2014年正月より始めたわたしの俳句。その年12か月の俳句を50句私撰し句集『2014年甲午 私撰月季俳句集 はじめての俳句』(湘南社)を上梓した。月季俳句の墨彩画や月々の花暦絵など師友の谷内田孝さんに画いていただき、エッセイやコラムを配する編集を田中さんにお願いした。はじめての俳句が、親友の手で厚化粧され本らしくなり感謝している。稚拙厚顔の許しを願う。
やめようか/ つづけようか、迷いながらの俳句が2015年に入って 8か月経った。通勤の往復で詠みスマホ・メモリーし、入力したPCファイルの俳句、この8月30日数えれば243句になっていた。月平均30句は、今もつづいていた。月々3~4句わたしなりの”気に入り”俳句を選び紹介、途中報告にかえる。
1月
○穏やかをきのとに願う未年(1/4)
○俯いて咲く侘助や曇り空(1/7)
○過去という未来探しや冬の旅(1/25)
2月
○猫柳せせらぎに耳欹てる(2/3)
○山里の温む小川やシマどぜう(2/7)
○猫の日や厚着散歩のチワワ犬(2/22)
3月
○早や四年瓦礫の中の土筆立つ(3/8)
○家路にて外す眼鏡に花一片(3/17)
○石垣は風避けなりや野水仙(3/28)
4月
○春の雪園児イヤイヤ手を引かれ(4/8)
○丘と空と海一色やネモフィラ(4/24)
○逃げ水と鬼ごっこする並木道(4/26)
5月
○幼友集う居酒屋初鰹(5/10)
○雨上がり赤いポストや蝸牛(5/30)
○南米の香り届きぬフィジョア咲く(5/31)
6月
○雲水の早朝作務や青嵐(6/17)
○白鷺が群れて知らせる明日かな(6/20)
○奥多摩の墨彩庵や岩魚焼(6/25)
7月
○天気図を切り取る今朝や半夏生(7/2)
○夕暮れの雨の重さや沙羅の花(7/9)
○やすで這う杜の社や雨宿り(7/10)
○河童忌や逆さ花火の隅田川(7/24)
8月
○ドーンドン花火断り火花読む(8/10)
○夕暮れに鳴く蜩や食細し(8/21)
○秋蝉の声哀しくて陵墓買い(8/22)
○北斗星ラストランなり流れ星(8/23)
以上、あくまで途中報告だが、開示に耐えられるか心もとない。引き続き秋たけなわの9月から12月まで、日々句詠しファイルして行こうと思う。
やめようか/ つづけようか、迷いながらの俳句が2015年に入って 8か月経った。通勤の往復で詠みスマホ・メモリーし、入力したPCファイルの俳句、この8月30日数えれば243句になっていた。月平均30句は、今もつづいていた。月々3~4句わたしなりの”気に入り”俳句を選び紹介、途中報告にかえる。
1月
○穏やかをきのとに願う未年(1/4)
○俯いて咲く侘助や曇り空(1/7)
○過去という未来探しや冬の旅(1/25)
2月
○猫柳せせらぎに耳欹てる(2/3)
○山里の温む小川やシマどぜう(2/7)
○猫の日や厚着散歩のチワワ犬(2/22)
3月
○早や四年瓦礫の中の土筆立つ(3/8)
○家路にて外す眼鏡に花一片(3/17)
○石垣は風避けなりや野水仙(3/28)
4月
○春の雪園児イヤイヤ手を引かれ(4/8)
○丘と空と海一色やネモフィラ(4/24)
○逃げ水と鬼ごっこする並木道(4/26)
5月
○幼友集う居酒屋初鰹(5/10)
○雨上がり赤いポストや蝸牛(5/30)
○南米の香り届きぬフィジョア咲く(5/31)
6月
○雲水の早朝作務や青嵐(6/17)
○白鷺が群れて知らせる明日かな(6/20)
○奥多摩の墨彩庵や岩魚焼(6/25)
7月
○天気図を切り取る今朝や半夏生(7/2)
○夕暮れの雨の重さや沙羅の花(7/9)
○やすで這う杜の社や雨宿り(7/10)
○河童忌や逆さ花火の隅田川(7/24)
8月
○ドーンドン花火断り火花読む(8/10)
○夕暮れに鳴く蜩や食細し(8/21)
○秋蝉の声哀しくて陵墓買い(8/22)
○北斗星ラストランなり流れ星(8/23)
以上、あくまで途中報告だが、開示に耐えられるか心もとない。引き続き秋たけなわの9月から12月まで、日々句詠しファイルして行こうと思う。