また続けなければならない日本郵政”人事”ブログ。情けないやら落胆やら、怒りを通り越している28日の日本郵政役員人事だ。ひとり株主の亀井静香郵政(改革)担当相が、もろに”官僚OB面”で株主総会だ。
効率性、収益性を錦の御旗に出口も見えない日本郵政が、公益性重視に傾斜することには賛同するのだが、それが官僚による官業化でなければ出来ないのなら、民営化を推進してくれた方がよほどスッキリする。とにかく、官僚や役人の世界にしか”人材はない”という狭い人たちに政治や行政を委ねるわけにはいかない。
14年か15年か知らないが、大蔵省をやめて民間会社経営に携わった斉藤次郎さん起用の言い訳が言い訳になっていない。言い訳をしなければならないような人事をする民主党鳩山首相に大落胆だが、それに上塗りする今日28日の日本郵政役員人事だ。民間をいうツマに、元キャノン氏を入れたりしているが、3人の副社長はすべて元キャリア官僚(内閣官房、郵政事業庁、旧日本長銀)。反脱官僚、天下り、渡り奨励内閣そのものだ。
このような体たらくの内閣や亀井官僚OB大臣のシグサに忠告もできない鳩山首相や見せかけ脱官僚をリードした民主党政権諸氏には、とても脱官僚や天下り・渡り絶滅などできないだろう。ひとつふたつの独立行政法人や公益法人や協会などを削減したり、6つ8つある政府系独法内の天下りポストを4つ5つに減らす程度のことさえ出来そうにない。そして、声を高くして、公益性重視やユニバーサルサービス化や再改革という公社化などを標榜し、郵政や財務官僚の天下り皿を巨大化しようというのだ。
300兆円の郵貯や簡保資金などを我が物顔で動かすために、地域や中小企業へなどという言葉を並べ、公平で公益的な運用などという。いつでも、どうにでも、そのときの事情で、正義や正当を言えるように機動的に経営するなどとガードする。情けない限りだ。
効率性、収益性を錦の御旗に出口も見えない日本郵政が、公益性重視に傾斜することには賛同するのだが、それが官僚による官業化でなければ出来ないのなら、民営化を推進してくれた方がよほどスッキリする。とにかく、官僚や役人の世界にしか”人材はない”という狭い人たちに政治や行政を委ねるわけにはいかない。
14年か15年か知らないが、大蔵省をやめて民間会社経営に携わった斉藤次郎さん起用の言い訳が言い訳になっていない。言い訳をしなければならないような人事をする民主党鳩山首相に大落胆だが、それに上塗りする今日28日の日本郵政役員人事だ。民間をいうツマに、元キャノン氏を入れたりしているが、3人の副社長はすべて元キャリア官僚(内閣官房、郵政事業庁、旧日本長銀)。反脱官僚、天下り、渡り奨励内閣そのものだ。
このような体たらくの内閣や亀井官僚OB大臣のシグサに忠告もできない鳩山首相や見せかけ脱官僚をリードした民主党政権諸氏には、とても脱官僚や天下り・渡り絶滅などできないだろう。ひとつふたつの独立行政法人や公益法人や協会などを削減したり、6つ8つある政府系独法内の天下りポストを4つ5つに減らす程度のことさえ出来そうにない。そして、声を高くして、公益性重視やユニバーサルサービス化や再改革という公社化などを標榜し、郵政や財務官僚の天下り皿を巨大化しようというのだ。
300兆円の郵貯や簡保資金などを我が物顔で動かすために、地域や中小企業へなどという言葉を並べ、公平で公益的な運用などという。いつでも、どうにでも、そのときの事情で、正義や正当を言えるように機動的に経営するなどとガードする。情けない限りだ。