Ema Personal WIKI

Androidで使えるローカルWIKIアプリをいくつか落として使いはじめたが、Ema Personal WIKI が群を抜いて使いやすい。

マークダウン書式とかWIKI書式というものがある。たとえば自分がやりたい文中の文字列から別の書類へのリンクはWIKI書式では、ネット接続を前提にして書かれるのだけれど、このローカルWIKIではその辺は簡単になっている。文章を書いていてある言葉に関する別なノートを作りたければ、Ema Personal WIKI ではカーリング・ブラケット {} で囲んでやると囲まれた文字列がリンクになる。そのリンクをクリックすると、文字列名のノートがあればそこへジャンプし、なければ新たに作られる。そういうリンクを利用して網の目のようにリンクしながら、考えたことを書きつづっていくのがローカルWIKIだ。


最上部の[Back][Home][Edit][Sync]四つの必要最低限なボタンがとても便利で、画面デザインもシンプルにまとまっている。Dropbox との連携もよくできていて、ちょっと心配だった自動同期もオフにして手動で行える。ログインして同期を開始すると Dropbox 内に Personal WIKI というフォルダが作成され、それらはテキストファイルなのでエディタでも読み書きできる。手動同期をするために[Sync]ボタンを押すと右上にプログレスバーが表示されて同期作業がちゃんと行われているか確認できて嬉しい。

 Mac OS や iOS で夢中になっているローカルWIKIアプリ VooDooPad では文字列からリンクを張って新しいノートを作ると、それ以降その文字列が登場する度にハイパーリンクになるので、たとえば「都合がいい」であれば、自分はこんな時にこんな都合で「都合がいい」を使っていたのかという気づきになって都合がいい。

 VooDooPad では何をしなくてもハイパーリンクになるのだけれど、Androidで気に入っている Ema Personal WIKI は文字列からノートへハイパーリンクさせるときカーリング・ブラケット「{}」で文字列を挟んでやる必要がある。そうやって意識的にハイパーリンクさせるのでは予想外の気づきにならないので、Androidでは新しいノートを作る度にその見出し語を{}つきで辞書登録してしまい、入力時に気づきが起こるようにしてみた。これは自分にとって 都合がいい のでよいアイデアだと思う。


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