電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
【人の流し方】
2020年9月3日
【人の流し方】
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴールド免許の最寄警察署更新が滞っている(【新型コロナと運転免許】)。誕生日直前となり、仕事も一段落し、試験場に行けばすぐやってもらえるというので、混雑状況を調べ、四半世紀ぶりに鮫洲の試験場に行ってきた。
初めて新開業した高輪ゲートウェイ駅を通過し、品川駅で乗り換えのため京急のホームに出たら、ホームが整列乗車用に色分けされていた。
青は羽田空港行き快特と急行、赤は都営地下鉄から乗り入れて横浜方面へ向かう快特と特急…といった具合に色分けされており、非常に合理的にできている。美観的に優れているとは思わないけれど、ベルトコンベアで自動的に運ばれる受動的存在になった気がする。楽と言えば楽だ。
試験場も四半世紀前に比べて綺麗になっており、間隔をおいて密を避け、受動的に流されていくためテープとロープフェンスによる波線的導線が場内全体に描かれていた。人間がパンデミックの中を物として流されていくモダンタイムス的物流で、カクカク動くチャップリンになったような気がした。
***
ベッドの中でパジャマごとパンツを脱いで下半身スッポンポンになったところで目が覚め、慌てて元通りにはいた。風呂に入る夢を見ていたのだ。こういう夢は初めてで、動作を伴った寝ぼけに近い。モダンタイムスの影響が残っていたのだろう。時計を見たら午前 4 時なので、昨日の自分を思い出すようにこの日記を書いた。
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