年末より息子経由のインフルエンザに苦しみ、
年明けてようやく熱も引いたものの、
新年のご挨拶もできずにおりましたら、
ちょっとおめでとうとか言いにくい雰囲気に……。
天災は日を選ばず、とはいえ。
この寒い季節に寒い土地で、しかも暗くなる時間帯にこの規模とは。
停電もあり、交通網も寸断されるなかで、
津波と余震の恐怖にさらされる被災者の方のご心痛を思うと、
衷心よりお見舞いを申し上げずにはいられません。
被災地にご親族ご友人のおられる方には甚だ配慮を欠くようで恐縮ですが、
年の初めに友人知人の皆様にご挨拶を申し述べる私儀、ご容赦ください。
にしても、ここ三十年を振り返っても相当の場数を踏んだはずなのに、
相変わらずのテレビの災害報道はどうなんでしょう。
さも良い人そうな、心配そうな声で同じ言葉を繰り返し、
いかにも大地震らしい、津波らしい絵面を探してる。
テレビの優先順位がよくわかる。
結局は他人事だし、画面に映すのはインパクトある画と綺麗事の台詞のみ。
阪神大震災の直後に故上岡龍太郎が怒りに震えたあの頃と、
おおよそ変わり映えがしない。
…なんて皮肉言いながら、
自分はといえば相も変わらず呑気に子供との写真をあげる親バカぶりで、
この辺が私の限界です。誠にすんません。
みなさま今年もよろしくお願いします。
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