー絵の復活的”だまし絵”アートが、フェイク混載のSNSや 3D CADデザインなどと共働して流行る。ーーー” 騙されない”よう! 気をつけよう! のメッセージでした。



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街が(戦) 最前線の西国と 列島が梅雨前線の日本で "前線“ の話

2023年07月24日 | Weblog
毎年のことだが  6月から7月にかけての梅雨期、日本(列島)の南岸に定常的に発生し、グズついた(雨)天気をもたらす前線を「梅雨前線」という。6月は10日前後(梅雨入り)から月末までの20日間と、 7月の7月20日前後(梅雨明け)までの計”6週間前後”停滞する前線。

毎年、本州より早目に梅雨期に入る沖縄の”梅雨が明ける”と 本州列島が”梅雨に入る”と言われていたが、ことし(2023年)は 大部違った。沖縄の梅雨期後半と関東や東北などの本州の梅雨入り期が 10日ほど 重なった。2023(令和5)年の関東甲信の梅雨入りは 6月8日頃で 梅雨明けは7月22日頃だ。

梅雨前線とは ”梅雨のころ”日本の南岸付近に ほぼ東西に延びて停滞する前線。前線の北側には ホーツク海辺りに高気圧が停滞して寒冷な空気を南に送り、南側では小笠原高気圧があって温暖多湿な空気を北上させるので、両者がぶつかる前線帯では 連日曇天が続き雨が降るのだという。

このように 気象的には 冷たい空気と暖かい空気の境目で、 地表と交わる部分を前線※というのだが、最近の”前線” は怖い。 戦争などでの”敵と戦う”現場や陣地などを” 前線”といい、敵に最も近い戦場を”最前線”と言ったりする。 ( ※この梅雨前線や停滞前線以外に、寒冷前線、温暖前線、閉塞前線、秋雨前線や不連続線などがある。)

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”土用の丑の日(7/30)“ 前の 土用 ( 入り7/20) についての 無駄話・・・。

2023年07月20日 | Weblog
きょう(2023年) 7月20日は 土用  。 いわゆる”うなぎ” の土用の丑の日(7/30)とは少し違う。夏の”土用の入り”が 7月20日なのだ。この日(7/20) より立秋(8/8) の前日までの約18日間が 土用(期間) 。

一年には 春・夏・秋・冬 なる四季があり、四季それぞれに”土用”(各約18日間) がある。冬の土用が1月17日頃から2月の立春(2/4) の前日まで。春の土用は 4月17日頃から5月の立夏(5/8) の前日まで。夏の土用は 上記のとおりだが、秋の土用は 10月20日頃から11月の立冬(11/8)の前日まで。

この土用には、”やると「障り」がある”と言われる”厄日”がある。土木工事などや”土”をいじることだが、春夏秋冬の土用それぞれには、”間日”と言って、この”障り”がないとされる日がある。うまい事考えた昔の賢人に畏敬。

少しこの熱暑の払いに触れる。この暑さや熱中症を乗り切るための体調を補う
七月”土用の丑の日” の”うなぎ”だが、ことしは7月30日になる。このところ、消費者価格が高騰している”うなぎ”だが、せいぜい7月30日ぐらいウナギの蒲焼を戴こう。


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便利で 交誼人生に大切な” 熨斗袋や水引袋” を上手に使って、仲良く暮らそう!

2023年07月19日 | Weblog
人生、生まれて亡くなるまで一人じゃない。人と人の暮らしがある。人にはそれぞれ、誕生や成人の記念があり、入学や卒業や結婚などの祝儀があり、突然の災難や死去などの不祝儀などがある。祝儀祝いや不祝儀見舞いなどの交誼がある。

世の中は 共同社会。人と人や家と家などの交誼がある。祝儀祝いや不祝儀見舞いがある。お祝いやお見舞いの印品があり、それをカバーする熨斗袋や水引袋などがある。大抵は コンビニなどで買って、それを使う。自分で熨斗や水引などを作ったことはない。熨斗や水引の“ 意味や作り方”も知らない。

昔は、和紙を ”よって水ノリを使って” 「こより」紐にし、それで贈り物や印の品を結わいた。これが「水引」。この印の品や祝儀袋などに 水引とは別の印飾りを添える。この添え飾り(印)が「熨斗」。いまでは、水引袋に添え飾り印なる” 熨斗”も印刷されている。熨斗袋という。

世の中は 紛争や喧噪に加え、人口減少社会。人と人や家と家、地域と地域の繋がりや交誼が大事。仲良く協働して暮らす交流が大事。祝儀や不祝儀などをキッカケにしよう!
 

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働く日本人の”土日”の休日を三連休にする(月)「国民の祝日」に、プラス ・アルファを‼

2023年07月17日 | Weblog
ことし(2023年) 7月の三連休 最後の7月17日(月) は、”7月の第3月曜日”ということで「海の日」。年間16日あると言われる”国民の祝日”かと思ったら、「東京の日」だよと云われた。江戸(府) が 東京(府) になった日(明治天皇の勅書で改称)なる記念日だという。

ほぼ「毎日が記念日」の日本。毎日を日々生きている人々なる国民が一億人以上もいる日本。誰にだって 生誕日や学校への入学卒業や成人の日など、色々な記念日がある。毎日、何かの記念日があって 日々を生きているのだ。

国民の祝日になっている「子どもの日」は 5月5日。5月の第2 日曜日は「母の日」、次月 6月の第3 日曜日は「父の日」になっていると思えば、7月の第4日曜日は 「親子の日」だという。加えて、1月の第2 月曜日は「成人の日」で、9月の第3 月曜日が「敬老の日」だ。

「山の日」を8月11日(固定)にしたことで、山があって海がない片手落ちを埋めることで出来た「海の日」は、きょう7月17日(7月の第3 月曜日) 。三連休ができた。加えて 7月30日は、”土用の丑の日”の鰻(うなぎ)にかぶる”梅干の日”だ。

国民の祝日および土日の休日やこれに続く月曜日の国民の祝日などの工夫もあり、日本人の働く時間は大分短縮改善された。年間総労働時間 1,607時間は約50ヵ国の世界主要国中の(多い方から) 27位で、世界平均を少し下回る。もう少し”短く”なってもいいように思う。イギリスやフランスの1,500時間台あたりを
狙おう。一日6時間半X週5日X年間50週=1,625以下に!。どこをどうする?男女別実態に合わせてお考えください( ※注;上記数字は、すべて”男女平均” )。
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2020年代・10年の流行感染症 アラカルト記ーマスク手洗い3密を避けるライフのディケート。

2023年07月16日 | Weblog
わが家の孫。一番小さい孫が、1歳と5歳の男の子の二人。いま、流行っている幼い子どもターゲットの感染症が、ヘルパンギーナとRSウイルス感染症。いわゆる夏風邪症状的なヘルパンギーナと 似ているが熱、鼻汁、咳症状のRSウイルス症。
 
ともに 子どもの熱 風邪症状や喉 呼吸器などに痛みなどみせる。人(子ども)によっては 頭痛症状もみせるRSウイルスとヘルパンギーナ。小さなお子さんを持つ親御さんや保育園や幼稚園などでの悩みは 大きく多い。

この二つのウイルス性感染症以外にも ”感染症”は多い。少し前は 感染症といえば、主に冬に流行る(季節性)インフルエンザ。鳥インフルエンザとは 異なる。毎年11~12月ごろ発症流行して、翌年1~3月頃ピークアウトする。このインフルエンザの原因ウイルスは、文字通り”インフルエンザ ウイルス”。

(季節性)インフルエンザの流行は、必ずしも冬場に限らない。4~5年前の流行は 2~5月をピークにし、その翌年(3年前頃)は 前年11~12月と当年2~4月辺りの2山
流行したのに、その翌年(2年前)は ”ピーク”なしどころか、ほぼ一年罹患者も目立たなかった。そして昨2022年は、2~3月から4~9月ぐらいまで流行した。


この三年、国や国民のマスクや手洗い日常の徹底および”3密”を避けるコロナ防禦ライフスタイルにより、コロナ以外のインフルエンザも含む感染症防禦に奏功したのかも知れないが、油断大敵視し ”感染症”防禦生活を心掛けよう!


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よく理解できていない私の ”ボダイジュと菩提樹” の 余話

2023年07月12日 | Weblog
七十年ほど昔の自分、まだ小学生だった頃の私。大人たちの云い草を真似て ”言っていた” 菩提樹って、何だったのだろう?と 今でも思う。あそこの「ぼだいじゅ」は・・・とか、誰々さんち(宅) の「ぼだいじゅ」は・・・とか云っていたのは、その家や場所などの”シンボルや家紋”みたいな樹木のようだった気がする。

大きな銀杏の古木や 樅木だったり、青紅葉の巨古木だったり 檜葉の古木や桜の大木だったり した。そのような ” 標識がわり”の巨古木が、民家の門場や分教場の庭先などにあった。「ぼだいじゅ」って何かも知らない少年の私は、何気なく” どこどこの「ぼだいじゅ」”と言っていた。

その菩提樹やボダイジュが何かを学習したのは、私が高等学校を終わって上京した頃。 多くの人々が云っている菩提樹(ボダイジュ) は、ただ「お釈迦様が  その木の下で ”悟り” を開いたと云われる樹木で、本当はクワ科の インド ボダイジュなのだ」という。

わが国で「ぼだいじゅ」と云われ そう理解されている落葉高木の菩提樹は、アオイ科シナノキ属の(固有)樹木だと云われたり、いや12世紀ごろ臨済宗開祖の栄西が (インド) ボダイジュと勘違いして中国から日本に持ち帰ったとされるアオイ科の落葉高木だと云われたりしている。

きょうの今までも、まだ正確にわかっていない私の「ぼだいじゅ」の雑話でした。まだ続くコロナ禍家居のヒマつぶしにもならない?・・。失礼しました。

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きのう(2023年)七夕日は、人生 20冊目の(趣味)本の納本日でした。

2023年07月08日 | Weblog
2006年『超同期社会のマーケティング』(同文館出版)が、自分はじめての上梓。その翌2007年『情報幼児国日本』(武田出版)と 2008年『不確かな日本』(武田出版)を 上梓した。
 
2009年友人が創業した出版社 湘南社へのご祝儀をかねて、この会社での第1回出版『政治漂流日本の2008年』の上梓から 2010年『2010日本の迷走』(湘南社)と、2011,2012,2013年と、湘南社での出版上梓をした。
 
この頃 私は ”俳句” を習い始めた。70歳代も半ばになる頃の”勉強”だ。そして拙速稚拙を顧みず、2015年『私撰 月季俳句集-はじめての俳句』(湘南社)を上梓。以降2016年より毎年” 俳句集with エッセイ” 本(四六版)を 10冊ほど 上梓してきた。

そして この度  人生20冊目の出版を、この『令和 四季の俳句「四季の自然と人々と世の中」ー私撰144句』の出版上梓(2023年7月10日/第1版)。 昨日 7月7日(2023年)納本を甘受した。

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放置 竹藪と年一回の七夕「笹竹飾り」の 雑談 話

2023年07月07日 | Weblog
中山間地の田舎”限界集落”を あとにして六十余年。子ども少年時代を過ごした郷里地だが、両親逝去後 無人家になった実家は 数年前に解体した。解体後地や周りの庭や小畑は 整地して隣りに住む従弟の蕎麦畑になっている。

小さな実家裏山やその横奥に連なる竹藪や原野は、”そのまま”になっている。少し離れた処にある山林や原野は、放置したままだ。寄付や無償譲渡先を探しているが、”受けて”が見つからないで今になっている。

毎年だが ”7月7日”が来ると、田舎での子ども少年時代の”七夕”を想起する。いまは藪化している裏の竹林に行き 真竹や笹竹を採って、その竹笹飾りに 短冊や星飾りや折り紙飾りを作って結び飾りし、軒下や門場近くに立て飾った。

その少年時代も遠い昔。いま その田舎実家のカタチはない。いま、このような限界集落や過疎化した中山間地での無人家廃屋や耕作放棄地が、問題になっている。人手が入らない藪原野化した山地や農地の問題も大きい。

自分たちの責任も大きいのだが、年一回の”七夕”が 心からの安らぎ祭りにならない背因だ。おかげで、傘寿過ぎて都会のマンション暮らしになっている自分。七夕に、笹竹飾りを作ったり飾ったりする気力や体力もない。さびしい。
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