▼体育の秋と蝶たちの秋

 


 このところ街なかで元気な蝶の姿をよく見かける。ツマグロヒョウモンにせよアオスジアゲハにせよ、4、5月から10、11月までの間という広範囲に出現期があるのだけれど、もうすぐ10月という時期に来て、飛び回る姿が元気の良いことに驚く。



ツマグロヒョウモンとアオスジアゲハ



 あまりに元気がよいのでひと所にじっとしていてくれず、ポケットの中にあったカメラがオートフォーカスに手間取る機種だと、なかなか写しとめることができない。人間には「体育の秋」だというけれど、猛暑が去ってしのぎやすくなった今が、蝶たちにとって最も体がよく動く季節なのではないかと思ったりする。



ランタナに夢中のツマグロヒョウモン



 とくに蝶たちが狂ったように群がっているのがランタナの花であり、中南米原産のこの花は蜜が好まれる品種なのかもしれない。野生化し繁茂しすぎて海外では問題になっているというランタナが、日本国内でどんどん野生化して繁殖地を拡げていること自体が、気象の異常さを物語っているというから、蝶の異様な元気さと関連づけると、ちょっと怖い気もする。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
清水の猫 (薬局の末息子)
2009-09-28 10:59:25
 先週は、細君とともに清水に行き、駅前から村松まで「巨樹めぐり」をしてきました。(終点には老夫婦の栖があるわけですが)。
 月見里神社の入口の小道に堂々と猫が寝てて、引き綱をつけられた大きな犬が通っても、一瞥をくれただけで動じない。
 目にひっかき傷があったので、ひそかに「石松」と名付けました(が、石松は小物だからあんなに堂々とはしていないか・・・)
 
 
 
清水の猫 ()
2009-09-28 12:56:21
そういえば清水の鉄舟寺門前の猫も妙に泰然自若、人を人とも思わない風情で、こちらを無視して股間を舐めてましたね。

   ↓

2005年6月6日の携帯スケッチです
http://www.den6.net/e_nikki/050606.jpg
 
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