◉5月の猛暑

2019年5月26日(日)
◉5月の猛暑

5 月とは思えない猛暑である。午前 10 時から近所の寺で法事があるので黒い服を着て出かけた。

寺は住まいから直線距離にして 800 メートルほどの「近い」ところにあるのだけれど、「遠いからタクシーに乗り合わせていこう」という隣人の誘いをお断りして歩いて出かけた。法事を終えてお斎(とき)になり、雑談で「駒込駅近くに寿司屋ができるんですよ」と話したら「場所はどこ」と聞くので、ここから直線距離にして 800 メートルほどのところだと答えると「遠い」と言う。直線距離にして 400 メートルほどのところに大きなスーパーマーケットができたときも「近くて買い物が便利になったね」と義母に話したら「遠い」と言っていた。「遠い」という感じ方は人それぞれなのだろう。

法事が終わって自宅に戻ったら、疲れたと言って妻は倒れこむように昼寝してしまったので、近所の魚屋まで買い物に出た。坂下の商店街まで、ここから直線距離にして 1,000 メートルほどしかない。けれど、「遠い」という感覚が鈍い自分にも、帰りはだらだらした上り坂なのでなのでちょっとだけ遠く感じられる。

買い物を終えて長い坂道を登っていたら iPhone が聞きなれない着信音を出すのでポケットから取り出してみたら緊急地震速報の着信だった。坂を下ってくる人が同じ警報音に驚き、立ち止まってスマホを見ながら「地震だ…」と言っていた。

帰宅したら保育系編集者から「少し前の地震、ちょっとびっくりでした。大丈夫でしたか?」というメールに添付して原稿が届いていた。日曜日も仕事をしろということだ。

   ***

未明に苦しそうな息遣いをしていた妻からちょっと遅れて自分にも花粉症がやって来た。スギ花粉ではないのかもしれない。外出が辛いし、仕事が混み合ってきて、編集者も休日出勤しているらしいので、明日のシンポジウム聴講は取りやめにしようかと思う。幸い満席になりそうらしいし、おとなしく外出を控え、洟をかみながら仕事をしよう、そう決めたら息が楽になった。

書名と装幀に惹かれ、音楽でいうジャケ買いで、今野真二『正書法のない日本語』岩波書店を注文してみた。正書法とは体系化された言語表記のしかたを言う。スマホで注文したついでに洟をかみながら恐る恐るネット検索したら、清水エスパルスはベガルタ仙台に勝って降格圏上に浮上していた。大相撲では富山市呉羽町出身の朝乃山が令和最初の優勝力士になった。わが家にとってはよい一日だった。

コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
人それぞれ (サッカーおやじ)
2019-05-26 09:24:10
おはようございます。

近い、遠い、もそうですが、
時間の感じ方もそうですよね。
夕方って何時頃なのか、いつも思います。
『夕方伺います』なんて連絡があると、
何時でしょうか?と、いつも確認しています。
 
 
 
夕暮れ時は… ()
2019-05-26 10:17:11
そうそう、「もう遅い」「まだ早い」もあいまいですね。夕暮れ時といえば、今月 8 日に静岡呉服町裏通りあたりを歩いていたらライブハウスがあって、NSP 元メンバーのライブ告知がありましたよ。
 
 
 
さびしそう (サッカーおやじ)
2019-05-27 09:17:39
おはようございます。

情報ありがとうござうます。
中村さんかな?
調べてみます♬
 
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