電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
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静岡県清水市出身、東京都文京区在住、本の装丁専門のデザイナー石原雅彦による日々の記録。東京教育大学教育学部芸術学科最後の卒業生。
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▼小さな本屋
子どもの頃、親に本を買ってやると言われると近所の小さな本屋に行き、児童書棚のほんのわずかな在庫の中に自分の読みたい本がないかと一所懸命に探した。その小さな書棚の中に世界の全てが集約されているかのように満足しつつ本探しに没入できる、子どものサイズにちょうど良い本屋が町にあるのは幸せなことだ。
↑
豊島区巣鴨にて。
大人になっても小さな本屋に入り、わずかな在庫の中から必ず一冊、読んでみたい本を買おうと決めて、集中して本探しをするのは楽しい。そしてそうやって探してみると、わずかな在庫の取りそろえ方に、他の書店と明らかに違う店主の嗜好が反映されているととても嬉しい。
思想的な主張がある本屋に限らず、小さいということは必然的に個性を帯びてしまうのかもしれなくて、それが小さいということの良さの一面かもしれないと、散歩の途中で見つける小さな本屋に入るたびに思う。
コメント ( 9 ) | Trackback ( )
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清水出身の者です。
本屋の匂いがすきです。
最近は大型なショップさんが増えましたが
こういう本屋、って落ち着くんですよね。
清水の万栄堂さんは未だあるのかしら・・・?
大丈夫、友だちが9月8日にくれたメールに
「新聞を開いてびっくり清水駅前の書店「万栄堂」がこんなチラシを入れてきた」
とありましたから。
たいした本を買うわけでもなく、何となく立ち寄っていた。
店頭に、配達用の自転車が置いてあってね。当時の本屋さんは、小さな店でも配達をしてくれてましたよね。
そういえば、入江岡駅の先の方、小芝さんに向かって左手に、小さな本屋がありましたね。
ありました。
稚児橋を渡ってすぐ左っ方ね。
母はあの本屋に毎月手芸雑誌を配達してもらっていたと思います。
僕も英語塾帰りの寄り道は愛林堂書店でした。
そのとき知り合ったのが
「ぼうや」と呼ばれる青年で
その愛林堂で自転車で本の配達をしていました。
で、私は坊やがいるから
さらにその年下ということで
「僕」と呼ばれていました。
野球が上手くてちょっとあこがれでした。
店先にマンガが置いてあったので、時々立ち読みしましたね、懐かしい。
その道をそのまま進んで、小芝さんの手前の交差点右の古本屋さんは現在も営業しています。
懐かしい話し好きなので喜ばれることでしょう。
小芝さんの手前の交差点右の古本屋さんは「富士の清水っ子」さんの親戚じゃなかったかな。違ったかな。
みなさまのコメントをジーンとしながら読んでます。
愛林堂書店はとっても小さな本屋でした。
いつもは祖母が店番をしていましたが、私も中学生くらいから時々店番を任され、嬉しかったです。
本の紙やインクの匂いに囲まれている時間が大好きでした。
ご贔屓にしてくださった方々・・・・
本当にありがとうございます。