吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

言葉や文字の”あいまい”さ

2017年07月30日 | Weblog
子、仔、児や小、吾、故などはすべて「こ」と読まれる。ときには、”しょう”や”お”や”し”などとも読まれる。股や胡も「こ」だが、この胡ほどいろいろ読まれ”あいまい”な文字は少ない。当て字読みは別にすると音訓なしに”こ”と読む。意味なし便利冠詞なのかも知れない。

胡乱や胡散のように”う”などとも読まれるが、胡弓や高胡などのように「こ」と読む。もともと胡は、西胡のことのようだが、唐のような中国からみると”遠い西の方にある西胡”やそこいら辺を(西)胡といったようだ。そこから”異文化や異国や西の方の遠い地域”を意味するようになったらしい。

そうは言っても”意味あいまい”というか、付いても付かなくてもいいような「胡」なのだが、わが国における訓読み的当て字が余計解らなくしているようだ。胡桃(ことう→くるみ)や胡菜(こさい→あぶらな)などや胡椒や胡麻、胡蝶や胡粉などはわかっても、胡蒜や胡瓜や胡坐などになるとわからなくなる。

蝶や蜂はどこから来たのか知らないが、胡蝶や胡蜂などと言われる。西の方から来たのかも知れない。中国でいう西の方とは、いまのモンゴルあたりなのか、もっと西のほうなのか知らないが、東胡が唐やいまの中国あたりをさしていたとの説明はみない。意味のない冠詞が、意味あるコミュニケーションの役割をしていたのかも知れない。
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アルチンボルド展鑑賞の記

2017年07月29日 | Weblog
2017年7月28日(金)、久しぶりにシゴトを休み「アルチンボルド展」。業界団体の協会を退任して27日経ったが、一日も休んでいない。猛暑が一休みしたような朝、衝動的に休んだ。午前9時、地下鉄駅に向かう。池袋よりJR山手線で午前10時、上野は公園口より国立西洋美術館に入る。

16世紀西洋絵画の巨匠「アルチンボルド」展。だまし絵やトリック・アートとも喧噪されるが、いま有名なエッシャーの「滝」などとは大きく違う。宗教画のようでもあり、人間画のようでもある。自然や大地地球の万物の根源を描いている。ただ対象物や人物を、果物や野菜や魚や動物で描いているわけでもない。

描く対象の多くは、人物肖像画。職人もあれば貴人や権力者などもあるが、これを野菜果物や魚動物や草木などで、奇想的に描く。だまし絵のなかに、本質や根源を入れる。水が低い所から高き上に向かって流れたり、上昇と下降が逆に見えたりするトリック絵とは違う。人間の視覚や知見の再点検を求めているようでもある。

春、夏、秋、冬なる四季や 水、火、空気、土なる四大元素が、幻想的&奇想的に、時にはグロテスクな人間の肖像画になっている。上下を逆にしたり、左右を反対にしたり、縦に描かれているものを横にしてみたりすると、とんでもない絵に変わる。知見や視覚やあたり前が、真実を見えなくしているのかも知れない。勉強させられたアルチンボルト展でした。
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I T 弱者のある日の一日

2017年07月22日 | Weblog
2017(H29)年7月20日(木)は、さんざんな一日。一人(?)事務所でシゴトする私は、IT弱者。しかし、パソコン(PC)なしでは、仕事にならない。この日も、いつもと同じ。PCをオンして、カバーを上げる。立ち上がらない。画面が出ない。再び電源を入れる。同じ。

昨日まで、このようなことはなかった。スイッチ・オンで起動していた。ひとつも、きのうと変っていない環境なのに。ログインの画面が出ない。電源を外し、PCを裏返しにしバッテリーを外す。そして、バッテリーを戻し、コンセントをつなぎ、電源を入れる。ふたたび、PCが起動しない。しばし、電源を外し、シゴトを断念。

しばらくしてまた、同じことを繰り返す。また、ダメ。あんしんサポート・センターを検索。そして、TELを入れる。電源を入れF1をオンして、またオンしてF2をオン。変わらず。PCを抱えて、ビック・カメラに行く。PCサポート・コーナーに座す。「 どうしました? 」に、事情を説明。それではとPCを開き、電源を入れる。→説明に入る前に、画面が出る。

紅顔し事情の説明も出来ず、PCをバッグに帰る。事務所に戻り直ぐ、PCに電源を入れる。画面が出る。「バッテリーの残量少々・・」の表示でるも、少し作業。しばらくして、再びのダメ。電源コンセントはOK。・・・少々の気づき。「Yさん。このコンセントの電源つながっているいよね?」「つながっているよ」の返事。こんがらかったコードの先をチェック。やっと、ついてないコード先のコンセント・ランプにたどり着く。→→すでに17:00。嬉しくなって、居酒屋に向かう。
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33(サンサン)会・東京会日誌

2017年07月11日 | Weblog
昭和33年中学卒の同級会。古里を同じ茨城県北の中山間地にし、東京あたりに住んでいる7~8人の仲間が33会東京会の面々。わたしを含めその仲間会の6人と中学時代の恩師の7人が集った2017年7月11日。午前11:45上野は、高速バス降車場で待ち合わせた。とにかく暑い。

7人全員そろって上野よりメトロ銀座線で三越前駅に向かう。外は猛暑なので三越前駅よりコレドの中を通り昭和通り方面に歩く。歩くこと10分弱、本日の昼食会は、小舟町の舟寿しさんに到着。ちょうどジャスト・サイズに整えられた部屋で、まずはビールで乾杯と思ったら仲間6人が、小生向けに素敵な飾りスタンド時計をプレゼントしてくれた。

高齢者になって10年豆乳メーカーの業界団体に勤務したご褒美だという。感激・感謝。そして乾杯。何をどうしゃべったのか分からないような雑談が行き交う。ささやかなランチの前菜や茶わん蒸しなどとビールや冷たいお茶などが出る。つい一ヵ月ほど前に小旅行した鵜の岬(33会)の話に、ゴトちゃんが編集したすてきな写真ファイルのアレコレに話が広がる。

おいしいにぎり寿司に、フルーツ&コーヒーまでいただき2時間弱のランチ会を終える。揃って記念の写真を撮り、再び熱い街路をメトロ三越前に向かう。帰郷する恩師を送ろうと日本橋を越え、東京駅は八重洲南口まで歩く。15:10高速バスに乗った先生を歓送する。ホントに昔と今がVRする楽しい一日でした。
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〇〇チルドレンがゆくの政治考

2017年07月07日 | Weblog
2017年7月2日東京都議会議員選挙は、小池チルドレンを55人も誕生させた。都民ファーストの都民ファースト党(会)だ。15~6人ほどの元議員を別にすると、ほぼ40人。その半数近くが若い女性。政治や議員活動が遠いと思われていた女性だ。”はじめて”にフレッシュな期待があるものの期待と不安が半々だ。

小池チルドレンの代表(選挙時)小池百合子氏も、ある意味小泉チルドレンだが、兵庫から東京(選挙区)へ落下傘したのだから、戦闘意欲が違う。今回もその闘争心が成果した。トランプのアメリカ・ファーストより”ファースト”の意味が濃い都民ファーストだ。選挙民都民の生活や政治に顔が向いている。

小泉チルドレンも”改革”を掲げたのだが、郵政改革(民営化)にフォーカスした分、人々の生活から遠かった。しかして、初当選者83人ながら、つぎの選挙での再選者はわずか10人になった。片山さつき氏や稲田朋美氏などを輩出。約100人ほどの記憶の小沢チルドレンの多くも、3年でほぼ全滅した。政権も交代した。谷亮子氏や青木愛氏だ。

そして、安倍チルドレン。2012年12月、自民大勝で110人を超えるチルドレンを誕生させた。小選挙区制の是非が問われた。その2回生が今回のスキャンダルの面々。中川俊直氏、務台俊介氏、宮崎謙介氏(金子恵美氏)、武藤貴也氏、豊田真由子女王様だ。

この度の小池チルドレン、〇〇チルドレンの二の舞にだけはならないでほしい。つぎの選挙でも全員再選してほしい。せめて30人ぐらいは再選して、その違いを見せてほしい。初めてやフレッシュが、いかに成果するかを示してほしい。素人のすごさを見せてほしい。ガンバレ、チルドレン!
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ガンバレ!40代50代。

2017年07月03日 | Weblog
いま(2017)社会を支えているのは、40代50代。ただいま大活躍の10代半ばの若者を育てている。社会が少子高齢化であるがために、働く中心にいるにもかかわらず十分な所得レベルになく、ご苦労されている世代なのだが、世間の風当たりはキツイ。安倍チルドレン初当選二期目国会議員の行いや言うことが、世代批判の対象になっているからだ。

かれら安倍チルドレンお騒がせ議員の多くが40代世代。その前の小泉チルドレンの中心世代は、いま50代だ。そのあとの世代で、いわゆる団塊世代を親にして、バブル期に少年青年期を過ごした世代だが、景気リセッションの就活に苦労された世代。この10~20年、働く世代の中心でご苦労された世代なのだ。

いま40代中ごろから50代にある方々よ!自分たちの社会貢献を自負してください。誇りを持ってください。この国の超高齢者や子ども世代を支えておられる自分たち世代に誇りと自信を持ってください。たまたま、あなた方世代を代表する”でも・しか議員”の方々は、ほんの一握りだと訴えてください。

これからの日本や社会を担っていただく40代50代の方々です。ご自分たちの要望や願いを主張してください。国会や地方議会に送り込む自分たち世代の代表を”よくよく”選別し、ご自分たちが誇れる代表を送ってください。いまの受難は、ただ今の何とかチルドレンに背負っていただけばいい。いま40代50代の方々へのエールでした。
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