吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「秋霖」(しゅうりん/ 秋の季語) から、四季の”雨” いろいろの話

2024年06月16日 | Weblog
令和6(2024)年「6月」の(和風) カレンダーを覗いての発見。ふだん 余り気に留めていなかった”各 月(日)” 下の添書き「季節(季語)・自然の言葉の漢字」で。お天気(気象庁) 予報で”雨”だという週末”6月16日”の日付下の添書き「秋霖」に目が留まった。・・・あれっ! 秋の季語が。
  
戻って「1日」(6/1) を見た。 6/1 秋麗(あきうらら)、6/2 秋の灯、6/3 朝涼、・・などから、6/16 秋霖・・・6/21 蝉時雨(せみしぐれ) 、6/24 野分、6/28 虫の音など。梅雨&夏 の6月にあって、秋の季語や季節ばかりなのだ。

ご承知のとおり、「秋霖」(しゆうりん) とは ”秋のはじめに降りつづく雨”(秋雨)のこと。”霖” とは 長雨のこと。梅雨期の長雨は「梅霖」で 春の長雨は「春霖」という。冬の季語でもある「時雨」(しぐれ) も、秋に降るしぐれ雨であれば「秋時雨」として、秋の季語になる。

よって、一年中いつでも降る「雨」の季語は、春夏秋冬 四季どの季節にもある。春雨や春霖、夏の雨やさみだれや夕立、秋雨や秋霖、冬の雨や青時雨など。
※「秋霖や 雫を軒の 糸車」(桂郎氏)、「秋時雨 かくて寒さの まさり行く」(高浜虚子氏) 。
 
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