すべてのエンタテイメントは、フィクションに過ぎない。
ドラマも映画も音楽もスポーツも、赤の他人が演じている作品。
タレントでも俳優でもアーティストでもスポーツ選手でも、
僕らが知っている彼らは、アニメのキャラクターのようなもので、
それを演じる彼らが本当はどんな人間なのかなんて、わからない。
「ファン」が愛していた「その人」は、作品の中にだけ存在する。
あくまでもキャラクターだから、創作・演出された人格でしかない。
リアルな「その人」は、私生活を共にしない限り知り得ない赤の他人。
ディズニーの着ぐるみの中身のようなものだわね。
すべてはフィクションなのだから、いつか必ず最終回は来るし、
ある意味、始めからそんな人など居なかった、とさえ言える。
だから、演者のリアルな死とは切り離して考えるべき。
たとえ演じるのに疲れたその人が消えたとしても、
みんなに望まれる姿としての彼のキャラクターは、
作品内においては永遠に生き続けるとも言えるのだから。
まあでも、実際シンドイよな。
別に同情の余地なんてないけど。
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