いぶろぐ

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これ何かの映画じゃないの

2010-07-14 22:34:23 | いぶたろう旅日記
夢のような日々が過ぎ去っていきます。
何ものにも追われず、時間の流れは確かにゆっくりなんだけど、
不思議なくらいあっという間。
夢の中なんじゃないかという感覚がいちばんしっくりくる。

昨日までの何もかもが素晴らしすぎて、これ以上ないんじゃないかと思ったけれど、
まだまだあったんだねー、これが。
とにかくこの旅行中は1日たりとも、ほんの1時間ばかりも、
ムダな時間、つまんない時間、退屈な時間がなかったよ。
完全にストレスフリーの毎日。こんなの何年ぶりだろうね。
何度も言うけれど、本当に贅沢な時間でした。

で、今日はと言えば「ヒルトンにお呼ばれ・その2」です。
今回残念ながらヒルトンに泊まれなかったんだけど、
そのことをとっても気にして下さってて、
よかったら一日ヒルトンで過ごしませんか、と言って戴いたんですね。
僕は僕でインターコンチも気に入ってるんで、どうということもないんだけど、
せっかくのお誘いだからと思って喜んで受けました。

ヒルトンはもうね、完璧に洗練されたホテルだね。
隅から隅まで上品なつくりになっていて、落ち着ける雰囲気。
朝起きてしばらくしたらピックアップが来てくれて、
ついたらまた出迎えてくれて、シュノーケルのセットを貸してくれて。
ヒルトンの敷地内に、モーレア島でも指折りの美しいラグーンがあって、

絶好のシュノーケリングスポットがあるんですよ。

シュノーケルなんてやったことないし、基本マリンスポーツは苦手だったんだけど、
せっかくのチャンスだし、何事も挑戦でしょ。
意を決してチャレンジしましたよ。

そしたら!!

いやー、やっぱりなんでもやってみるもんだね。
世界観が変わってしまいました。
最初はおっかなびっくりで、足のつくとこですら水飲んで大変だったんだけど、
慣れたらコツがつかめてきて、そうしたらもう楽しい楽しい。
僕は泳ぎは不得意なんだけど、泳げなくてもOKね。
浮いてるだけで楽しい。
そこら中に珊瑚礁があって、色とりどりの魚たちがつっついて食べてるんだけど、
近づいても全然逃げないの。
こっちをじーっと見てるヤツもいて。
なんだか生徒に似てるヤツもいて(笑)。
僕が泳ぐと影が出来るから、その下を群れなして泳いだりするんだよ。
何これ。まんまディズニーの世界(笑)。
係留してある船の下とか、橋の下には陽射しを避けて無数の魚が居て、
眺めてるだけで楽しい。
2時間以上ずーっと浮いてました。

泳いだらお腹も空いてきて、ビーチに備え付けてあるリクライニングに戻ったら、

なんだかメニューが置いてある。
何の気ナシに眺めていたら、ビーチボーイがそれに気づいて、注文取りに来てくれた。
え?てこた、このままここで食えるの??
これまた贅沢だよね。
で、お気に入りのポワソンクリュと、
エビの串焼きと、


でーっかいハンバーガーをオーダー。


したら「ポテトはいかが?」なんてマックみたいなセリフがあって、
もちろん戴きます。

ご存じの通り、マックみたいなバーガーとポテトじゃなくて、
お皿に載って出てくるのね。
小瓶に入ったハニーマスタードとケチャップも付けてくれる。
これがまたうまいんだ。

一品1500~2000XPFと値段も張るんだけど、それに違わぬ美味しさです。
またビーチで食べるから一段と、ね。


うまそうに喰ってると、羨ましそうにニワトリが(笑)。
ビーチにニワトリ??
ま、いーかと思ってパンくずをくれてやりました。
屋根の上にはこんなゲストも。
もうホント、「楽園」だよね。

たらふく食べたら眠くなって、少しまどろんで。
今度はプールで泳いでみたり、あちこち歩き回ったり。
これがタヒチのシンボル、「ティアレ・タヒチ」です。

桟橋がずっと海に続いてて、
その先にいくつもの水上バンガローがつながってる。

先の先まで行くと絶景のポジションがあって、

ここで夕陽見たら最高だな、と思ってベンチを動かして、ずっと海を眺めてました。

そしたら、この夕陽ですよ。最高ですね。


日本人も何人かいて、日蝕ツアーの人もいたんで、
イースター島はどうだったみたいな話を聞いてました。
海外で日本人に会うのイヤがる人もいるけれど、僕はそうでもないな。
なんてーかな、日本人を厭がるのって、結局それが「ザ・日本人」なんだよね。
卑下することも勘違いすることもなく、ひとりひとりが毅然としてればいいんじゃないの。
ただ、気さくに陽気に話しかけてくる外国人を見ていると、
確かにだまーってる日本人って、何考えてるかわかんないように映るかもしれないやね(笑)。
「Hello」とか「How are you?」とか「see you」にぴたり来る日本語がないのがいけないのかも。
敬語の存在も距離感を保つよね。
文化の問題だから一口に良いの悪いの言えないけれど、
若いウチにこういう文化に触れておくことは、グローバル時代ではきっと大きな意義があるだろうね。
外国へどんどん行けば良いんだよ。航空料金も思い切って安くしてさ。
またはひょっとしたら、関西弁を標準語にしたら全部解決するかもしれない(笑)。
東京の気取り文化、よそ者文化がよくないんだきっと(笑)。

ヒルトン滞在中もミホさんがあれこれ気を配ってくれて、
帰りのピックアップもばっちりでした。
もうほんと、至れり尽くせりです。

早いもので、本当に早いもので、今日はモーレア島最後の夜。

たくさん泳いだから疲れてはいたんだけど、名残惜しくてしょうがなくて、
いつまでもバンガローの周りで月と星を眺めて、
遠くから聴こえるタヒチアンダンスのドラムに耳を澄ませ、
最後の夜を噛みしめていましたとさ。

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