吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

暑さ寒さも彼岸まで。

2010年09月19日 | Weblog
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだが、秋のお彼岸(9/23)を前に、少し季節感が戻ったようだ。ほんの2~3日前がウソのようでもあるが、また暑さが戻るかもしれないと天気予報がいう。異常は平常の始まりなのかもしれない。

9月15日(水)、いつものように南青山会館で落ち合ったわれわれは、タクシーを原宿駅前で降りた。少しけやき通り側に戻ったビルの4階の山居さんが今日のオシャベリランチのお店だ。谷内田さん紹介の店だが、けやき通りの欅の緑がやさしい鳥取を郷土にする和食のお店だ。岡田さんと3人、軽いオシャベリにはちょうどいいお弁当をいただいた。

まだ暑さがつよく残る日のオシャベリ・ランチだが、来週の春までの100本の作品を目標に、シゴトの合間に描いているという谷内田さんの妖怪墨彩扇絵を話のネタに、楽しいオシャベリ・ランチができた。いつものことだが、谷内田さんの禅宗や妖怪のハナシが、つぎのお彼岸までのびた。

粋な江戸っ子ほどあやしいが、この地の人々は彼岸(ひがん)も此岸(しがん)もみんな、”しがん”だ。同じだ。あの世も此の世も同じなのだ。いくらバーチャル・リアリティだといっても、少々ケセラセラ過ぎるのではないか。戸籍の100歳以上バーチャル人口などが、世間の話題になっているだけかと思ったら、若者の住民登録人口などにも多くのバーチャルが混じっているという。バーチャルは、政府の統計や情報だけではなさそうな世の中なのだ。

明日9月20日は敬老の日で、つぎの23日がお彼岸の中日の秋分の日だ。休日の多い9月と10月だが、そろそろ異常を平常に戻してほしいと神に祈る。暑さ寒さも彼岸まで。
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『2010日本の迷走』の上梓ー2010年10月1日予告

2010年09月16日 | Weblog
2010年9月14日、日本の方向がハッキリ見えた気がした。民主党の代表イコール日本のリーダーが決まった。第二次菅内閣のスタートになったが、これでこの間までの迷走が遮断されることになりそうもない。圧倒的な菅さんの勝利ではあったが、国民の思いと与党民主党のコップのなかの違いが浮き彫りになった。

小泉政権以後ほぼ一年ごとに首相が交代した日本だが、その流れは民主党に政権交代した後も変わっていない。異常ではなく、異様なのだ。政権が安定せず、安定した国の姿や外交があるわけではない。これでは、多くの外国先進国からの安心と信頼が得られるわけがない。

2009年9月、半世紀にわたり続いた保守自民党から政権奪還を果たした民主党鳩山政権は、自らが掲げたマニフェストと不作為と迷走の政治からの脱皮を求めた国民の期待に押しつぶされた。国内の不作為と迷走に輪をかけた普天間移転問題の外交的、国内的迷走から、政権を断念した。また、日本の顔が変わった。そしてまた、普天間や不況経済の建て直しで迷走するだろう。

 ”ねじれ”が理由にされ、不作為を回顧反省することもなく、依然つづく官僚政治になるだろうが、実行や執行という政治主導を見せてほしい。まずは、仲間の政治とカネ問題につき、ただいまの決着と先々のクリーンを見えるカタチで約束してください。そして、叫ばれていた”雇用”の改善を示してください。野党の協力が得られずなどの理由や言い訳をなさらないようにしてください。

 円高や株価の低迷が、景気経済の回復を難しくするでしょうが、これを知恵ある”刺激”で実行解決してほしい。自国のみでままならない問題について、海外の他国との協調確保を積極的に実行し、その実を見せてください。子供手当てや農業個別補償など”バラマキ”に映った問題に決着をつけてください。希望が持てる方向を示してください。

 自国の財政的明日が、大変難しい情況はわかっています。だから、ただいまの不況や閉塞感脱出と、近い将来の財政改善の展望をともに約束してください。どうか、2009年から2010年にかけての”迷走”から脱出してください。わたくしのブログまとめ本『2010日本の迷走』の上梓(10/1)を、お許しください。
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常識と良識の迷走選択ー2010年9月の民主党の選択

2010年09月15日 | Weblog
ストップ・ザ「政治とカネ」。国民の常識と良識が民主党に伝播した。迷走イメージが残る菅総理の続投を選択した。民主党の代表選のこの間、小沢一郎氏を支持する声は、日ごとに高まった。ストップ・ザ迷走と腕力イコール・実行力イメージを支持する声が高まったためだ。主張する(?)政策ではなかった。

”クリーン”な政治を標榜する菅直人さんが、政治とカネ問題を抱かえる小沢一郎さんに勝った。リーダーシップ・イコール”力と数”をイメージさせる小沢さんに、ずっと昔の“弱い者味方”イメージ(薬害/厚労省)の菅さんが勝った。”1に雇用、2に雇用、3に雇用”と叫んだ菅総理が、国民の”生活第一”と景気経済への刺激を謳う小沢さんに勝った。

2010年9月14日の民主党代表選挙は、しばらくの菅総理続投を支持した。しばらくの迷走(?)を選択した。選挙期間中の主張は、1に雇用、2に経済、3に弱者救済のように映ったが、どの政策にしても具体的な施策が見えなかった。ひきつづく菅(第二次)内閣は、この間の休業(民主党選挙期間)を、どのように取り返してくれるのだろうか。

つぎの検察審査会および検察や裁判などが想定される小沢さんの「政治とカネ」を、どのように決着させるのだろうか。党員を二分した今回の代表選後の党の”立て直し”をどのようにしていくのだろうか。2011年予算の策定を直近にし、国政と党の結束と、どちらをどのようにすすめていくのだろうか。

おそらく、いままで以上の難題を抱かえた再出発の菅内閣とその政治は、やはり”迷走”を余儀なくされるだろう。当面の景気経済回復への施策や2011年度予算に加え、普天間辺野古移設問題と地方の活性化問題などと、子ども手当や高速道路問題を抱かえる”財源・財政”をどのように政策するのか。難題山積みだ。

リーダーシップだけが解決処方ではあるまいに、この辺で2009、2010年と引き継いだ政治迷走におサラバしてほしい。近い将来への夢と希望をセットしてください。

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