吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

芭蕉跡みちのく四寺巡りバス旅の記

2017年10月26日 | Weblog
11311から2,400日(約6年半)を過ぎた。被災復興道半ばに思いを寄せる2017年10月22日は、衆議院議員の総選挙。期日前投票を済ませ、台風21号に追われるように22日早朝6時すぎ、家を出る。 東京駅8:56発のやまびこ129号に乗車。午前10:30東北新幹線 福島駅下車。福島駅より芭蕉奥の細道四寺巡りは、小団体28人のバスの旅。まずは、東北自動車道より昔奥の細道の山形自動車道を経て、山寺は立石寺着。
〇芭蕉跡 辿るバス旅 秋の雨

五大堂や奥の院金堂への1000余の階段上りを途中より引き返し、専ら立石寺根本中堂やJR山寺駅あたりを散策。山寺駅あたりより見る奥の院から五大堂にかけての宝珠山がすばらしい。昼食後バスにて、本日の宿泊遠刈田温泉は宮城蔵王ロイヤルホテルに着く。ホテルの11階より眺める蔵王連山が台風の靄で霞む。真っ盛りにはまだの山々の紅葉が美しい。10月23日(月)の早朝6時の朝食を済ませ午前8時、バスは再びの東北自動車道を平泉は中尊寺に向かう。
〇みちのくへ 四寺回廊の 秋の旅

中尊寺は本堂参詣を前に、まずはバス駐車場すぐの金色堂へ。阿弥陀堂や弁財天などのガイドさん説明を聞き、そして本堂へ。月見坂を下りランチ会場のレストハウスに着。地元のおいしい昼食をいただき、バスは無量光院跡や観自在王院跡などのガイド説明を聞き、本日のメイン毛越寺駐車場に到着。本堂、南大門跡から大泉が池を一周。周囲の山々景色にマッチしての池の島々や赤黄つややかな紅葉に感動。また、遠刈田温泉の蔵王ロイヤルホテルに戻り宿泊。
〇池囲む 紅葉あでやか 毛越寺(もうつうじ)

翌24日(火)午前9時ホテル発でバスは、再びの東北自動車道で仙台経由松島へ。早速の天台宗改め臨済宗青龍山瑞巌寺を参詣。伊達政宗公の広大な夢想に触れたのち、松島湾の島めぐるクルーズ旅。島々が色なす湾と瑞巌寺のコラボに納得の感動。福島駅より再びの新幹線で帰京。
〇松島の 秋の汐風 瑞巌寺

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不正、偽装、捏造、隠蔽、虚偽社会は、10年周期?

2017年10月21日 | Weblog
タカタのエアーバッグ・厖大リコールや再びの不具合と燃費虚偽の三菱自動車リコール問題で明けた2017年は、偽装虚偽スキャンダルの一年になった。日産の(無資格)自動車出荷最終検査問題に先がけて世の中の関心を高めたのは、森友問題。

何かと疑念を抱かせていた学校法人の学校許認可問題だが、森友学園の国有地8億円ダンピングと補助金虚偽申請搾取問題は、行政の馴れ合いや不作為悪スキャンダルを露呈した。規制緩和や〇〇特区などと、耳良い施策をならべ、政治役所利益天下り団体などが自分利益誘導をシゴト化する。

このような時代に出てきた東芝虚偽決算スキャンダルや神戸製鋼の品質偽装問題は、それぞれ20年も続いた偽装捏造隠蔽。ずっと引き継いだ経営者トップや責任幹部諸氏が、揃って目をつぶり偽装し続けた結果だ。商工中金の不正融資偽装や隠蔽も同じ類だが、このような偽装スキャンダル、10年前も大騒ぎした。

2007年「ことしの漢字」(京都、清水寺)は、”偽”(1位)だった(2位は食、3位は嘘)。折しも、環境やエコが大きく訴求された年。日本製紙はじめの大手製紙5社が、揃って古紙配合率を偽装。民営化に乗った政府役所は、行政や役所業務の効率化と言って天下り団体や第三セクターを量産した。

ミートホープ、飛騨牛(丸明)、船場吉兆の偽装や三笠フーズの事故米横流しなどもあった不正、偽装、虚偽、隠蔽、詐称などの反対側で、「国家の品格」(藤原雅彦)や「男の品格」(川北義則)や「女性の品格」(坂東真理子)などの品格本が売れた2007年だった。

偽装や虚偽スキャンダルは、10年サイクルではなく10年も続くといったほうが良さそうだ。2018年が2017年の反対に”良い年”になるよう願う。
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健康寿命を延ばそう!

2017年10月07日 | Weblog
ただいま 日本(人)の平均寿命は、男81歳女87歳。この平均寿命、どのように計算するのだろうか。実際は年齢別に、平均余命を求めて行き、ただいま0歳の人々の平均余命をもって、平均寿命としています。「いま0歳」の人が、何歳まで生きるか(平均寿命)ということになります。
だから、いま75歳の人(男性)が、(81-75=6)で”あと6年ということではない。いま75歳の男性の平均余命は12年ですから、平均寿命は87歳になります。

平均寿命や年代別平均余命以上にいま、人々の関心が高くなっているのが”健康寿命”。健康で自分のことは自分で出来て生活できる年齢のこと。PPK(ピンピンコロリ)は、大方の人々の願いなのだが、そのためにはロコモ(ロコモティブシンドローム)にならないよう運動や食事での栄養バランスなどを気を付けて暮らすことが大切になります。ロコモが、骨、関節などの足腰の力を衰えさせ、要介護リスクを高めるからだという。

骨、関節などと聞くとすぐ、カルシウム摂取を思い浮かべる人が多いと思いますが、カルシウムも大事ですがもっと大事なのは、骨、関節、足腰や臓器を包む筋力すなわち筋肉です。筋力が衰え、握力や足腰脚力が低下したり、体重が減少したりしてすぐ疲れを覚える症状は、フレイルと呼ばれています。具体的に、歩行が困難になったり、椅子から立ち上がることが難しくなった状態は、サルコ(サルコペニア)と言われています。

必ずしも高齢者に限らずですが、日常の運動や食事での栄養バランスは、ロコモやサルコ、フレイルのような高齢化に伴う筋力低下状態やこれに伴う症状を防いだりするために大事で、その中心栄養が”たんぱく質”なのです。ウォーキングなど、ふだんの運動やエクササイズに加え日々の食事で、お肉や魚などの動物性たんぱく質や大豆製品などの良質な植物性たんぱく質をバランスよく摂取することが大切です。
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「三度目の殺人」観賞の記

2017年10月06日 | Weblog
2017年10月5日(木)特別の宿題もなく、することもないので、”映画でも観にいくか”ということで、久しぶりに映画館行きとなった。昼まえの軽食&コーヒーを摂って、午前11時すぎ映画館イオンシネマへ向かう。ウィークデーだからか、シネマ館はがら空き。比較的うしろの方に席をとった。

映画は、是枝監督の「三度目の殺人」。原作は知らない。小説も脚本も読んだことがない。是枝裕和社会派監督と福山雅治氏タッグの映画らしい。殺人前科のある三隅の役所広司や咲江役の広瀬すずの好演が光る。弁護士重盛役の福山雅治を主人公にした法廷心理サスペンス劇。

”三度目の殺人”が、誰の、どの事件か、どの心理なのかが、ハテナになるストーリィだが、「殺人とは何か。罪とは何か。罰とは何か」などに加え、正義や真実とは何かなど考えさせられる。一度目、二度目、三度目とも、三隅殺人なのだろうが、三度目は本当に三隅なのか。咲江なのか、あるいは精神的に殺された重盛なのか解らない。

罪や人を裁く裁判官やそれを弁護する弁護士とは、何だろうか。そのような仕組みや社会にしたのは、誰なのだろうか。神様やキリストなのだろうか。裁くことと裁かれること、裁かれる人と裁く人は、どのように違うのだろうか。そのようにした人間社会について、考えさせられる。何ともわからないままに、帰宅した。
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50代世代よ ガンバレ!

2017年10月02日 | Weblog
いつの時代でも、世の中をリードする世代は50代。より正確を期すると、50代半ば(55歳)から60代半ば(65歳)あたりの世代。いま風にいえば、55歳の前原誠司氏から65歳の小池百合子氏ぐらいまでの世代。片や、民進党代表になったばかりの前原氏は、この度野党第一党の民進党を実質解党。片や、東京都知事になって一年の小池氏は、「私がリセットする」と希望の党を立ち上げた。

力を合わせて、しがらみのない政治と保守政治改革を主訴し、安倍一強自民党政治に終止符を打つのだという。リセット・リーダーの小池百合子氏は、いまが”ほぼ年齢上限”にいる65歳。人や世の中を率いる年代上限の長老格。前原氏は向こう5年から10年の活躍が残される若頭格。二人の中心年齢(60歳)の石破茂氏が保守自民党の真ん中にいるのも時代かも知れない。

ふり返れば、ただいま55歳の前原氏世代は、クリスタル族やひょうきん族で20代30代を過ごし、東北新幹線や上越新幹線の開通や東京ディズニーランドに希望を抱き、時代を”おいしく”暮らした世代。現在65歳の小池百合子世代は、20代30代を平凡パンチや(18回)東京オリンピックからの高度成長期を、山口百恵や松田聖子や千代の富士と、それなりに”おいしく”過ごした世代。

ともに、時代を”おいしく”(糸井重里「おいしい生活」)過ごし、戦後期を脱した時代社会の人々が、モノゆたかを求め”教育が大事”と教育やファミリーライフを求めて過ごした時代に、青年期から壮年期を過ごしている。2017年、50歳前後世代から60歳前後世代の活躍を期待してやまない。
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産業革命が奪うもの

2017年10月01日 | Weblog
ただいま第4次産業革命中。AI(人工知能)やロボットが、わたくしたちのシゴトを奪う。IOT(インターネットに情報を運ぶモノ/ 情報性モノ)やドローンが、つきまとう。ビッグデータやIOTが、わたくしたちのプライバシーや個人生活を裸にする。わたくしたちが、新しい便利や省力を求め技術革新や開発が進めば進むほど、自分たちの就労や活動分野が狭まる。

科学や技術の進歩は、人々の夢や欲望を実現する。産業革命は、人類の歴史。蒸気機関の発明や電力やモーターの発明開発で起こった第1、第2次産業革命。いまから僅か半世紀前のコンピューター出現で成した第3次産業革命。省力化、自動化、便利化などを文明というなら、産業革命が次々と文明社会を発展させたと言えよう。

産業革命や文明社会の発展との引き換えに、わたくしたちが失ったものも多い。機械化や自動化が、人々の職場や雇用を奪っただけではない。進歩や発展は、伝統的な生き方や文化や民族性などを奪ったかも知れない。工場で働く人々の働く場を奪ったロボットなどは、ほんの一部。このところ、コンピューターによって省力化された量産や品質管理業務を筆頭に、販売の自動化や無人化が広がっている。

ビッグデータの記憶や分析および予測や予想などが喧噪されているが、記憶と照合力のAIの発展は、膨大な法律や判例を記憶と照合力大で弁護士のシゴトを奪うかも知れない。翻訳や通訳は、AIロボットのシゴトになるかもしれない。IOT化が進めば、テレビの視聴率などを越えて、ガスや水道の端末が、人々の日常生活を暴露するだろう。薬剤師業や医療行為は、AIロボットのシゴトになるかもしれない。

インターネット通信販売商品の宅配をするドローンが、わたくしたちの家庭やプライバシーを盗撮するかも知れない。商品に付いてまわるIOTが、ずっと私たちをトラッキング(追跡)するようになるかもしれない。 知力の低いわたくしたちが、毎日することもなく、堕落的な生活を過ごすことになるのかも知れない。
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