吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ややこしい ”タビラコ (田平子)" 類 野草の中での ”シソ科“ の ホトケノザ( 仏の座 ) の余話

2024年06月04日 | Weblog
ついこの間、”七草がゆ“ ( 人日の節句:1月7日 ) だったと思えば、もう6月( 水無月) 。一年が  ”トシごとに早く過ぎる” の感。よく「春の七草は ? 」と問われ「せり・なずな/ ごぎょう・はこべら/ ほとけのざ/ すずな・すずしろ」これぞ七草などと、”知り顔” をしたりした。
 
それにしても、「ごぎょう(御形)≒母子草」の 少々の違和感は許せるとして、「ほとけのざ(仏の座)≒タビラコ(田平子) 」には納得できない。どちらかといえば「コオニタビラコ(小鬼田平子) 」ではないか。小鬼田平子の幼葉なら”七草粥” に入れても食べられそうだ。
 
同じような名前でも 意外に識別が難しい 野草は多い。タビラコ、オニタビラコ、コオニタビラコ にヤブタビラコでは ややこしい。同じキク目 キク科でも、コオニタビラコは ヤブタビラコ属で オニタビラコは オニタビラコ属だという。
 
戻って、ホトケノザ(仏の座) は キク類だが、シソ目ソソ科( オドリコソウ属) で別名 サンガイグサ( 三階草)の方が ”名は体を” 表しているようだ。草茎の高さは10~30cmほどにて 下部で枝別れして 先は直立する。葉柄は円形で茎を抱くように台座風につけ、葉脇に2cmほどの唇状の紫花をつける。
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