今朝未明、ちょっとしたバイオレンスがあって、
久々に流血負傷してしまった。
それがないと生きていけないほど大切にしているものを隠され、
必死に探すも見つからなくて困っている僕を、
黙ってニヤニヤしながら見ていたヤツがいた。
ついイライラしてしまい、空手部出身の僕はどうもまったく
無意識のうちに蹴りを食らわせてしまったようなのだ。
ただ相手もさるもので、鋭利な木片で僕の足をブロックし、
僕は爪を割られてしまった。
床に血がポタポタと垂れた。
むちゃくちゃ痛かった。
なのにヤツは平然としてやがる。
まったく、昔からそうだったが、いつまでたっても恐ろしいヤツだ、
タンスの角ってやつは。
点鼻薬、どこかなあ……。