▼西ヶ原みんなの公園

 


東海、東南海、南海と三つの地震が同時に起きた場合、静岡県では8,100人の死者が出るという予想が中央防災会議から発表になったけれど、郷里には親戚や友人知人が多いので予想とはいえあまり気持ちの良い話ではない。



「西ヶ原みんなの公園」にて。



東京都北区西ヶ原、旧東京外国語大学跡地の一部が防災公園として整備されて今月から開放されている。名前は「西ヶ原みんなの公園」といい、防災拠点なので100トンの防火水槽をはじめとして、たくさんの防災用の仕掛けがある。ベンチは座板を外すと炊き出し用のかまどになるそうで、初めて見たときはなるほどと感心したが、最近は防災拠点となる公園に次々に採用されいているのをよく見かける。



「西ヶ原みんなの公園」のかまどベンチ。



公園によくある藤棚などの洋風東家をパーゴラと呼ぶのだけれど、ここのパーゴラは屋根が葺かれていないのに山型になっており、緊急時はテントをかぶせて避難所になるらしい。これまたなるほどと感心した。



「西ヶ原みんなの公園」の防災用パーゴラ。



広大な芝生の原っぱもあるので、かまどベンチで炊いたご飯を、広い原っぱで車座になってみんなで食べ、パーゴラテントで寝たら楽しいだろうなと思うけれど、そんな体験ができるときは災害時なので楽しいはずがない。



「西ヶ原みんなの公園」の芝生原っぱ。
 
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
日ごろの備えが大切 (薬局の末息子)
2010-04-22 11:50:32
 こういう設備は、いざというときに使えないと困るんだから、日ごろから練習するといいんだよね。
 たとえば、料理店の常連客が集まってバーベキューをするとか・・・
 
 
 
外語大跡地だけに… ()
2010-04-22 16:21:16
ほんと日本とネパール混合でバビキュとか。
 
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