いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

まっすぐですみません

2011-04-12 02:22:42 | 特選いぶたろう日記
お気づきの通り、
自分で言うほど、曲がってなんかないんです。
普通の人が巧く曲がれるコーナーで、
しょっちゅう縁石に乗り上げてます。
でも、コースアウトしない妙なコツを知っていて、
それで何とかリタイアせずに生きている、
そんな感じです。

いやいや、君はひねくれている、と言ってくれる人もいます。
あんまり親しくない人が多いですけど(笑)。
色んな理屈で自分の本音を歪めて、
周囲に合わせよう、目立たないようにしよう、
そんな感覚が少し欠けているだけです。
むしろ、そっちの方がきちんとひねくれている感じがします。

僕はイヤなものはイヤなだけで、好きなものは好きなだけで、
ほんとはひねくれてなんかないんです、たぶん。

いままで、頭に浮かんだけれど、
ブログに書くまでもないな、と思って消えていったこと。
この1ヶ月はツイッターに全部残してきました。
振り返ると、本当にまっすぐでした。
ブログを書くときはどうも照れ隠しにちょっと気張っているようです。
ツイートの断片をかき集めてみると、ちょうど一枚の絵が浮かぶように、
愚直な自分の思考の跡がありました。
僕はまっすぐなだけでした。

偏差値とか体脂肪とかでしか自分の実績を語れない屈折も、
法律論や哲学の文言の生呑み込みや難解な用字で、
ショボイ自分を実際以上に大きく見せようとする虚勢も、
僕には無用なヘアピンカーブでしかなかったのです。
僕はただ、いつでもまっすぐ爽快に走っていたかった。

コーナリングにこそ、その人の腕が表れるのでしょう。
上手な大人はたくさんいます。
僕はその真似事はできるけれど、
ブレーキパッドがすり減って、いつもどこかが軋んでる感じです。

まっすぐ、ただまっすぐに走っていきたいのですけれど、
どこかで曲がれなければ、同じ所には留まれません。
今いるところがどうというのではなく、
まっすぐであることの宿命のようなものだと思うのです。

まっすぐですみません。
まっすぐで申し訳ない。
まっすぐでこれからも、ご迷惑おかけしますね。
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