吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

成長コンセプトを棚上げしてみたら、どうなるのでしょうか?

2014年04月28日 | Weblog
わたしも含めヒトはいつも、「よりよい状態やよりよい環境」を求めるのだろうか。いまの自分やいまの環境に、100%満足することはないのだろうか。満足や幸福感は、成長を止めることになるのだろうか。高度文明社会といわれる現在は、発展や成長の結果なのだろうか、過程なのだろうか。

韓国の大型客船沈没事故やマレーシアの航空機遭難事故も、東日本震災の原発事故や北京のPM2.5/大気汚染なども、すべて発展や成長の過程なのだろうか。成長や発展の過程において、ありうる必然なのだろうか。何の疑問にも思わず受け入れている成長や発展というコンセプトは、生きることそのものなのだろうか。

昨日より今日、今日より明日と進化したり成長することが、安定なのだろうか。とどまることは、安定にはならないのだろうか。マグロなどの魚類と同じく、泳ぐことをやめると死や滅亡になるのだろうか。今日も昨日と同じ、明日も今日と同じという方が安定的で平和的で、落ち着いた感じがするのだが、そのような考えは共有されないのだろうか。

アベノミクスの三本の矢の第3の矢「成長戦略」が難儀しているようだが、一度成長や拡大発展や興隆だけを追求することを棚上げしたらいかがだろうか。しあわせや幸福や満足のコンセプトや尺度を再考してもいいように思うが、これは先のあまりない年寄りの閑話なのだろうか。
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買いだめ(+/3月)買い控え(-/4月)は、あわせて±0(3月+4月)。

2014年04月26日 | Weblog
どのように切ろうが形をかえようが、この世の総質量は変わらない。国民消費者の総胃袋も、総おサイフも変わらないのだから、駆け込みし買いだめしようが、買え控えしようが時間を延ばせばプラスマイナス・ゼロ。そう思って特段の行動をとらない私は、フトコロが小さい帰属者のようだ。

雑誌や新聞などが消費増税にあたり、駆け込み買いだめするか・しないかとアンケートなどをしている。おおかた、半数が買いだめに走り半数がそうしないなどとの結果を流す。必要なものがまるっきり無くなるわけではないし、後日の廉売などを思い特別に走らないのかと思えば、あと1~2週間で増税などと聞くと、駆け込む。

そんな庶民消費者の様子を大雑把に知りたいと、大手GMS2社の消費税増税前の3月と後の4月の売上(状況)情況を聞いてみた。4月はまだ確定ではないが、ほぼ仮説どおりのトータル3-4月通算±0だ。3月カテゴリート-タルの駆け込みは(前年同期比)10~15%増だが、どうやら4月は前年同期比85~90がトータルのようだ。

3月トータル昨対110~115をブレークダウンすると、販売の中心食料品が105前後、買いだめ中心カテゴリーの住(生活)関連品が125~130、最近専門店にシェアされている衣料品が110~115ぐらいの売上げだったようだ。4月に入り、それぞれのカテゴリーが3月100を超えていた分が、100を下回りそうだというのだから、結局3-4月通算すると±0。前年同(3-4月)期比が100を切らなかったことをもってヨイとする感じらしい。

もう少し経つと、増税に輪をかけた原油原料原価を加味した影響が出て来るかも知れない。何とかちょっとしたインフレを好調に乗り切りたいと願う。
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ろばたや次朗さんで567三人会

2014年04月24日 | Weblog
久しぶりの約束を流すわけにはいかない。年に何回かつづいている三人会。無名会だが、こっそり567三人会としている。オトコ2人オンナ1人の三人、年代もそれぞれ一回りづつ違う。会社やシゴトもそれぞれ違う。それぞれヒトが好きな人種だ。

今回の世話役のA子さん。”すきやばし”は、エライ人たち(オバマさん&アベさん他)にオマカセし、次郎ならぬ次朗で”ろばたや”にしたのでヨロシクというメール。2014年4月23日(水)18:30、約束の神楽坂ろばたや次朗に入った。「春朧 すきやばし避け ろばたや次朗」。

昼間、日比谷(星陵会館)のシーボニアで、70代13人の年寄りランチ会をしていた自分には、オシャベリ会連チャンになった。のど風邪に耳石器患いが重なって少々体調がヨロシクないが、駆け参じた。2~3か月に1回の気楽な集いを流すわけにはいかない。「ろばたやで 桜花の懐石 三人会」。

ろばたや次朗さん。ビールand 日本酒にぴったりの懐石料理。ミシュラン3つ星のすきやばし次郎さんのお味は、試していないので勝手は言えないが、おそらく負けそうもないほどオイシイ小鉢小皿がつぎつぎ。お料理一皿ごとにお酒の銘柄を変えて賞味した。

お足がふらつかないうちにと、つぎの約束をして、いつもより早めに帰宅した。ゴチそう様でした。
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年に一回の定期総会(4/17)日誌

2014年04月19日 | Weblog
2014(H26)年4月17日(木)は、少し汗ばむ好天。わたくしがシゴトさせてもらっている業界団体の年に一回の定期総会&懇親会の日。日本豆乳協会と日本豆乳公正取引協議会、それぞれの総会と合同の懇親会だ。

会場は毎年、ホテル アジュール竹芝。遠方よりの参加者や結構なお年寄りもおられるので、会そのものも短くし かつ開始時間も1時間遅らせた。14:30(午後2時30分)定刻どおり、日本一会員数の少ない日本豆乳協会の総会開始。毎年のごとく、前年(2013)度の活動報告や会計決算の報告をし、ことし(2014年度)の活動計画や予算を議案に審議していただく。

日本豆乳公正取引協議会の議事次第も協会同様だが、活動予算規模が小さいだけに、30分程度の審議で済む。16:00(午後4時)より豆乳(商品)の表示・規約関係ということで、消費者庁の表示対策課の担当官(課長補佐)殿の「景品表示法の制度概要と最近の景表法運用事例」の講話をいただいた。

午後4時30分(16:30)協議会の定例総会を終えると、すぐ隣の部屋で、協会・協議会合同の懇親会になった。会長の開会の挨拶につづいて農林水産省(食料産業局)食品製造卸売課の課長補佐どののご挨拶をいただき、乾杯。途中、「ちょうせい豆乳君」の飛び入り参加などもあり、会は にぎやか&なごやかに盛り上がった。近いうちの市場倍増を合言葉に会は閉幕した。「食育に 大豆を語る 穀雨かな」。
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2年振りの沖縄へのちょい旅

2014年04月15日 | Weblog
このところ忙しく沖縄へも行けない。ちょくちょく行きたいところに行けない。超カンタンさんの沖縄も例外でない。年明け早々より、顔見せてコールが激しかった沖縄の久保田さん。これ以上不義理しては、友人リストから削除されかねない。2014年4月13日、日曜日きょうしかないと羽田に向かった。
カフェ bene 羽田
週末の金曜日、同行するキスリー社長の森ちゃんが日曜日13日12時45分発の沖縄行きSKYMARKをとってくれていた。羽田のカフェでランチ待ち合わせ。搭乗定刻発の飛行機は 好天の沖縄那覇空港に午後3時40分ごろ到着。迎えにきてくれた久保田さんの奥さんの運転で午後5時前、沖縄市知花のKJC社に入った。

新しい工場を視察させていただき、本日のターゲット与儀ファームさんの新しい居酒屋スタイル・レストラン ぶたや黒将(KUROMASA)さんに向かう。読谷村YOGIFARMからそんなに遠くない場所の真新しいお店だ。アグー黒ぶたのしゃぶしゃぶは絶品だが、その他の料理も特段オイシイ。与儀さんとも久しぶりだが、若い青年が文字通りの実業家に育ってくれているのが、特にうれしかった。
ホテルから見た朝の残波岬
オイシイ黒将さんをあとにタクシーで10時前、残波岬の残波岬ロイヤルホテルに入った。少々体調を崩しているヨシザワを気遣って早めのホテル・インにしてくれたのだ。この間お世話になった日航アリビラ・ホテルの先にある残波岬先端に位置するホテルだ。
南国のらんいっぱいの那覇空港
そして翌朝14日(月)、早朝7時にチェック・アウトしたわたしたちは、午前11時15分羽田にいた。出発手続き3分前那覇空港より飛び乗った飛行機は帰りもSKYMARKだった。午後いっぱい事務所でのシゴトをし、ふだんの定時に帰宅した。多謝。
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春めく海風のある日の東京ウォーター・ダウンタウン

2014年04月07日 | Weblog
ゆりかもめは、ふだん新橋から乗る。春めく好天に誘われ、豊洲廻りにした。あまり見ることがない風景に海風が心地いい。地下鉄有楽町線の豊洲から「ゆりかもめ」新橋行に乗った。電車の窓からみる風景は、まるで香港だ。豊洲から有明にかけて立つ高層マンション群が、この街の景色をつくる。

有明コロシアムを過ぎると、お台場「国際展示場正門」ビッグ・サイトだ。IMEC&メディケア・フーズ展が目的だが、近くでは東京マラソンEXPOなども開催されている。メインのターゲットは、日本豆乳協会のブース。試みに出展したのだが、隣並びで出展したキスリーKKのCADOブースも、何気なく気になる。

想定以上のディスプレイングに内心の満足。豆乳には異端の加湿器や空気清浄機だが、いいコラボになっていた。サポートに駆け付けてくれた「ちょうせい豆乳君」の動きがいい。やりすぎるほどのハシャギぶりが、多くの人々の注目を集めた。

気分よく展示イベントを終え、こっそりの打ち上げをと月島に向かう。地下鉄月島近くの”焼肉屋”さんに入った。下町風情いっぱいのオイシイ飛騨牛をゴチになり、春めく海風と東京下町を満喫した。3月のある日に多謝。
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卯月八日(灌仏会)は、甘茶での花祭り

2014年04月05日 | Weblog
むかし田舎では、4月8日(旧暦)甘茶だった。甘茶の葉の記憶はない。ふだんの抹茶でも、この時期の桜茶でもない。隠居の年寄りにいただいたことのみがメモリー。お釈迦様が生まれた日だと聞いたが、花祭りの記憶はない。

東大寺など仏教の世界では、仕来たりとして年季行事になっているらしい。春の様々な草花を飾った花御堂の中に灌仏桶を置き甘茶をみたし、これを柄杓で誕生仏にかけてお祝いする。その甘茶が参拝者に振る舞われるのだというが、この部分が受け継がれたのだろう。(ヘーベ)


この時節、桃祭り、梅祭り、桜祭りなどに文字通りの花祭りなどがあるが、春の花はそんなに多くはない。4月8日を飾る花といえば、エニシダ、ヘーベ、スイトピーやレンゲ草あたりだ。何が甘茶に趣きを添えるのか分からないが、なぜか多い幼稚園や保育園の花祭りには、桜がメイン。(エニシダ)


お釈迦様や山の神様を祀る花祭りが、幼稚児ターゲットに変質した祭りになったのは、幼稚園や保育園がお寺の敷地にでき、お寺さんが経営するようになった戦後の傾向のような気がする。とはいえ、小さなお子さんが桜や菜の花とはしゃぐ花祭りに元気がもらえる。
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春雨の中の弟の一周忌

2014年04月02日 | Weblog
その日3月29日(土)は快晴。つい2日ほど前開花したばかりの桜が、せわしく満開になろうとしている。暖かい。「満開の 桜が誘う 美術館」。上野発12:00のスーパー日立に飛び乗る。弟の一周忌法要のため、実家に向かった。車窓には、芽吹く緑が大きくなびく。ときどき、梅や桜が真っ白に飛ぶ。「見渡せば 芽吹き波打つ 汽車の窓」。

少々体調を崩している自分。実弟の一周忌法要とあっては、少々の無理は致し方ない。水戸から水郡線で常陸太田駅についたのは13:50PM。迎えの妹のクルマに乗って実家に着く。「春雨に 梅も萎むや 偕楽園」。

原野っぽい裏山の山麓は、急咲き梅花の白さが目立つ。水温む薮沢では、小さな沢ガニや砂もぐりが、出たり入ったり。「薮北の 沢ガニ騒ぐ 春雨の後」。見慣れた小さな景色だが、新鮮だ。

夜半からは春の低気圧。かなり激しい雨が朝からつづく午前10時、お寺のお坊さんが到着。結構きつい春雨の中、自分の運転で来られた。読経や焼香の後、とても歩けない山の上の墓参をあきらめ、精進料理での雑談会。これも弔いと言い訳しながらの小宴会になった。
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