電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
小田原まで
2016年9月20日
僕の寄り道――小田原まで
生まれ故郷にはいつまでたってもあれこれ用事があるもので、平服だったり黒い服だったりしながら、月に一回程度は東京清水間を往復している。故郷を持つとはそういうものなのだろう。
本を読んだり、居眠りをしたりして過ごす鈍行列車の旅が昔から好きだ。以前はJR駒込駅から外回り山手線で東京に出て、東海道線始発電車熱海行きに乗っていた。けれど最近の熱海行きは宇都宮線直通になって栃木県からやってくるので、東京駅や上野駅で待っていてもすでに満員で座れないことが多い。立っていては眠れないので旅の楽しみの半分を失うことになる。
というわけで最近は内回り山手線で新宿に出て、小田急小田原線の急行小田原行きに乗っているが、こちらは新宿駅始発なので必ず座れる。
朝一番の5時に家を出たとして、東海道線を使うと所要時間1時間57分(駒込 05:17発 - 小田原 07:14着)でICカード利用だと1,663円かかるが、小田急線だと所要時間1時間53分(駒込 05:20発 - 小田原 07:13着)、ICカード利用で1,039円となり、小田急の方が早く500円以上安いことになる。
行きは迷わず小田急線に乗っているが、帰りは小田原乗り換えをするかそのまま東海道線で行くか迷う。料金は安いけれど乗り継ぎがうまくいかないと東海道線の方が早く帰れる。小田原のふた駅手前、根府川辺りに差し掛かるといつも悩むのだけれど、9月20日は後方から台風がやってきていたのでそのまま東海道線で帰ってきた。
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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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ただ、小田急線は、朝の小田原からの上りは過密ダイヤのため時間がかかり、反対に夕方の新宿からの下りはJR線以上に超満員なのであまりいい印象がありません。
朝の新宿からの下り線、夕方の新宿方面への上り線利用だと、このデメリットがないので利用しやすいのでしょうね。