吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

コロナ感染拡大(リバウンド)抑制(生活)行動は、国や自治体をアテにしないで!

2021年03月30日 | Weblog

昨(2020)3月11日WHOの新型コロナウイルス・パンデミック宣言(発出)時、世界全体のコロナ感染者は約12万人同死者4,290人。同日本の感染者は620人死者15人であった。一か月後の4月11日、世界(全体)の感染者は170万人、死者も10万人を超えた。同日本の感染者は6,000人死者94人であった。

この一か月のコロナ感染者(増)拡大は、日本が10倍同死者5倍強、世界のそれは感染者増15倍同死者20倍強と、文字通りのパンデミックに入った。しかして、ほぼ一年後のコロナ感染拡大は、日本も世界各国のそれをフォローするように拡大、第3波から第4波に入る勢い。

我が国の感染者(全体)総数は、約47万人同死者9,100人と、50万人&1万人目前。ほぼ一か月前1,000人を切っていた一週間平均が3月28日現在、1,700人強と増加。東京都や緊急事態宣言の対象となっていた都市部だけに留まらず地方での感染急増がみられ、34都道府県において感染の再拡大が鮮明(3/30朝日新聞朝刊)だという。

2021年1~2月政府発出の緊急事態宣言は、3月7日まで延長さらに3月21日までの再々延長にならざるを得なかったのだが、大阪府は3月1日に緊急事態宣言の対象から外れた。宣言対象外の宮城県や対象を外れた大阪府の3月7日から21日の再々延長期間の感染拡大をもって、“リバウンド”などと他山の石視できない。

いかに感染の”リバウンド”を抑えるかがマスト課題のようだが、すでにリバウンド超えの第4波に入っている様相。ワクチンや国や自治体の何か(?)強い施策を待つことなく、全国民が一人ひとり自覚して自制自粛を強めるしか方策はなさそうだ。

 

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春日の石神井公園・散策の6詠句

2021年03月27日 | Weblog

〇池鏡 桜と柳 春競ふ

  

〇桜花と 競ふ紅葉の 芽花かな

  

〇水温む 虫餌を狙ふ  いち白鷺

  

〇ヒヨドリの 貪る桜 花の蜜

  

〇花桃よ 白き桜花の 前座かな

  

〇春日浴ぶ 桜の花や 天を衝く

  

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明治神宮御苑、春日の散策(令和三年3月24日)の詠句-5句

2021年03月26日 | Weblog

〇春逍遥 曲がり小径や 葉擦れ音

  

〇巨古木の 桜花を仰ぐ 山つつじ

 

〇静かなる 南池(なんち)の小径 春日蔭

  

〇春日受け 南池(なんち)の亀の 甲羅干し

  

〇大山桜 仰ぐ山吹き つつじやま

  

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春日の明治神宮御苑森林浴散策の記

2021年03月25日 | Weblog

令和三(2021)年3月24日は、文字どおり春日さす晴天。南青山5丁目骨董通りは、ふくい望洋楼で谷内田氏との二人軽食ランチ。ふだんより会話を控えめに、軽定食ランチをおいしくいただく。一時間と少しのランチを後にして別れ、私は表参道より千代田線で原宿は明治神宮前駅で下車。二度とないような好天の春日は、一人森林浴散策と明治神宮の正門鳥居をくぐる。

深い緑に混じって天を衝くモミジやカエデなどの落葉樹の若黄緑が眩しい。まっすぐの神宮詣でを後に、明治神宮御苑の散策と北門口より入園。清正井(きよまさのいど)が閉園していると聞いていたが、ネライは深い緑の森林浴だからOKと、さっそく林の小径を隔雲亭や南池へ向かう。コナラやモミジやカエデの芽若葉や背の高い山桜や辛夷を立てるように枝先いっぱいに咲く小さな花楓に、目を休める。

南池(なんち)に沿う小径を花菖蒲田に進む。水のない菖蒲田は、花まだまだの感じだが、ふっくらに葉茎を緑にする菖蒲が希望的に映る。清正井に向かうのを止め、つつじやまを経由する林の小径を逍遥する。ヤマブキやヤマツツジの間々に、紫小花のスミレやヘビイチゴの白花がやさしく咲く。くねくねした林の中の小径を、北門出口にむかう。

御苑北門出口から明治神宮本殿に参詣し、代々木方面に向かう。欝蒼とした深緑の大木と間をうめるアオイや灌木の緑に目線を取られ、やさしい薫風を頬に受けるようにして、代々木北口をあとにした。

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糸へんの「かせ」という色々ある漢字の閑話

2021年03月22日 | Weblog

日本語は難しい。とくに漢字。1,945字もある当用漢字を含めると、常用漢字は2,136字もある上に、難しく読みにくい人名漢字が863字もある。よく使う”木”を部首にする漢字などは約150字あり、”糸”を部首にする漢字も約200字近くある。

さらに、”へん”づくりでみると、糸へんの漢字は常用漢字で約50字余り、木へんのそれは約40字余ある。木を部首にする漢字は、私たちが自然の森林や木材を住居や生活に利用して暮らす国民であることや、糸へんや糸を部首にする漢字は、綿や麻などからの繊維糸や布や織物などでの衣服や布を利用して暮らす生活をしていることを考えれば、当然かも知れない。

農家出の私には、繭や綿などから糸をつぐむことや紡いだ糸を巻き取ることや糸を布に織ることなどと、それらの道具や機械などを見たり勉強したこともない。このような私が最近、「かせ」という紡いだ”糸を巻き取る道具”や一定の大きさ(枠)に”糸を巻いて束ねた”ものを「かせ」というものを知った。

ところが、この紡いだ”糸を巻き取る道具”(糸枠や糸繰りともいうらしい)の「かせ」という文字(漢字)に、いろいろあることに驚いた。かせ木ともいうらしいからか「桛」(かせ)という漢字もあるが、多くは糸へんの漢字。䋆や綛や絈 などみんな「かせ」と 訓読みする。綛は”かすり”とも読むが、一般に「かすり」は絣と漢字書きする。緕もかすりだ。

これらの違いは、糸を巻き取る道具の形や種類からきているようだが、H形やX形からなのか工字形からなのか、わたしは知らない。

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春告げる黄色い花と春を謳歌する白い花々

2021年03月18日 | Weblog

春の花といえばやはり赤や紅、薄紅色やピンクの艶やかな木花。梅や桃や桜の花々でしょうか。緋寒桜、枝垂桜に始まり河津桜やソメイヨシノなど薄紅色やピンク色の桜の花が、春を代表する花ですか

ね。

にも拘わらず、春を知らせる黄色い草花や春の希望を思わせる白い木花が気になる。黄金色や黄色の蝋梅や山茱萸や木五倍子の花は木花だが、多くの黄花はいわゆる”草花”が多い。庭先に咲く福寿草や黄水仙にはじまり野に咲く蒲公英(たんぽぽ)や山吹などの黄色は、春の太陽だ。

しかしやはり、春を謳歌する花といえば、木花。それらの多くは、白い花々だ。梅(白梅)に代表される多くの果物の花。桜も言ってみれば果物(さくらんぼ)だが、梨の花、李(すもも)の花、杏(あんず)の花、林檎の花など、みんな白い花をつける。山査子や木苺の花も白だ。

加えて、辛夷(こぶし)や白木蓮などの木花やこでまりや馬酔木(あしび)や満天星(どうだん)の花や沈丁花なども白花。二輪草や一人静やはこべら(ひよこ草)などの白い草花もある。白い花や黄色の花も含め、薄紅色やピンクの花々と合わせて、春をにぎやかに謳歌してほしい。

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2021年3月11日世界のコロナ新規感染者大巾減少(1月のピークに比べ半減)の中、日本は下げ止まり&微増!

2021年03月15日 | Weblog

新型コロナウイルスのパンデミック宣言(WHO)から一年('21年3月13日現在)、世界のコロナ(COVID-19)感染者累計は、1億1,900万人同死者は264万人。パンデミック宣言当時の感染者12万人死者4,300人を知れば、その驚異的な感染拡大に驚くが、2021年に入ってからの3か月のコロナ新規感染者数(世界)は、半減しているという。

これまでの世界の新規感染者数のピークは、’21年1月中旬(米ジョンズ・ホプキンス大集計)と言われ、一日約74万人(死者1.4万人)だったが、3月11日現在の新規感染者数は1週間1日平均約40万人(死者8,500人)になっているという(朝日新聞/2021年3月14日/13版26頁より)。

一年前のパンデミック宣言(3/11)から1~2ヵ月後の世界のコロナ感染状況は、一日平均5万人(死者3,000人)/4月から8万人(死者5,000人)/5月ぐらいだったのが、6月頃になると一日平均16万人(死者5~6,000人)に拡大している。2020年6月28日の世界の累計感染者数1,010万人死者50万人の同時期の日本の感染者総数は、19,000人死者990人であった。

パンデミック宣言から一年経った世界(全体)のコロナ感染者総数は、2020年6月28日の1,010万人(死者50万人)が、1億1,900万人(死者264万人)と12倍(死者5.3倍)になった。同じように見た日本の累計感染者は、45万人(死者8,580人)と感染者で24倍、死者で8.7倍と、世界平均の約2倍の拡大になっている。

ことし1月7日発出した日本の第2回目の緊急事態宣言(2/7期限)が、その延長期限の3月7日になっても解除されず3月21日まで再延長された。上述のように感染(減少)が”下げ止まって”いることと、医療体制逼迫の改善が十分でないことなどが事由だが、国民全体の緊急事態での行動規制要請が、効果していない”慣れ”などが背景にあるとみられる。

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15年(5,486日)の私のブログ史回顧

2021年03月13日 | Weblog

2006年3月5日第1回出稿を開始した私のgooブログが、丸15年になった。15年と7日を過ぎた(5,485日)私のブログ「”寿命”の向う!ーその先を思う」(2021年3月12日)の出稿発信は、1,417回篇目になる。この15年5,485日の間、私のブログを訪問してくれた読者は、延べ35万人(UU)。延べ閲覧頁数は、87万頁(PV)になる。

1回篇(本文)A4-1頁(挿絵写真含め3頁)ほどのブログだが、大体3~4日に1篇回を5,486日(15年)続け1,417回篇出稿してきたのだから、平均年94.5回篇出稿・平均週1~2回出稿発信してきたことになる。このブログへのアクセスが延べ35万人、頁ビューが延べ87万(PV)ということは、平均すると年延べ23,000人/延べ58,000頁閲覧(PV)されてきたことになる。多くの愛読者に感謝している。

このブログを開始した頃(2006年3~4月)を振り返ってみると、出稿最初の2~3か月は挿絵のスナップ写真もない”随想コメント”文のみの読みにくいエッセイ調だ。「新富裕層は、BoBos族?」(3月21日)や「アンビバレンスの高まり」(3月26日)とか「ランチは、おにぎりとカップはるさめ!」(3月30日)など、私個人の関心事が題目になっていた。

その後も”会社の品格”(2006年4月)や”はてな(?)の「社会人基礎力」”(2006年5月14日)などの代り映えしない題目に過ぎていたが、最近は少し世情や世の中に近くなった気がする。”放題・放題&放置少女や「しっぱなし」横行”(2021年1月10日)や「国会や国会議員の質疑答弁や振る舞いを憂う」(1月30日)や前述の「”寿命”の向う!ーその先を思う」(3月12日)など。

しかして、延べ35万人の読者に支えられ励まされてきた15年1,417篇回投稿発信続けられたgooブログと愛読者諸氏に感謝すること大なのです。

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”寿命”の向う!ーその先を思う。

2021年03月12日 | Weblog

人には、寿命がある。100余歳とか100余年など(?)。いのち(命)ある生物すべてに、その種や固有なりの寿命がある。生きものに限らず鉱物や化石や地球そのものにも、何万年何億年という寿命がある。コンクリートや鉄筋などのビルや建造物および道路などのインフラなどにも、寿命やライフサイクルがある。

住んでいる街や国や地球などの寿命のなかにあって、私たちは街や住居や人生のライフサイクルを考える。自分が生きていく環境や制約の中で、自分の人生設計を描く。自然災害や事故被災などのリスクと自分の命のリスクを考え備えて、日々を生きる。

東日本大震災(2011年3月11日)から10年。10年を振り返ったり、十年忌追悼にあたり黙祷したり、人それぞれだと思う今日。被災された宮城や岩手や福島の方々や原発事故で今も避難生活を余儀なくされておられる方々に、お見舞いを申し上げたい。とくに離れた場所にいて原発事故放射能被災を受け住まいを奪われた飯館村は長泥地区の方々の”いま”に思いを寄せる。

依然、政府や東電の福島原発事故被災復旧のロードマップは、2031年発2051年のまま。原発の周りに野積みされた汚染水タンクの処理も決まらない中、敷地周りの汚染土処理も見えない中、取り出せても始末の行方が見えない燃料デブリを2051年の後、どのくらいで始末できるのか。21世紀後半のいつ頃、キレイな土地に戻せるのか。福島原発も含む全国に点在する原子力発電所の ”寿命”後の行方を思う。

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東日本大震災(2011年3月11日)から十年の日に寄せて

2021年03月11日 | Weblog

つい一カ月前の日(2021年2月13日)の深夜、東北地方で震度6強の激震があった。一ヵ月後の3月11日は、あの十年前の東日本大震災の日。この東京でも、眠りを破る大きな振れを感じた夜だ。ちょうど十年前(2011年3月11日)の、この国観測史上最大級のマグニチュード9の東日本大地震に匹敵するように思われた2月13日(2021)の地震は、震度6強でマグニチュード7。

大きな津波や原発事故の重なりがなかった分救われたが、震源近くの東北地方からこの東京あたりまで、道路のり面の崩落や崖崩れおよび家々の棚やコンビニ棚の商品などの崩れなどが報告された。十年前の大地震(東日本)やここ1~2年のよく経験した地震などに紛れて”慣れ”感が身についているからか、それなりに過ぎた。

それ以上に、この一年は世の中がコロナ禍の不安や政治などの喧噪に過ぎた。新型コロナウイルスの感染拡大の収まりや終息が見えないこと。繰り出す政府や行政の施策の後追いやその場しのぎ感が拭い切れないイラダチ。総務省や農水省の官僚たちや政治家の振る舞いの醜さや繰り返す欺瞞答弁。さらには、コロナ医療体制の逼迫や保健所や自治体のプアなスタッフ体制などに、いのちや生活の安心が得られないことなどに、ストレスが高まる国民市民です。

このような事態そのものが緊急事態なのだが、世の中は緊急事態宣言解除と解除された後などに喧噪している。十年経ってまだ福島原発事故の放射線で住まいを追われた人々は、帰還できない。ここは”住民の全数一致が出ていないから”住宅造成できないとか、まだ放射能の除菌すら手がついていない(白地)などで、きょう明日も読めない暮らしに悩んでいる人々がいるというのだ。

どうする菅総理や復興大臣はじめ政治家のみなさん。十年忌法要に手を合わせて終わりですか。新型コロナウイルスとその変異種への対処や東京オリ・パラへの対応など大変でしょうが、復興五輪ということも忘れず東北の復旧復興や原発出の汚染水・汚染土と燃料デブリの処理などにつき、頑張ってください。お願いします。

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