【スーダラ節の倫理学】

2020年9月24日

【スーダラ節の倫理学】

「スーダラ節」の楽譜を渡された植木等が浄土真宗の僧侶だった父親の前でそれを歌い、激怒して勘当されるかと思ったら、「この『わかっちゃいるけどやめられない』はなくならない。これこそ親鸞聖人の教えだ!」と感動されたという。

真剣に悩んでも、人がわかっちゃいるのにやめられないのは、たいがい永遠の矛盾を孕んでいるからで、真実を明らめようとする本が難しくて眠くなるのは、この世界がどうしてそういう妙な構造になっているのかという難問がスイスイ解けないからだ。読書会の下読みをしながら鼻歌で眠気払い。

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