吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

うららかな春日に誘われ一人桜花の愛で歩き。

2020年03月26日 | Weblog
新型コロナウイルスの感染がパンデミック(世界的流行)だという。わが国での感染も拡がっている。中国が少々鎮静化したように思えば、只今はヨーロッパEU諸国でパンデミックだという。海外渡航や海外からの入国などの規制や検疫などが厳しくなった。国内でのイベントやクラスターになりやすい施設などへの規制やそのような場所への参集などを避けるよう要請されている。


じっと自宅に籠ってばかりもできない。人混みをさけ、人との接触をさけ、一人歩きは許されるだろうと、マスク姿で近くの公園行きの路線バスに乗る。お蔭様で街路もバスも、人まばら。バスで30分、40年余前に住んでいた西武池袋線の石神井公園駅に着く。5~6分歩いて、公園入口は石神井池のボート乗り場に着く。昔は月2~3回散策した池を回る遊歩道を、南側より三宝寺池方面に向け歩く。



池南側の小高い山沿いは、吉野桜の古木が多い。黒く太い桜の古木さくらの花は、青空にたわわ。その桜花を際立てるようにモミジの若芽や白く咲く辛夷。池の対岸に咲く桜を眺めたりしながら、三宝寺池に着く。石神井池周りと雰囲気が少し違い、池北側の小さな公園には、すべり台やブランコを楽しむ小さな子どもと見守るママが十人ほど。この時期らしい暖かな春日。帰路は、石神井池北側の歩道。池の水面に触れるようにたわわな枝花を見せる吉野桜を愛でながら、公園を後にする。たっぷり2時間ほどのゆっくりウォーキングに汗して帰宅。

先ほど、小池都知事が一日(25日)41人なる感染者の発生をうけ、感染爆発の重大局面なる日常生活節制を呼びかけた。不用不必(不要不急)の外出をしないように努めよう!
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2030年危機/2030年問題についての考抄

2020年03月23日 | Weblog
ただいま(令和二年)2020年、10年後2030年。この5月14日78歳の自分が(健康で生きていれば)、88歳になる。自分が30歳のとき生れた長男(いま47歳)が57歳、40歳のとき生れた次男(いま37歳)が47歳になる。それぞれの子ども(孫)たちも成人したり就学したりしている。


2030年は、何かと基準や目標になっている年。2030年危機や2030年問題といわれる。日本における問題は、8050問題。100歳を過ぎた親の親を介護(老々介護)する親が80歳、子どもがいわゆる”ひきこもり”中高年世代の50歳なる問題。2世代世帯を越える3世代世帯が増える。同居世帯家族が減っていても、老いた”親-子-孫”が、介護したり扶養したりして暮らす。


このようなわが国の人口減少より大きな人口問題以上に、世界は大きな地球(気候)危機問題に直面する。2015年国連サミットが採択し、スローガン発出したSDGsにあるように、これからの持続可能性ある地球世界を維持し、よりよい世界とより住みやすい地球社会を得るために欠かすことができない、国際社会が協力共働して行うとする2030年アジェンダ。具体的な行動指針が17項目のコンテンツになり、合意協定されている。


例えば、地球(気候)環境問題。気候危機を招来する温室効果ガスの元の大気中のCo2の排出抑制問題。現在(2017)世界のCo2累計排出量2兆2千億トンといわれる地球のCo2排出量上限2兆6200億トン(2030年)までは、4200億トンしかない。WMO(世界気象機関)が公表している”地球環境が後戻りできない限界”は、世界の平均気温を産業革命前より1.5度未満にとどめること。すでに(昨年)1.1度高くなっている。0.4度残っていると、言っていられるか。温室効果ガス(Co2)排出の6割はわれわれの生活行動にあるといわれるが、エネルギー生産や移動物流などの企業の経済活動や公共事業などにも、排出Co2を抑制削減できる部分があると思う。2030年危機問題解決への政府、企業や世界の人々の共働が求められている。

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COVID-19パンデミック(令和2年3月)世情と四季の私撰十句

2020年03月21日 | Weblog
〇新型コロナウイルス・パンデミックから;
・ウイルスの陽性マップや獺祭り ・逃水の運ぶコロナやホッピング ・かめ虫のパンデミックや春匂う


〇3月弥生の春の世情;
・梅一輪石透水の御神酒かな  ・村松の十三参り春匂う   ・杖もなく歩む杣道土匂う


〇白咲きの春新芽の花々;
・楢林一人静の花の真白き ・胴吹きの白一輪の山桜


〇弥生水温む春の蟲たち;
・啓蟄や田の畦に穴螻蛄かな ・川蜷の足跡なぞる鯰かな ・かめ虫のパンデミックや春匂う
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あまり先のことを考えず、成行きに任せる生き方がいい。

2020年03月18日 | Weblog
人は誰でも”明日”を知りたい。きょうと同じに暮らせるのか、楽しく暮らせるのか、幸せであるか、豊かに過ごせるのかを知りたい。困難な事態や危機に遭遇しないか、安全に暮らせるかなどを知ろうとする。見通しや予測や占いなどに縋る。AIや予測やシュミレーションなどに頼る。


10年や30年後の世界の人口は、何人ぐらいになっているのだろうか。100億人になっているだろうか、現在よりどのくらい増えているのだろうか。そのときのわが国の人口は、どのくらいだろうか。日本の食料自給率は、何%ぐらいになっているだろうか。とにかく、”生きることや生活環境”などに関わることを知ろうとする。


”何でもできる”と思われるAIだが、AIや科学者の予測は”外れる”ことが多い。予測事象に関わる人が、”何か”をするからだ。科学者や一流の経営者など高い知見やこだわりのある人ほど、外れる予測をする。予測することにあまり関心やこだわりのない予言者や占い師などが、ずばり当てることが多い。思い込みやこだわりや深い知見が、それに”こだわった”予測をするからだ。


アマゾンなどの”その人”の今までや今回の買い物記録(データ)をみて、この人は”このようなモノを買うだろう”なる予測は、結構あたる。政治世論や市場経済などの社会的予測は、いかに高精度の予測をしたようでも、人が”そうならないよう”な行動をしたり、それと異なったことをしようとするので、予測通りにならないのだ。


成行きに任せることが合理的だともいえそうだ。
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バナナとバショウ(芭蕉)の閑話

2020年03月15日 | Weblog
最近スーパーの売り場などで、バナナが目立つ。ダイエットフーズ狙いか子どもからお年寄りまでの”おやつ”目的かは知らない。わが国のバナナ輸入量は全体で年100万トンぐらいらしいが、全世界のバナナ生産量は、約1億トンもあるという。相対的にみると、輸入量が大分少ないように見えるが、沖縄や奄美の国産バナナも量的にはそんなにない。


本州は関東あたりで、よく見かける”バナナ"(木)は、「バナナではなく、バショウだ」という。沖縄でよくみる芭蕉布の元のバショウ(糸芭蕉)らしい。木葉はそっくりだが、少し花の色が違う。バナナの花は少し紫がかっているが、バショウの花は少々黄色っぽい。花以上に実(果実)が違う。まっ黄色に熟したバナナは、木に房状に実っている(収穫期の)時は濃い緑。バショウの実も同じく青いが、房が小さくズンぐりしている。食する気にはなれない。


バナナもバショウもバショウ科の同属だが、同じバショウ(芭蕉)でもミズバショウ(水芭蕉)は、いささか異なる。サトイモ科の植草だ。よく沼や湖の湖畔や近くの湿地に、初夏白い花で咲く。尾瀬沼や網走湖畔などに群生している。バショウを漢字で書くと、あの俳人松尾芭蕉翁を想起する。芭蕉との俳号は、何から何処からきたのだろうかと検索したら、どうもご本人の命名ではなさそうだ。ご自分の住む庵・草庵の庭先に木立つバショウから、弟子たちがそう呼んだらしい。桃青がいつの間にか、芭蕉になったのだという。うらやましい。

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パンデミックを打破して前進しよう!

2020年03月13日 | Weblog
2020年3月11日、WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスの感染拡大について「パンデミック」(世界的大流行)の状態と認定。2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶりだという。


”インフルエンザ”の流行阻止対策以外でWHOが”パンデミック”という用語を使うのは初めてだ。これからは、インフルエンザに限らずコロナウイルスであろうが〇〇ウイルスであろうが、感染拡大が国を越えて世界的に広がるであろうと認定するとき「パンデミック」というようになるのかも知れない。


感染症は何もインフルエンザやウイルスが発生源の感染流行には限らない。むかしの黒死病やペストなどや病源体が不明のものもある。20~21世紀流行のインフルエンザは、1918~19年の「スペイン風邪」、1957年の「アジアかぜ」68年の「香港かぜ」を挟んで、2009年の「新型インフルエンザ」(H1N1)などがある。いまも静かに広がっている新型インフルエンザも「パンデミック」宣言されていた。


2019年12月31日、中国武漢市で発症発表された新型コロナウイルス源の感染症は2020年3月11日現在、世界114か国に拡大しトータル約12万人の感染者と死亡者4,300人に感染拡大している。対策課題は、ワクチンの開発や検査医療の問題に留まらず、世界的な経済恐慌への政策にまで拡大している。2020年3月9日、10日~11日、12~13日連日のダウの株安、日経平均株安のとどまりと景気経済へのテコ入れを期待している。
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令和二年初春(1-3月2020)の私撰俳句

2020年03月11日 | Weblog
〇令和二年1月:
・気淑くし令和初めの雑煮かな ・巨古木の新芽胴吹き空青し ・朝日さす手水柄杓に四十雀
・鶏と豚二つに数へ七草粥 ・ウイルスに宿を貸してよ寄生木よ


〇令和二年2月:
・年一回の喜寿の集いや節分草 ・ふる里の冬草青く放射線 ・イノシシの穿る鼻先冬いちご
・春愁の後ろ姿の受験子よ ・大暴れコロナウイルス春嵐


〇令和二年3月:
・ウイルスの陽性マップや獺祭・裾捲る葉菜洗いや水温む・逃水の運ぶコロナやホッピング
・梅一輪石透水の御神酒かな ・村松の十三参り土匂ふ

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満14年5,100日余のわたしのブログ史

2020年03月09日 | Weblog
2020年3月4日の私のブログ「令和二年桃の節句からの桜梅桃李の閑話」は、1,307回目。2006年3月6日意味不明の記事題「Cは、C調?」でスタートして丸14年の5,117日目。「Cは、C調?」なる記事題にした当時は、バブル崩壊後の景気低迷期。経済や企業経営の回復方向性が定まらず、ただ只管”C”のつくコンシューマーオリエンテドや顧客満足やCSRなどが、”C”調のごとく叫ばれていた時代。


このようなマーケティングや社会視点への目線を提示すべく、まだ”若かりし”(60代前半)の私は、このような記事視点につづき、2006年3月11日「のれんや伝統の功罪」などの記事題を発信している。昔の二宮尊徳翁の”天地自然の理”や”報徳仕法”などを紹介、同年3月21日には「新富裕層は、BoBos族」を、翌週(3/26)には「アンビバレンスの高まり」などを記述、ブログ発信している。


そして14年後の2020年3月4日(水)に「令和二年桃の節句からの桜梅桃李」なる閑話ブログ。14年経っても相変わらずの世相や社会評論的な”自分ひけらかし”になっていることを恥ずかしく思う。良くも悪しくも14年積み重ねた閲覧読者の多さに感謝している。5,117日の累計801,138PV、307,930UUだという。あと何篇何回ぐらいで到達するか知らないが、100万PV(閲覧)&40万UU(視読者)ぐらいまで続けてみようと思っている。 多謝。

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令和二年桃の節句から桜梅桃李の閑話

2020年03月04日 | Weblog
テレ朝(2020)3月1日(日)「微笑む人」の松坂桃李は、よかった。玉川徹氏(羽鳥慎一モーニングショウ)の”神対応”評どおりだ。年々演技巾が広がっているのか、彼の素性なのか知らないが、あの”微笑顔”に表す何かがいい。桜梅桃李からくる個性の輝きか、匂いや香りかなのかは知らない。


国会やテレビのワイドショーなどの質疑応答やコメントなどに、個性や主張が見えなくなってきている昨今、春いまごろの「桜梅桃李」を想う。「世界に一つだけの花」のSMAPの解散などの後、あまりモノ言わぬ(?) 松坂桃李さんの十人十色以上の“微笑み”に教わる。


「桜にはサクラの、梅にはウメの、桃にはモモの、李にはスモモの花の魅力があり、匂い香りがあり、味がある」という桜梅桃李。桜花、梅花、桃花や李花が、それぞれの花で春という季節を知らせてくれる。2月の梅、3月の桃李、4月の桜が、大分早まっている最近の日本だが、春はやはり桜梅桃李に癒される。


「梅は匂い、人はこころ」という城山三郎さんに、桜や桃李は何かなど聴いてみたくもなるが、「梅は匂い、木立は要らぬ。人は心よ、姿は要らぬ」という江戸小唄あたりがよさそうだ。
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