昔は、大動物獣医師は18Gの注射針ばかり使っていたような気がする。
私は、マイシリンのような懸濁液も、粘度のある注射液も、18Gで注射することはない。
針は少しでも細い方が痛くないに決まっている。
マイシリンだと19Gを使うことが多い。
他の薬は20Gで注射することが多いが、量が少ない注射のときは22Gも良く使うようになった。
馬の注射はゆっくり針を刺した方が良いと思っている。
頚を触らせる馬ならまず問題なく注射できる。
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私が獣医師になった頃、まだガラスの注射器も使っていたし、留置針はなかった(使っていなかっただけか?)。
今は点滴も、針が抜けるのを心配せずに行うことができる。
便利になったもんだ。
留置針も太さ、長さ、いろいろそろっている。
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ただ、まだ18Gの針しかおいてない診療室を見ることがある。
細い針、使ってみませんか?
18G2 1/2の留置針は子牛には長すぎますので、2インチを使用したり(20Gではコシが足りない?)
やはり、診療対象により違うのでしょうか?それとも私だけ特別?
勝手な疑問で申し訳ないのですが、筋注の深さと効果には差があるのでしょうか?あと、太さで痛さは変わると思いますが、長さで痛さは変わるのでしょうか?
最初の頃すごく暴れていた子も、今では殆ど暴れないまま終わります。刺しバエの方がきっと痛いと思います(^_^)v
はじめまして。コメントありがとうございます。
長さにもこだわっておられるようで、良いことですよね。牛は皮膚が硬くて厚いので、細い針だと刺さらないでしょう。私の話はあくまで馬の話です。
筋肉でも、部位によって吸収の速さはことなるかもしれませんね。私は臀筋に筋肉注射するのを好みません。トラブルがあったときに、上向きの傷になるので治りにくいし、どうも吸収が悪いような気がするからです。
針は先端が刺さってしまえば、深くいれるときにはそう痛そうではないので、長い針が痛いということはないように思いますが、どうなんでしょ?
最近、馬にドミトールをうつのに24Gを使うことがあります。ただ、液量の多い薬だと吸うのに手間取るのと、静脈注射では血液の戻りを見るのが見にくいです。
細い針を使うときにはシリンジも細い物をつかうと、注射しやすいと同僚が教えてくれました。