吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

コロナ感染第五波の急拡大と激減の科学的原因探求こそ喫緊の課題

2021年10月31日 | Weblog

2020年3月11日、新型コロナウイルス感染のWHOパンデミック宣言が認定発出された。世界の総感染者数12万人同死者4,300人が、世界的流行の兆しになった。同時期の日本全国の感染者数は、620人同死者15人であった。

それから一年と3ヵ月(457日)後の2021年6月11日の累計コロナ感染者は、世界全体で1億7,500人同死者377万人。日本(全国)のそれは 累計感染者77万3,000人同死者1万4,000人。この間の一日当り平均は、世界全体で感染者38万2,700人同死者8,200人。日本は全国で1,700人同死者30人。

2021年6月11日から4ヵ月余(140日)後の10月30日、世界全体の累計コロナ感染者数は2億4,560万人同死者498万人。日本(全国)それは累計171万8,800人同死者18,240人。この間(140日)の一日当りは、世界全体50万4,300人同死者8,640人。日本のそれは6,750人同死者30人。

この間(6月-10月)の感染拡大率(一日当り)は、世界(全体)が感染者数で32%増、死者数で5.4%増なのに対し、日本(全国)は感染者数で4倍(増)、死者数で±0%。日本はこの間感染死者数で世界平均を大きく下回っているものの、新規感染者数で世界平均の4倍を超える増加だ。

日本の一日一日の新規感染者発生のピークは、第五波8月20日ごろ。8/20の新規感染者数は 26,000人(死者40人)ほどであったが、20日後の9/10には 新規感染者10,000人死者70人になっている。それから2ヵ月弱(50日)後の2021年10月30日には、新規感染者数250人同死者10人に激減している。感染者40分の1、同死者7分の1だ。

いかに日本のコロナ感染者第4波第5波なる感染者の増加拡大とピークからの急激な減少が大きかったかがわかろう。デルタ株の浸透増加なのか、日本の世界に突出した人口密度なのか、ワクチンの接種急増なのか、とにかく 第五波の感染急拡大と急激減の原因探求が求められる。ワクチンの接種率の高さや3回目接種率のそれに隠れない激増激減の科学的探究分析が求められる。

 

 

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ドクターX と DXの「x」は、どう違う?

2021年10月29日 | Weblog

このところDX や FX などのついての情報や話題が多い。○○X や単に X 一文字なども一般に使用表記されている。テレビ ドラマの「ドクターX 」もそろそろエンディングイメージ。若い人たちのSNSやメール交信などでの”X”表記も多い。

この”X”は、何の意味なのか? 何語なのか 何の符号なのか? アルファベットでは(26文字中の)24番目の文字だが、終わり(Z)でも終わりの前(Y)でもない。中途半端なのに ”X”がよく使われる。X 線や数学での記号使いだけに 留まらない。

ドクターX やモンスターX などは、単に”X” という名前なのか。 それとも、名前や正体が不明とか ”わからない”という意味なのか。ならば、”X” は 未知のモノやコト あるいは 未知数というような意味なのか?SNS 交信などでの XX(キス)や X (またね や See You) のスラング略語か。

英語の Experience (体験) や Exchange (交換) などの "Ex 何々" を”X”にした略語も多い。CX (Customer Experience/ 顧客の体験価値)やUX (User Experience/ 機能体験価値)やFX(Foreign Exchange/ 外国為替取引)などだが、最近話題のDX (Degital Transformation) は違う。

政府デジタル庁が目指すデジタル変容による”暮しやすい社会づくり”の姿だ。ITやデジタル化とかAIやIOTの導入そのもののことでもない。デジタル技術の活用による生活者や社会の住みやすさ作りを目標にする施策や行動のことだ。ぜひ 広く知恵や技術を集積して” DX ”を進めてほしい。

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(9-10月)秋の詠句 10句と余話

2021年10月22日 | Weblog

    ・みんみんの止んでカナカナ秋の風                  ・虫探し葛の草藪 蔓たぐる

セミ(蝉)は 地上で成虫(セミ)として2週間から1ヵ月ほど 生存するようだが、種類により大変長短の差があるらしい。この日本(関東)で見られるセミは、(春)夏に鳴く蝉から秋に鳴く蝉までどのような種類のセミになるのだろうか。

夏のミンミン蝉、アブラ蝉につづく ニイニイ蝉から秋に入るヒグラシ(カナカナ)や法師蝉(ツクツクボウシ)などになりそうだ。

 

     ・新米と茄子の味噌汁サンマなく                    ・多様性謳って閉幕 蝉時雨

2008~2009年の頃、年30万トンを超えていたサンマの漁獲量が、昨年(2020)は3~5万トンほどの歴史的不漁だという。ことしも一昨年の5~10万トンに届くかどうからしい。この頃の海洋漁獲量を心配していた10月5~8日、北海道東部太平洋沿岸にサケやウニの大量死骸が打ち寄せたの報。

ブリやサクラマスやスルメイカなども同様らしいが、サンマやマグロなどの不漁も重なった関係漁業者に、心を寄せる。

 

     ・真夜中の地震に眼鏡秋団扇                      ・スポーツの日体育もなく神無月

島国日本は 地震大国。365日の一年間170回から210回ほどの地震がある。昨年4回あった震度4(M5.0)以上の地震だが、ことしは既に(10/16現在)6回も起っている。

2021年秋に入ってから(9/16~10/16)のマグニチュード5.0以上の地震は、すでに5回になる。真夜中の地震も多い。トビ起きて枕元などの眼鏡などの探しもの、秋団扇になったものに手がいく。

 

     ・行く秋やジグザグ気温 外着なし                  ・後の月や 十五夜前の十三夜

近年の異常天気は、地球温暖化のせいか。この(2021年)夏から秋にかけての日本(東京)の気温、異常な高温と低温をジグザグさせた。

9月中・下旬の高温(9/23&24)と翌25&26の低温。10月(10/6までの)上旬の高温と10/24の低温を挟んだ10月8日~11日の高温と10月12~13日の低温につづく10月18日から入る超低温の報。晩秋冬ものへの衣替えに悩む。

 

      ・屯ひて 協奏 奏でる こほろぎたち            ・コオロギの 声を拾ひてテレビ消す

コオロギ(蟋蟀)を環境にやさしいタンパク源の昆虫食の王様などという人もいるが、日本の秋の夜長をいやしてくれる鳴き声の 秋鳴く虫の王様と言った方がいい。

カラダは黒褐色、触角は体より長く後ろ足も長い。草の間や石の下などに住み、雄が前翅の発音器を こすり合わせて鳴く。幾匹かが屯って鳴くのは、まるで秋の夜長の四重奏かオーケストラだ。

 

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世界(全体平均)に突出して感染拡大した日本のコロナ第5波感染拡大。

2021年10月16日 | Weblog

2020年3月11日、新型コロナウイルス感染のパンデミック宣言(WHO)が認定・発出された。世界(全体)の総感染者数12万人同死者4,300人が、世界的流行の兆しになった。同時期の日本(全国)の総感染者数620人同死者15人であった。

それから一年と3ヵ月(457日)後の2021年6月11日の累計コロナ感染者は、世界全体で1億7,500万人同死者377万人。日本(全国)のそれは累計感染者77万3,000人同死者1万4,000人だった。この間(457日)の一日当り平均は、世界全体で感染者38万2,700人同死者8,200人。日本は全国平均1,700人同死者30人。

2021年6月11日から4ヵ月(124日)後の9月13日、世界全体の累計コロナ感染者数は 2億3,900万人同死者490万人。日本(全国)のそれは累計感染者数171万4,000人同死者18,000人。この間(124日)の一日当りは、世界全体51万6,000人同死者9,100人。日本のそれは7,590人同死者32人。

この間(6月→9月)の感染者拡大率(一日当り)は、世界(全体)が感染者数で35%増、死者数で11%増なのに対し、日本(全国平均)は感染者数で4.5倍(増)、死者数で6.7%増。日本は感染死者数では、世界平均を大きく下回っての伸びに抑えているものの、新規感染者数では世界平均の3倍を超える増加。

いかに日本のコロナ感染第4波&第5波なる感染者の増加拡大が大きかったかが解ろう。デルタ株の浸透増加なのか、日本の世界に突出した人口密度のせいなのか。とにかく、第5波の感染拡大と感染の収まりの原因探求が求められる。ワクチン接種の拡大だけに寄りかかるな。

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2021年10月13日は「上弦」の日。月の満ち欠けと暦の話。

2021年10月14日 | Weblog

2021年10月13日は 旧暦9月8日で「上弦」の日。旧暦(陰暦)は、むかしは太陰太陽暦や太陰暦(略称;陰暦)と呼ばれ、現在使用されている新暦(グレゴリオ暦)なる太陽暦と違って、月(太陰)の満ち欠けを基準にした暦。※下図;上弦の月

月の始め1日(朔)の月を「新月」と呼び、新月から15日の「満月」への満ち行く半ばの月を「上弦」(概ね8~9日)とし、満月から欠けていく次の新月への半ばの月を「下弦」と呼ぶ。その後、新月(朔)-上弦-満月(望)-下弦-新月(朔)-上弦・・を サイクルにする。

東の空から出た月の弦が下向きの新月が、南中空真上に月の左半分が欠けているのが上弦。その月が西空の方に沈み、弦を上向きにして月没するから「上弦」。反対に弦を上向きにして上り、南中空で月の右半分が欠けて見えるのが下弦。その月が西空に弦を下向きに月没するのが「下弦」。  ※下図; 下弦の月

いまは ネオンが邪魔する都会の空の下で暮らす自分だが、ほぼ70年程前の少年時代は 外灯やネオンなどが全くない田舎の中山間地。暗くて危険と思われる農道や県道や野原で、七夕の夜などは よく星空や月の動きを観察した。 年に一度の織姫とのデートのために天の川を 渡る彦星を 支援する渡し舟のように見える上弦の月が 懐かしい。

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2021年10月11日 満15年と7ヵ月(1480回発信)続いた私のブログ報告

2021年10月11日 | Weblog

2006年3月11日投稿発信開始した私のブログ(吉澤兄一のブログ/goo blog)が、2021年10月11日で 満15年と7ヵ月になった。この間の5,700日に 1,480回のブログ発信をした。一週間に平均2回弱(1.83回)出稿発信してきたのだから、我ながら驚く。

ちょうど一ヵ月前、令和三年2回目の単行本(四六版120頁ほど)のブログまとめ本を上梓した。2020年前後の時節ブログをまとめた「マイライフ徒然草-2020年前後の世情とマイライフ」。2019年3月から2021年3月までのブログ記事をリライトし、四章48話にまとめ、5章目に私の少年時代から2020年現役引退までの七十年の自分史を抄録した。

「Ⅰ」世の中と世情と政情、「Ⅱ」マイライフ非日常日誌、「Ⅲ」自然と花々と地球環境問題、「Ⅳ」令和2年730日の世評や小話 としてまとめた。アマゾンだけでの一般販売だが、調達できなければ直接著者までご連絡ください。

ブログをまとめて出した単行本もこれで十冊余になる。一重にこの間、私のブログを支えてくれた全国約1,000人ほど(1週間)の愛読者のお蔭と感謝している。多謝。

 

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2021年 秋酣(たけなわ)の十月には、”祝日”が一日もありません!

2021年10月10日 | Weblog

2020東京オリンピックが、2021年7月(7/23~8/8)実施になったことで、国民の祝日が移動した。大部分の2021(令和三)年の暦カレンダーは、この"祝日”移動の決定が、多くの次年度カレンダー印刷(済)後公表された影響で、移動前の祝日で表記されている。

よって 多くの人々は、2021年10月が祝日ゼロになったことを知らない。秋酣の10月11日の祝日マークを気にしていた人々のガッカリ度は大きい。2020東京オリパラ開催により移動した祝日は、三日。海の日(7/19→7/22)、スポーツの日(10/11→7/23)、山の日(8/11→8/8)。

新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言(含、まん防)の第五波が やっと解除になった9月30日。さぁ 明日(10/1)からの十月、やっと解ける他県移動規制や三密回避に留意しながらの秋エンジョイ行動に、まだまだの制約自粛心が大。

年間16日の国民の祝日、3-4-5月に5日、7-8-9月に4日や 10-11月に3日のまとまる祝日。10月にあった たった一日の祝日スポーツの日が移動し、祝日ゼロになった。落胆大。せめて、2021年の東京(2020)五輪やパラリンピックの好効果のあるレガシーが、遺ってくれることを願う。

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自詠句「黙食の旧友二人秋海棠」への随想

2021年10月08日 | Weblog

名前は同じカイドウ(海棠)でも、海棠(花海棠)と秋海棠は 種属が違う。一般に カイドウ(海棠)や花海棠と呼ばれる花は、バラ科リンゴ属。秋海棠は シュウカイドウ科ベコニア属。海棠の”棠”は 梨を指すらしいが、海棠は リンゴ(林檎)の仲間。

秋海棠(シュウカイドウ)は、日本各地に半野生化しているが、日本原産ではない。江戸時代 中国から渡来した帰化植物。花のうす紅色が その草の緑に映って、美しくやさしい女性に似ていることから、断腸花(中国)などとも云われる。

コロナ禍は、マスクの着用と三密(密閉、密集、密接)を避ける暮らしなど、多くの新しい暮らし方をすすめる。「黙食」もそのひとつ。ウイルスの感染経路なる飛沫やしぶきを、会話や咳によって発出させない食事をすすめている。

久し振りに会った旧友二人の会食。黙食とマスク会話に努める。会話や想いが噛み合わない。まるで花言葉が”片思い”の 秋海棠の葉の左右非対象のごとしで、首題の詠句。中国あたりでは 煙草の花名の相思草(あいおもいぐさ)とも言われているように、必ずしも“片思い”ではない。”黙食も大いに楽し”です。

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