特別することもない今日の休日の土曜日、涙涙の「ラストゲーム」(最後の早慶戦)をみて帰った(午後3時)。
”これが教育か”と感涙して帰り、今日の新聞の教育問題記事を読んだ。2008年8月29日、大分県教育委員会は、08年度に採用した小中学校、高校の教員118人のうち21人が不正合格だったとして、その採用を取り消したという。自分(大分県教育委員会)たちが採用して、不正合格採用だったのだというから呆れる。
118人のうち21人が、得点の”かさ上げ”(不正)合格だということは、本来は合格していたであろう21人が”(合格)得点に至らず”(不正)不合格になっていたことになる。何と、118人(採用数)ベースに対して往復42人の”不正”があったことになる。異常な数だ。毎年毎年この程度の規模の不正をつづけ、受験者や子供たちと地域社会を欺いてきた罪は、大きい。
昨日まで自分たちが教わっていた先生が、不正に採用された先生であったということを知った子供たちに何と説明するのか。子供たちや学校を通じて(真実を)知った親たちは、どのように子供たちに説明するのだろうか。
同日発表された文部科学省の全国学力調査結果とあわせて、多くの問題を知った教育関係者や親たちは何を問題視するのだろうか。学力や教育の地域差、学校差、教え方差に、地域(県)の都道府県教育委員会の不正(非不正)格差がどのように影響していたのだろうかなどを知りたいと思ったりはしないだろうか。
涙涙の感涙だけの「ラストゲーム」にもかかわらず、教育についての原点を厚く、深く教えてくれているようにこの映画が映るのは、少しかなしい。
”これが教育か”と感涙して帰り、今日の新聞の教育問題記事を読んだ。2008年8月29日、大分県教育委員会は、08年度に採用した小中学校、高校の教員118人のうち21人が不正合格だったとして、その採用を取り消したという。自分(大分県教育委員会)たちが採用して、不正合格採用だったのだというから呆れる。
118人のうち21人が、得点の”かさ上げ”(不正)合格だということは、本来は合格していたであろう21人が”(合格)得点に至らず”(不正)不合格になっていたことになる。何と、118人(採用数)ベースに対して往復42人の”不正”があったことになる。異常な数だ。毎年毎年この程度の規模の不正をつづけ、受験者や子供たちと地域社会を欺いてきた罪は、大きい。
昨日まで自分たちが教わっていた先生が、不正に採用された先生であったということを知った子供たちに何と説明するのか。子供たちや学校を通じて(真実を)知った親たちは、どのように子供たちに説明するのだろうか。
同日発表された文部科学省の全国学力調査結果とあわせて、多くの問題を知った教育関係者や親たちは何を問題視するのだろうか。学力や教育の地域差、学校差、教え方差に、地域(県)の都道府県教育委員会の不正(非不正)格差がどのように影響していたのだろうかなどを知りたいと思ったりはしないだろうか。
涙涙の感涙だけの「ラストゲーム」にもかかわらず、教育についての原点を厚く、深く教えてくれているようにこの映画が映るのは、少しかなしい。