コロナ感染症患者の”放置・放置”に、怒る！心を痛める。

日本(全国)のコロナウイルス感染者数は、2020年9月28日；82,000人、10/28; 98,000人、11/28; 142,000人、12/28; 220,000人と急増、2021年1月28日；381,000人と激増した。うち、東京都のそれは、9/28全国の31.1%、11/28; 28.3%、12/28; 25.9%、2021年1/28; 25.6%とそのシェアを下げた。その分、地方への感染が拡がった。2021年1月28日、東京都の感染者累計数97,600人(同死者847人)となった。

東京都のコロナ感染症患者の入院者数は、9/28; 1,160人(4.5%)、12/28; 2,300人(4.0%)、2021年1/28; 2,890人(3.0%)と感染症者全体に対する(比率)を下げている。このうち重症者入院数は、9/28; 23人、12/28; 81人、1/28; 150人と重症者病床使用率を高めている(1/28; 56.6%/250床）。ちなみに入院者病床使用率は、61.4%(2,890/4,700床）と厳しい。

ホテル等宿泊療養者は、2020年9月～11月ごろ250～300人位だったのが、12/28; 1,090人、1/28; 660人と稼働率が定まっていない。目に余るほど急増しているのが、自宅療養者の数。昨年9~11月ごろ200～500人位だった自宅療養者(?) は、12/28; 2,700人、1/28; 7,500人と激増。入院等調整者も、12/28; 1,400人が1/28; 5,500人と増えている。2021年1月末現在、入院治療を受けられず”放置されている感染症者”が、東京都地域に13,000人(自宅療養者＋入院等調整者)もいるのだ。

2021年1月28日現在、入院治療を受けられずに自宅療養や入院等調整状態にあり”自宅待機”している感染症者は、現在(1/28)入院者数の4.5倍(13,000人/2,890人）、総感染者の13％(13,ooo人/97,570人）にもなる。自宅療養(?)中の7,500人を別にして、”入院等調整中の感染症患者”5,500人としても、入院者数の2倍、総感染者数の5％になる。ほぼ、”放置”状態にあるということだ。

巷のテレビCMなどでは、放置少女のガチャ遊びやテレビＣＭ(橋本環奈)などでガチャガチャ騒ぎ、auスマホ５ＧのＣＭでは有村架純仲間が”放題、放題”と喧噪この上ない。若い人たちの街での”し放題”を真似たわけでもあるまいに、国会議員や国のリーダーたちの”特別行動”にあきれる。エリを正してほしい。

この頃の国会(衆参予算委員会）や国会議員さんたちの振舞いを憂う！

新型コロナウイルス感染(第３波)拡大の収まりが見えない。政府は、感染拡大と景気経済後退防止の両立ということで進めていたGoToキャンペーンの中断を決め、あわせて12月28日より翌(2021)年2月7日までの緊急事態宣言を発出した。まだ（1月末）効果はみえない。

この12月1月の感染拡大に大きく貢献しているのが“若者”。20代～30代・40代あたりの年代層の感染者が多い。→ 「最近の若者は・・・」という言葉が消えない。目線を変えれば、最近の国会議員は・・・となるかも知れない。同意して、「最近の政治家や議員さんは・・・」ということに、置き換える。

(二次）緊急事態宣言発出の頃(12月中下旬)よりこの1月末までの国会議員や(地方）議員さんや秘書さんたちの会合会食や銀座や繁華街のバークラブや居酒屋＆カラオケ遊興など。とても、この度の緊急事態宣言やこの国の政治などをリードする人たちには見えない。この頃の”若者”以下の振舞いというか資質だ。

国会議員の資質や振舞いのレベルの低さは、先の衆参予算委員会の質疑応答のテレビ放映をみれば解る。施策を表明したり発表したりする総理や大臣の応答ばかりではない。質問する野党側の議員(男女)さんの言葉使いや振舞い(態度)の悪さは、見るに堪えない。若者のタメ口以下だ。

自分たちは、国政選挙で国民に選出された”代表”だとの思いが”ただいま”のような特別人間にしてしまうのだろうか。よくよく、我が身を見直してほしい。若者や市井の人々に尊敬されるような振舞いが見えて、国の政策や要請が国民に受容されるのだと自省してほしい。         （了）

 

世界(全体)の新型コロナ感染者が１億人(死者215万人)を超えた！！

世界(全体)の新型コロナウイルス感染者が、１億人を超えた(2021年1月26日累計)。同死者も200万人を大きく超え215万人になった。1億人と云えば、日本やフィリピンの総人口規模。ベトナム、メキシコやエジプトなどの総人口も1億人前後。これらの国全体の人口それぞれが、全国民コロナ感染をしたという規模に、震えがくる。

加えてコロナウイルスの感染症で亡くなった人々が、世界全体で215万人。200万人を前後する人口規模はどのくらいかといえば、日本の県規模でみると新潟県、長野県や岐阜県あたり１県の人口になるが、市規模でみると札幌市や名古屋市の人口規模でもある。このような地域に住んでいる人々全市民や県民が、コロナで死亡したことになるとは、そら恐ろしい。

世界の全新型コロナウイルス感染者数１億人(1月26日現在）を大きく支えている(?)国は、アメリカ合衆国だ。同時期までのアメリカの感染者数は2,540万人、死者は42万人を超える。人口10万人当り7,700人を超える感染者(死者は人口10万人当り130人にもなる)、人口1,000人当り77人も死んでいるのだ（世界全体平均は、人口10万人当り1,300人/ 死者28人）。

アメリカについで多くの感染者を出しているのがインド(1,070万人/ 人口10万人当り780人)で、つぎがブラジル(887万人/ 人口10万人当り4,200人）。これら3ヵ国で全世界の感染者(1億人)の45％(4,497万人/ 死者80万人)を占める。つぎに多くの感染者を出しているのがブラジルを含む南アメリカ5ヵ国で合計1,456万人(死者37.5万人）と、この南アメリカ5ヵ国と同じ位を占めているのがイギリス、ドイツを含むヨーロッパ5ヵ国で、1,423万人(死者37万人）だ。

幸いにもわが国日本の同時期のコロナ感染者は、全国計で37万人(死者5,300人)。人口10万人当りにしても感染者300人死者4.25人と、世界平均(1,300人/ 死者28人)を大きく下廻る。にもかかわらず、このところの東京都の感染者の拡大には心を痛める。感染者総数の95,600人超え(1/26)は、人口10万人当りにすると720人超え(死者6人超)となる。

このところの東京都の週平均感染者数(1/8,1812→1/26,1045人)が緊急事態宣言後漸減しているとはいえ、大阪府や北海道の死者数の増加ならびに緊急事態宣言発出地域や東京都の病床率(2,847人/4,000床)71％や重症者病床率(148人/250床)59%の高さや自宅療養者(7,500人)や入院等調整中者(5,540人)の多大さに驚愕している。在宅自粛およびマスク着用や手洗いや3密回避などの生活変容は、ずっと続きそうだ。ガンバロウ！

1980年代(昭和・平成改元期)の日本と人々の関心－旅の歌2つ。

1960年代後半(昭和40年代)の日本は戦後復興経済期を脱し、'66(S41)年頃にはじまる３Ｃブーム(カー、クーラー、カラーテレビ)などのイザナギ景気をテコに、経済繁栄期に入ったように見えたが、東大安田講堂事件や日航機よど号ハイジャック事件などのみられた社会的動乱期にあった。

1970(昭和55)年代に入っても、'70年代前半のオイルショックや1973年の変動相場制への移行などによる急激な為替変動などでの動揺がつづいたが、'70年代中期からの列島改造ブーム(田中角栄)による鉄道や高速道などのインフラ投資整備による景気経済浮揚への足掛かりを得ていた。

この頃登場したのが、山口百恵の「いい日旅立ち」(谷村新司作詞・作曲/1978年11月)や久保田早紀作詞・作曲の「異邦人」(萩田光雄編曲)。前者は”国鉄による旅行誘致”ＣＭソングとして、後者は”三洋電機のシルクロード”ＣＭソングとして、1980年代から2000年代にかけて多くの国民に親しまれた歌だ。

この2つの歌曲で解るように、1980年代は文字通りの日本経済繁栄期社会で、日本電々公社(NTT)や日本専売公社(JT)などの民営化や国鉄(JR)の民営化などに加え、東北や上越新幹線や高速自動車道路の建設など、社会的なインフラの投資開発などが進んだ時代。人々はカラーテレビや乗用自動車を購入し、テレビやエンタメなどに興じた。

このような中での「いい日旅立ち」や「異邦人」は、”どこか知らないところ”や”見たこともない異国の風景や人々”などへの関心や興味を抱く。郷愁をともなう旅、知らない土地の夕焼けやひつじ雲を探しに一人旅したり、”すれ違う異邦人のそっと見ていてくれる”やさしさなどをイメージしての旅に寄せる人々を謳った”旅”の歌が、人々の心に嵌ったようだ。

 

超同期情報社会におけるメディア企業の責任認識について

2021年1月20日アメリカ第46代大統領に民主党のジョー・バイデン氏が就任した。州兵25,000人が派遣連邦議会議事堂/ワシントンを厳戒する中での、新大統領の就任式＆演説があった。アメリカ・ファーストを掲げ、米国々民の分断をすすめてきたトランプ大統領の後を受けての就任は、異様に静か。

就任式やパレードを聴講する人々はなく、いままでの大統領就任式イベントとは全く異なった様子に見えたのは、偏にコロナ禍のせいとも思えない。新年(2021)明け1月6日の、トランプ大統領の「連邦議会議事堂まで（デモ行進を）もっと歩け」の掛け声よろしく、武装したデモ隊は議会議事堂の中まで侵入占拠した。民主主義の国アメリカ・ワシントンのテレビ画像だ。

民主主義と国民の結束を分断し、低下させたアメリカの国際社会における尊厳や地位を再浮上させることは容易ではない。覚悟をもって大統領に就任したバイデン氏の奮闘を期待したい。WHO脱退手続きの中止や離脱したパリ協定復帰やＴＰＰ再加入など国際協調路線の復帰をすすめ、協調をリードしてほしい。

それにしても残念なのは、テレビやメディアのこの度の情報発信の態度。就任したバイデン大統領の式やイベントや発言などの放映を大きく超えたトランプ退任大統領に関わる情報量の多さだ。人々の関心や事実情報の多さによる発信のどこが悪いと言われそうだが、メディアの責任は偏に事実情報の発信にあるなどといわれれば、もう言う言葉はない。

人々の関心や賑わいは、新大統領の就任模様より離任トランプ氏の朝から昼にかけての日々模様。ホワイト・ハウスからヘリコプターで近郊の空軍基地に向かう姿や、アンドルーズ空軍基地での離任演説やその後別荘のあるフロリダの邸宅に飛ぶ最後の大統領専用機などのほうが、視聴者を満足させると思うメディアの思い、丸出しのテレビ画面だった。

2021年1月8日のツイッター社の「トランプ大統領のアカウント永久停止」などで、当該社やその他テレビ・メディア社などの見識が見えたなどとは、思えないのだ。

 

世界のコロナ感染者総数9,300万人(死者200万人)になった同日(1/14)、日本は全国で31万人(死者4,350人)。

2021年1月8日コロナ感染者7万人だった東京都の感染者が、この一週間で１万人増加して8万人(同死者700人)となった。東京を含めた日本全体での感染者総数は31万人(死者4,350人)を超えた。同じ2021年1月14日の世界(全体)の感染者数も、9,300万人同死者数も200万人と拡大した。

感染者率を比較するために人口10万人あたりでみると、東京都は592人(死者5.2人)と日本全国平均(感染者245人死者3.4人)の2倍の感染者率になるが、アメリカ(人口10万人当り6,928人)やイギリス(同4,696人)あたりの10分の１、同感染死亡者率ではアメリカ(115人)やイギリス(123人)の20分の１と大分低いのだが、この2週間(12/30→1/14）の日本の感染拡大率は、世界(8,250→9,270万人)の3倍(22.8→31.1万人)となる。ほぼ一ヵ月ほど前1.5～2倍だったのに比べると、拡大スピードの高まりがわかろう。

1月に入ってここ2週間の日本の感染者の爆発的増加(12/27:20万人→1/14:31万人)の11万人は、一日平均にすると7～8,000人の感染者(増)となる。1月14日現在の県別感染者数をみると東京都8万人(1/14,1500人)、神奈川県3万人(同985人)、埼玉県1.9万人(455人)、千葉県1.6万人(490人)や大阪府3.65万人(415人)、愛知県2万人(310人)となっているが、同日の死亡者数(全国4,355人)では、大阪(714人）が東京(700人)を上回っている。

このような日本のコロナ感染状況だが、問題はこの爆発的な感染拡大がもたらすであろう医療崩壊対策だ。絶対数に限らず人口10万人当りでみても世界平均レベルを大きく下廻っているとは言え、東京都始め主な都市やその周辺県などの医療体制には、不安が大きい。東京都のコロナ対応病床使用率は78％(3,133/4,000床)、同重症者病床使用率54％(135/200床)および宿泊療養者908人や自宅療養者8,840人および1/14現在の入院等調整者が6,575人もいるということを聞くと、医療崩壊すぐ隣を思う。

 

2021年に入り11日、コロナ感染拡大が爆発的。日本は一日5～6000人、世界全体では同7～80万人の感染者増！！

2021年に入って僅か11日、世界(全体)のコロナ感染者は780万人増加、同死者13万人増加した(1/11現在、累計感染者9,029万人死者193万人)。この間一日平均70万人の増加になるが、1月11日当日の感染者は77万人である。

このレベル以上に増加加速している日本。ことしに入って11日間の感染者増6万人(23→29万人)は、一日平均にすると5,450人だが、1/11(月)一日の感染者は4,800人ではある。東京都に至ってはこの11日間の感染者増加は、一日平均1,570人で1/11一日の感染者は1,220人に留まった。しかし、少し前の1月第2週の感染増加は、腰の重い政府を動かした。

爆発的な感染拡大を受けた政府は1月7日、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県を対象に緊急事態宣言を発出した。この日(1/7）の東京都の感染者数は過去最多の2,447人となり、1/11までの感染者累計は76,173人同死者689人となったが、この日を含めた元旦より1/11までの東京の感染者は17,320人。3県の感染者増は神奈川7,325人、埼玉4,210人、千葉3,730人で、東京同様の3県計の感染者増は15,265人となり、一都三県計(32,585人)の47％となる。

緊急事態宣言対象の一都三県の中心東京都(76,173人)は、感染者数で1都3県計136,920人の55.6%を占めているが、1月11日(月)一日の感染者は（1,220/2,605)47％。しかるに巷からの声は、東京都の保健所や医療体制の逼迫が伝える。コロナ感染者対応の病床使用率は、78.0％(3,355/4,000床)、重症患者用病床使用率も52.4％(131/250)となっている。

ちなみに、各国各地の感染状況をみるために「人口10万人当り」を表示比較しているが、”人口10万人の市”とは、どのくらいの規模の市なのかをイメージするために、その人口規模の市を例示してみると、つぎのとおり(順不同)。・小樽市(11.5万人）・富士見市(10.8万人)・筑西市(10.4万人)・泉佐野市(10.1万人)・大牟田市(11.4万人)など。

人口10万人当りでの累計感染者数(1/11現在)は、世界(全体)平均1,170人(死者25人)、アメリカ6,800人(死者110人)、イギリス4,560人(死者120人)だが、日本(全国平均)は230人(死者3.2人)、東京都560人(死者5人)、神奈川県310人(死者3.5人)と、感染者数で20％レベル死者数で13％レベルだが、このところの爆発的な感染者増は、油断できない。

ホテルや協力施設への宿泊療養者1,043人、自宅療養者7,494人とは別に、入院・療養等調整中の人が1月11日現在7,031人もいるとあっては、東京はすでに逼迫を越え医療崩壊の状態だとみられる。ウイズ コロナなど忘れ、ストップコロナで邁進しよう！

放題・放題や放置(少女)のかぐや姫と「しっぱなし」横行の巷の話

このところのテレビ(CM)では、放置少女と橋本環奈のコラボのキャラかアバター放置少女が出たり、放題・放題と唄い騒ぐauスマホ５GCMの有村架純が目立つ。ひと昔半世紀余前の高度成長にわく日本で流行ったスーダラ節や無責任男では、何をしても「ハイそれまでヨ」と放題・放題だったが、この頃の"かぐや姫”たちの放題・放題は、何を放題なのだろうか。

それにしても半世紀少し前の世の中は、"サラリーマン”の世。「おれはこの世で一番/無責任と言われた男/・・・調子よく＆楽して・・・/とかくこの世は無責任」・・・と「毎日会社に来ても/・・・じっとしていて・・・/それでも社長になった」とサラリーマンを揶揄する。

何をしても”始末せず”無責任に暮らし、すべてに「しっぱなし」。(何かを)やりっぱなし/(何かを)出しっぱなし/(ゴミくずを)散らかしっぱなし や(靴下や衣服を)脱ぎっ放しなどを「ぱなし癖」などともいうが、「っぱなし(っ放し)」は他にも数えきれないほどある。同じ「打ちっ放し」でも、ゴルフ練習場の「打ちっ放し」とコンクリートの「打ちっ放し」では、大きく違う。

(扉を)開けっ放しや(PCの電源を)入れっ放しなどは ”注意”程度でＯＫでも、壊れた自転車や使えなくなった家電品などの林道横などへの捨てっ放しや廃車の放置などは”罪”なこと。スマホやゲームの「やりたい放題」なるキャラかアバターか？の作りっ放しやクラウドへの放置なども結局、世の中や地球を汚染しているのだと戒めたい。

きょうは、ステイ ホームを勧められている三連休の真ん中の10日。令和三年１１０番の日。明日「成人の日」。お祝いを迎える全国の成人の方々も、ステイホームでの成人の日になって残念でしょうが・・・。おめでとうございます！

 

(2021年1月8日以降)『もう一人たりとも、“コロナ”に感染してはいけない』と。」

年末年始この一週間の世界(全体)のコロナ感染者390万人増加、死者7万人増加した(1/6現在、感染者8,720万人死者188万人)。この間一日平均55万人の増加になるが、2021年1月7日は80万人(+45%)増加している。

このレベル以上に増加加速している日本。この一週間の感染者増3万人(23→26万人)は、一日平均にすると4,285人だが、1月7日一日の感染者は7,500人(+75%）だ。東京都にいたってはこの一週間の感染者増加は一日平均1,070人だが、1月7日一日の感染者は2,440人(+120%)だ。

この爆発的な感染拡大を受けた政府は、(2021年)1月7日、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県を対象に緊急事態宣言を発出した。この日(1/7)の東京都の感染者数は過去最多の2,447人となり累計68,790人、死者も計667人となった。3県の感染者も(1/7)神奈川304人で計24,780人、埼玉460人計16,415人、千葉451人計12,915人で、東京同様過去最多の３県計感染者1,215人となり合計54,110人となっている。

緊急事態宣言対象の一都三県の中心東京都は、感染者数で(1都3県計122,900人)の56％を占めているが、1月7日一日の感染者は(2,447/3,662人）67％と多くなっている。東京都の保健所や医療体制も逼迫を超えていて、コロナ感染患者対応の病床使用率は、78.9％(3,154人/4,000床)、重症患者用病床使用率も48.4％(121人/250床)となっている(1/7)。

ホテルや協力施設への宿泊療養者939人、自宅療養者5,319人とは別に、入院・療養等調整中の人が、1月7日現在4,759人いるとあっては、東京はすでに逼迫を越え医療崩壊の状態だと言えよう。もう一人たりとも、コロナに感染してはいけないのだ。心しよう！

「ヒトや時代との出会いが “天才”を生む」の図－雑話

昨(2020)年10月30日、友人の画集本(A4判160頁)『谷内田孝 76年の杣道－「生きる」－歌思帳の日々』が発行された。私が制作のお手伝い(監修)をさせていただいた素敵な画集本で、私がずっと現代日本の(レオナルド)ダ・ヴィンチと尊敬してやまない谷内田 孝氏の著書だ。

モナリザや最後の晩餐などで知られる16世紀ルネサンス期のイタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの天才領域に重なる絵画、彫刻、建築、土木やデザインまで谷内田氏が重なるのだが、500年前イタリアの芸術家まで遡らなくても偉大な芸術絵画家が、この日本にもいた(250年前)。

先日放映されたNHKドラマ「ライジング若冲」の江戸時代の天才絵師 伊藤若冲。いい年になっても世間や家業を離れひたすら絵に嵌っていた青物問屋の源左衛門が、路上に暮らす謎の仙人売茶翁を介して出会った禅僧大典(碩英梅荘顕常大典)との波長と生き方の純一から「釈迦三尊像」や「動植綵絵」を画くにいたる若冲とも重なる谷内田氏の墨彩画だ。

ドラマでは売茶翁仙人から名前をいただいたとされる若冲だが、実際は五山文学や不立文字や禅宗を探求していた慈雲院住持の梅花顕常大典が、老子の「大盈は冲しきが若きも、其の用に窮まらず」から撰名し”若冲”としたのではないか。これよりやがて、相国寺に帰山し住持になった(1779)大典をして(250年前)若冲が「動植綵絵」の制作画、その寄進にまで行ったのではないか。