吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

パメラ・メイヤーさんの「嘘の見抜き方」

2015年01月26日 | Weblog
パメラ・メイヤーさんの「嘘の見抜き方」(How to spot a liar)は、時機を得ている。彼女のプレゼンテーションもすばらしいが、内容がいい。彼女の著作「Liespotting: Proven Techniques to Detect Deception」を読んだわけではないが、ロジカルで説得力とウィットのあるプレゼンに魅せられた。

2014年の日本は、欺瞞や偽装と詐称やペイストに踊らされた。全聾作曲家詐称の佐村河内守氏や「STAPはあります」のコピペ論文や研究捏造などが、偽装スキャンダルの中心人物。ゴーストをした新垣氏や偽捏造研究を許した理研の罪も大きい。

振り込め詐欺や政治活動資金の虚偽スキャンダルと佐村河内&小保方両氏の詐称偽装スキャンダルが喧噪する世の中にあって、パメラ・メイヤーさんの”人はウソをつく/ 一日に10~200回もウソをつく/ ウソで交流する”というプレゼンや本は、実にタイムリーだ。

このように説明される世の中にあって、ウソをベースにシゴトをしたり、ウソを集めてビジネスしたりしている人々が多い。政治や世論調査や市場調査などでシゴトしている人々だ。賛成ではないのに「はい/ Yes」と言ったり、そう思わないのに「そう思う」と言ったり、支持していないのに「支持している」と言ったりするアンケート調査などをして”知った”顔をする。ウソが入らない情報収集技法が出来ていないのだ。

パメラ・メイヤーさんを真摯に勉強し、少しでも真実やホンネや本質に近づく方法を研究確立してほしい。反応調査だからそれでいいのだなど無精しないでほしい。ウソを統計や数学的分析で塗布しないでほしい。ウソをホントのように偽装収集したゴミを出さないように努めてほしい。
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(2015年)1月17日(土)日誌

2015年01月18日 | Weblog
あれから20年のきょうは、防災の日。世の中には数多くの何々の日があるが、きょうは特別。2007年1月17日早朝の阪神・淡路大震災から20年なのだ。あの日生まれた赤ちゃんが、きょう20歳の成人。感慨ひとしおだ。

そして、毎年のこの頃は大学入試センター試験。2015年1月17日(2日目は1/ 18)は、豪雪ほど聞かないが冷たい北風がつよい。ご苦労様だが、全国55万人の受験生の諸君が、みな 事故などなく試験に臨めることを願う。18日もつづくセンター試験だが、みなさんが全員ふだんの学習成果を出せるよう祈る。

阪神・淡路大震災から20年。当時被災で亡くなられた方4000人のご冥福を祈るものだが、被災し負傷されたり家屋の倒壊や焼失などをされた方々のこの20年に思いを寄せる。街や社会インフラなどの復旧は、災害の跡を消してなされているようだが、一人一人のかたの復旧・復興は完全とはいかないだろう。住宅や生活面の復興もそうだが、こころのキズ被災はまだまだ癒されないことだと思う。

防災の日やボランティアの日(1/17)が、広く社会に浸透され成果することを願う。天災の国ニッポン、がんばろう力を合わせて!
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2015年1月15日の四人ランチ会

2015年01月17日 | Weblog
文字どおりの寒中だが昨日きょう(17日)は幾分あたたかいが、その日1月15日(木)は特別寒かった。南岸低気圧が冷たいみぞれ雨を、横殴りにたたく。傘が用をなさない中、約束の骨董通り「望洋楼」さんに向かった。11:30オープンの店に10分も早く着いた。

すでに私より早く着いていた谷内田孝さんと、お隣の「ふくい南青山291」さんに入った。福井県物産のアンテナショップだが、食べもの以外のライフスタイル・インテリア品などもある。時間つぶしにはもったいない伝統や自然素材の逸品ものもある。11:30AM到着した岡田さんと3人、望洋楼さんに入った。

少し遅れて到着した能村さんも含め、2015年初の谷内田孝さんを囲む四人会のランチに入った。少し昔旭化成サランラップの社長だった能村さん退職後のただいま、大学の先生をしている。何年か前に愛妻を亡くされたわたしの人生の師友岡田さんは、ただ今お嬢さんと二人暮らし、80歳を過ぎたこの会のご長老だ。

オシャベリの中心は、谷内田さん。最近の作品(墨彩画)を広げての観賞会になる。私が現代のダ・ビンチと紹介する谷内田孝さんの絵画作品作りは、その絵のすてきさだけではない。とにかく、速いのだ。一日何点一晩に何点のスピードでのスケッチや絵筆使いなのだ。もちろん、大きな天井画のような作品は別格だが、旅の途中などは乗り物を待っている間や食事をしながらでも、対象をスケッチ、彩色まで済ます。

話をトレースしたり広げるときりがないので、楽しかった2015年初の四人会日誌を閉じる。皆さん、冷たい雨中をご苦労様でした。多謝。
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寒四郎 「春呼ぶ丘」や 魁夷展

2015年01月10日 | Weblog
寒四郎翌日、春探しではないが、「東山魁夷と日本の四季」展にJR山の手線は、恵比寿駅で下車した。駅西口から駒沢通りを広尾・六本木方面に歩いた。ことのほか北風が顔に痛かった。街道沿いに15分、山種美術館に入った。


何度観ても新鮮な東山魁夷の風景日本画なのだが、入って順路すぐにあった魁夷師匠格の結城素明作品などの前に展示されていた川合玉堂画伯の四季風景画には、感動した。そして、メインの東山魁夷作品。

何とも言葉に表せない青色づかいや個性的な構図の東山魁夷だが、日本の四季自然が、どの絵を観ても”しずけさや静寂”に描かれている。しーんとしている。季節柄か、「年暮る」とともに「春来る丘」「春を呼ぶ丘」「春静」などを、印象的に鑑賞した。

2015年の初美術館めぐりとしては満足的に、山種美術館を後にした2015年1月10日(土)AM11:30でした。

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穏やかを きのとに願う 羊年

2015年01月04日 | Weblog
2015年は、60干支乙未(きのとひつじ)。火山爆発や地震、台風や豪雨による土砂災害、猛暑や豪雪などの異常気象天災に見舞われた2014年は、あばれ激動の甲午(きのえうま)。やさしく穏やかな乙未(きのとひつじ)年は、文字どおり穏やかで落ち着いた未(羊)年になってほしい。

午年のわたしの年2014年は、甲午(きのえうま)。その2014年、少々せわしく動いて来たことをふり返り反省している。2015年、干支きのとひつじにあやかり、少し落ち着いて時代や世の中の流れに沿って過ごしたいと思う。

2015年中にできるかどうかわからないが現役装いをやめ、現役引退を確かにしたいと思う。自分で汗し、自分で確かめないと気が済まない自分を戒めて過ごすようにしたい。関係する周りの人々の意見や気持ちに思いを寄せて過ごすよう努めたいと思う。

こう言いながら、いつも自分本位になる自分を戒めるために、このブログを発信しておく。『穏やかをきのとに願う羊年』。
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2015(平成27)年元旦、明治神宮へ初詣

2015年01月02日 | Weblog
わたしの12回目の午年の2014年が過ぎた。激動の甲午年のはずが、大きな変化もなく過ぎた2014年。あけて2015年元旦、明治神宮に初詣した。2014年の日本は、火山爆発や地震、台風や豪雨などの天災や猛暑や豪雪などに悩まされたが、ことしはとにかく穏やかに過ぎてほしいと願う。

2015年の元旦から三が日は、冬のつよい低気圧により あまりお天気がヨロシクナイと予報されていたが、元旦は至って穏やか。乙未(きのとひつじ)のせいかも知れない。甲(きのえ:兄)の荒々しさに対して乙(きのと:弟)がおとなしいからという謂れを信じたい。

2015年元旦午前10時30分、明治神宮(原宿)の大鳥居をくぐる。ふだんなら深々として静寂な参道だが、きょうは違う。人、人、人が参道の砂利道をザクザク、ざわざわと参詣に向かう。ひとり詣のひとも多いが、ファミリーの人、夫婦の人、友達仲間の人などが、オシャベリしながら歩く。

南神門から入り、本殿正門広場。人、人、人の後ろに並び、参拝できる場所に送り込まれるのを待つ。参内せず、参拝する。神参り祈念の印に御守護お札や福守などを買い、北参道より代々木口に出た。一緒に参詣してくれたMHさんの会社の2015年が繁栄することを祈念した。多謝。
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